これはね~~~もう幾度も観てる大好きな映画です!
音楽もいいし 一つ一つのセリフもいいんです
馬の乗り方だって 子供の頃に観た時はー誰だって大人になったら普通に乗れるよねーって思ってました
でも馬 高いんです 大きいんです
あの乗り方だけで尊敬です!
見るたびにーああ ユル・ブリナーいい!って思っています
ジョン・スタージェス監督
脚本 ウィリアム・ロバーツ
農作業に励む平和な村
しかし村人は近づく物音に「奴等だー」と不安そうに顔を見合わせる
間もなく現れるカルヴェラ(イーライ・ウォラック)を首領とする野盗の一団
「久しぶりだな 酒はあるか この村に来ると落ち着くぜ」
飢えた手下には食わせ 銃や弾も手に入れないといけない この首には賞金もかかっているー
話し合いが必要だな よく考えておけー
と脅すような言葉を残し野盗は去る
「今度 襲われたら我々は飢え死にだ」
「何とかしよう」
話し合う村人だが解決方法は「わからん」って情けなさ
村の外で住む長老(ウラジミール・ソコロフ)に教えをこいに行く
「長老に相談しよう」
長老は 戦え 銃を買え 国境に行けば幾らでも売ってる
そう言うも
「俺たちは農民だ 撃ち方も知らない」
長老「習えばいい」
ならばガンマンを雇うしかない
闘ってくれる男を捜しに町へ行く三人ばかしの村の男
街では二人の紳士が葬儀屋と揉めていた
死体を見つけた行商人の男が弔ってやれーと見も知らぬ人間の為に金を渡したが
死んだサムは白人でなく 人種差別で白人でない人間を墓地に埋葬できないーと葬儀屋は脅され 霊柩馬車の御者は逃げたと
騒ぎに一人の男が逃げた御者の代わりを引き受ける
精悍な面差し 引き締まった体つきの男はクリス・アダムズ(ユル・ブリナー)
「俺がやろう 霊柩車の護衛は初めてだ」
もう一人はヴィン(スティーブ・マックィーン)
この二人の佇まいに興味を持った若い男チコ(ホルスト・ブッフホルツ)は成り行きを見についていく
クリスとヴィンは撃ってくる相手の居場所も見当つけて撃ち合いに勝つ
「回れ右して引き返せ」
そして墓地で待ち構える男達を早撃ちで腕など撃ち抜き 相手の戦意を奪う
鮮やかな手際を観ていたサムの埋葬を頼んだ男は喜ぶ
「女房に話しても信じない たいしたもんだ 一生忘れんよ」
連れの男と馬車で去っていく
クリスとヴィンは互いに何処から来たか話し 名乗って別れる
ヴィンは町で仕事を捜していた
村から来た男達はクリスの宿泊する部屋を訪ねた「あんたは信用できる」
カルヴェラ率いる野盗一味から村を護ってほしいーと事情を話す
役人に頼めーと言うクリスだが 村人達は更に訴える
役人はいつ来るか分からない野盗など待てないと言う 何もしてくれないと
村を護って闘う男を捜す為に全財産を集めてきたと
村人たちは 自分達も「村をあげて闘う」
クリス「一度始めたら殺し合いが続くぞ カタがつくまでずっとだ」
まずは人集めだーとクリスは言う 肝心なのは腕だーとも
クリスの戦いぶりに感心しているチコが早速志願してくるが
チコ「人を集めてるとか」
クリスは手を叩かせて腕を見る
チコは失格
クリス「若くて負けず嫌いで ああいう人間が大勢墓場に眠っている」と村人に言う
そこへクリスとは旧知のハリー・ラック(ブラッド・デクスター)が入ってくる
「撃つなよ」
ハリーはクリスが村人に肩入れするのは 何かうまい話があるからだろうと勘ぐっている「俺ものったぜ」
クリス「ハリー早合点するな」
酒場で村人といるクリス「今 入ってきた男に酒を奢りたい」
男はヴィン
ちょっと賭け事してみるが勝てない
