21・22・23巻
ネロの自殺後 ガルバ オトー ヴィテリウスと短命な政権が続く ローマは 良い指導者を見つけられず 良い人材も先に見通しのつかぬ人間により自殺へ追い込まれたりする
胸のすくような―活躍をしてくれる人間は出てこない
そして父から子へ どちらも下からの叩き上げの軍人で実務の経験もあり 政権は続いていくはずであった
しかしバトンを受けた長男はわずか二年で死ぬ
その弟は 兄よりかなり年下で 父や兄のした苦労や積んだ必要な経験もなかった
そして殺される
で また 次の皇帝に
現在も支持率など表されるが 民衆は浮気だ 善政が人気を呼ぶとは限らない
そして どう見ても国民に仇しているとしか思えないのに続く政権もあるのだ