ヴィンのありついた仕事を聞くクリス
ヴィン「村を護る仕事ってのは どうだ」
クリス「村からハエを追い払う 彼らの村だ」
村人「仕方ない 雑貨屋の方がずっといい仕事だ」
ヴィン「今 何人だ」
クリスとヴィンはオライリーという男を誘いに行く
ベルナルド・オライリー(チャールズ・ブロンソン)は朝食代ぶんの薪を斧で割っていた
クリス「南の村を護るのに6人いる」
オライリー「敵は?」
クリス「30人いる」
オライリー「むこうみずだな」そして「俺は高くつく」
その答えに去ろうとするクリスとヴィン
しかしオライリー「20ドルかー」
ナイフ投げがうまいというブリット(ジェームズ・コバーン)をやたらと挑発する早撃ち自慢らしい男
ブリットより自分の早撃ちが凄いと周囲に認めさせたい
勝負をしつこく挑む「この腰抜け野郎 次はぶち抜くぞ」
一度目の勝負で納得せずブリットの周囲を銃で撃ち「今度は真剣勝負だ」と
そして身の程知らずの男の胸には ブリットのナイフが刺さる
その騒ぎを見ていたクリスとヴィン
勿論彼を誘うのだがー結果は
クリス「銃もナイフも一流だ だが断られた」
そして再び 泥酔したチコがやってくる「いたな 捜したぜ 手を叩けってさ どれだけ早いか見るってよ
あんたを凄いと思ったんだ だから一緒に仕事をしたかったんだ なのにガキ扱いしやがって
見てろよ お手並み拝見だ
手なんか叩かねえ
本気にしてねえな はったりじゃねえぞ 立てよ
聞いてんのか 俺と勝負しろ 立ちやがれ
銃をとってくれ」
そして酔いつぶれた
店の男にクリス「迷惑かけたな このまま寝かせて起きたら銃を返してやってくれ」
ドアが開いてブリット登場 仲間に入ると言いにきたのだった
そうしてクリスに会いに来た別の男は
リー(ロバート・ヴォーン)
「覚えてるか」仕事と報酬について聞く
クリス「6週間で20ドル」
リー「お尋ね者はなんでも高くつく」
クリス「腕はいい 必要なのはそれだけだ」
ある程度人数も揃い村へ向かう 村の男とクリスら一行
チコが遠くから彼らをつけてきている
男達は口々に「酒場の若造だ」「諦めの悪い」
しかし男達は夜になると少し離れたチコを「食べものはあるのかな」などと気遣ってもいるし
次の朝 姿が見えないとまた心配している「ほっとけ 自由の国だ」
気のいい男達なのだ
「姿が見えないと寂しいな」
チコは先回りして川で魚を焼いて食べて待っていた
クリスがチコに「来い」と手振りで呼んでやる
一行の一番最後にチコ
一行が村に着くと様子がおかしい 静まり返っている
一行を連れてきた村の男達「客人に失礼だぞ」
現れた長老「よう来なさった 御勘弁を農民は臆病で何でも怖がる」
クリス「謝らなくていい 歓迎は期待してない」
長老「明日は感謝祭だ それまで待って下され」
村の鐘が鳴る 馴らしていたのはチコ
頼まれたから来てやったのに隠れてるーと村人にその臆病と礼儀知らずぶりを詰る
「そのうち戦い方を教えてやるからな」
チコのいきがる様子を笑って見ている長老
(ここまでで大体 1時間でした)
村に女がいないことを言いあう雇われてきた男達ヴィン「清い暮らしができそうさ」
ハリー「天気を当てるとか男といるのも悪くない」
感謝祭でオライリーはナイフで削って器用に笛を作り吹いてみせ 女の子に笛をやる
そこに村の少年が何か報せに走ってきた
動くクリスに他の男達も動く
少年はカルヴェラの手下が丘の下にいると伝えた
クリス「生け捕りに」
その指示でブリットが動き チコもついていく 静かにリーも
馬は三頭
手下男達二人は撃たれ 一人は馬に乗って逃げようとする
はるか向こうにいる男を仕留めるブリット
チコ「すげえ腕だ」
ブリット「最悪だ 馬を狙った」
怯える村人達にクリス
「近くにいたら偵察は出さん 時間はある」
男達に銃の扱い方を教え 村を護る為の溝を掘り 網をはり 罠も仕掛ける
川でチコは少年の恰好をしたペトラ(ロゼンダ・モンテロス)を見つけて捕まえる
乱暴されると思って女達を隠していたんだ それだけ自分たちのことを信用していないんだーと言外にこめて
しかし他の男達は気付いていた自分達には豪華な肉の入った食事を出してくれているが 村人達の食べているのは豆をトルティーヤだけ
クリスは村の外で暮らす長老を迎えに行く「村に引っ越しだ ここじゃ守れん」
長老「農民の話は農業と女のことだけ 女の方も83から駄目だしな ここにいるよ」
そうしてカルヴェラ一味を迎える準備は万全かと尋ねてくる
ヴィン「10階から落ちながら男が言った 今のところは大丈夫だ」
ヴィンとクリス 準備したものについて検討しあう
ヴィン「運がよけりゃって話だ」
クリス「そうだな」
カルヴェラ一味が近付いて来る
村の少年が帽子を振って合図
男達 迎え撃つ準備をする
村に入ってきたカルヴェラ「手下たちが戻らないわけだ 雇われたのか」
クリス「そうだ」
カルヴェラ「閉め出す気か」
クリス「閉じ込める」
カルヴェラ「聞いたか 俺たち40人を閉じ込めるとさ 雇えてもせいぜい4人だろ」
クリス「黙って引き上げろ」
カルヴェラ「山で冬を越すんだ 食料がいる たっぷりとな」
山分けでどうだ とクリスらの気持を変えさせようとするがー
クリス「うせろ!」
撃ち合いになるがー形勢不利のカルヴェラ一味は逃げていく
喜ぶ村人達だがー
村人「乾杯しよう俺たちの為に闘ってくれたー」
しかし そこに響く銃声
敵の一味は林の中に隠れていて見えない
オライリーを慕ってやってくる3人の少年
オライリー「駄目だ 村に隠れてろ」
少年達「くじ引きでおじさんの係りになった おじさんが死んだら仇を討つ お墓にお花もあげるんだ」
偵察に出た村人「撃ち合う前って手に汗かくかい」
ヴィン「毎度だよ」
村人「手はびっしょりなのに 口はカラカラだ おしゃべりは邪魔かい 正直言うと怖いんだ」
チコの傍にペトラが来る「心配で」
以前にチコを叩いたことを謝る「痛くない?あの時は叩いてごめんなさい 父さんに言われていたの 連中に近づくな」
チコ「おやじさんの言うとおりだ とにかく帰れ 見つかるぞ」
ペトラはチコの傍にいることを選ぶ
ガンマンの暮らしは家も無く妻もなく子供もーその見込みもなしーとヴィン
心安らぐ場所もなしーとクリス
リー「敵もなしだ 皆始末した」
しかし そんな強気の言葉を言ったリーは実は悪夢にうなされていた
夢に怯える「こわがるなと 日に何万回と唱えている」
そんなリーに村人は言う「ずっと戦ってきたなんて勇敢な」
リー「ずっと怯えきり 自分を騙す嘘をつく -敵なし 全て始末したーとんだお笑い草だよ 」
テーブルにたかるハエの一匹を掴み「昔は3匹とも掴むことができた」とリー
オライリーのところにいる少年を呼ぶ母親の声
少年はオライリーのことをベルナルドと呼んでいる
クリス「ベルナルド?」
オライリー「親がメキシコ人とアイルランド人なのでね」
ハリーは相変わらず村に宝物があるのではーと村人から聞き出そうとし 今では村人にからかわれている
チコはカルヴェラがこの村を狙う理由を知る
彼らは焦っていた もう三日も食べてない 死ぬ気で来るぞ
カルヴェラが本気でかかってくると聞き 今度は怯えだす村人
クリス達に出ていってくれと言い出す
掌を返したようにー
クリス「戦うんだ」
村人「今すぐ出て行ってもらう」
クリス「本気か答えろ 勇気のある奴は来い」
一度始めた戦いはやり通す 俺一人でもなーとクリス
他の建物の中で
クリスは言う「だが俺たちは契約を結んだ 先手を打つ」
カルヴェラ一味に奇襲をかけるというクリスだが 行ってみるともぬけのから
村人の一人の手引きでカルヴェラ達はクリスの留守に村に入り込み 村人を人質としていた
囲まれるクリス達
勝ち誇るカルヴェラ「てめえらは嫌われたのさ 命令ばかりするから 俺の友達のソテロが手引きしてくれたのさ」
銃を置いて出て行けとカルヴェラ
村を離れたら 銃は返してやるからと
クリス「親切だな」
ヴィン「初めて用心棒をした時 情を捨てろと言われた」
銃を捨ててここで暮らすのも悪くないと思ったのは あんただけじゃないーともヴィンはクリスに言う
少年達はオライリーに「一緒に行く 連れてって こんな村いやだ 村人達は臆病だ」
オライリーは父親が臆病だと言った少年のお尻を叩く「おやじさん達は弱虫じゃない 」
農業をし家族を守るそんな岩のような勇気は俺には無いと
村を離れ銃が戻ったクリス達
クリスのチコは元は農民だろの言葉に
チコ「今じゃ俺も どうしろって言うんだ」
ペトラとキスし抱き合ったチコ
ペトラへの想いも残る
ヴィン「野宿はもうごめんだ」
ハリー「行こうぜ 皆死ぬだけさ」
ハリ―以外は村へ戻って行く
反撃に出るクリスら
ヴィンは足を撃たれる
遅れて戻ってきたハリー撃たれる
クリスにこの村に来た本当の目的をしつこく聞く
「お宝のためだろ」とハリー
話を合わせてやるクリス
そしてハリーは死んだ
村人を助けたリーは 背後から撃たれ斃れる
クリスに撃たれたカルヴェラ「戻るとはなこんな村に 何故だ 何故だ 何故だ」
息絶える
ブリットは胸を撃たれてなおもナイフを投げた そこで力尽きる
オライリーは少年を護ろうとして撃たれた
少年達「こんなことになるなんてー」
カルヴェラ一味に襲い掛かっている村人たちを示しオライリー「見たか 父さんたちは勇敢だろう」
そう少年達に教えて死んだ
闘いが終わって
長老「村に残らんかね あんた方の役目 戦いは終わった
勝ったのは農民で
あんた達はカルヴェラをたおした
あんたがたは風だ 大地をただ吹き抜けていく
神のお恵みを」
見送る村人たち
クリス ヴィン チコ
馬に乗って村を出て行こうとするがチコはペトラと目が合う
チコは村へ戻る 馬を降りてガンベルトを外して肩にかけ シャツを腕まくりする
クリス「長老は正しい 勝ったのは農民だ」
少年達はオライリーの墓に花を供えている 新しい墓は並んで四つ
村を護って死んだハリー リー ブリット オライリーの
クリスとヴィンは村を去っていく
音楽もいいし 一つ一つのセリフもいいんです
馬の乗り方だって 子供の頃に観た時はー誰だって大人になったら普通に乗れるよねーって思ってました
でも馬 高いんです 大きいんです
あの乗り方だけで尊敬です!
見るたびにーああ ユル・ブリナーいい!って思っています
ジョン・スタージェス監督
脚本 ウィリアム・ロバーツ
農作業に励む平和な村
しかし村人は近づく物音に「奴等だー」と不安そうに顔を見合わせる
間もなく現れるカルヴェラ(イーライ・ウォラック)を首領とする野盗の一団
「久しぶりだな 酒はあるか この村に来ると落ち着くぜ」
飢えた手下には食わせ 銃や弾も手に入れないといけない この首には賞金もかかっているー
話し合いが必要だな よく考えておけー
と脅すような言葉を残し野盗は去る
「今度 襲われたら我々は飢え死にだ」
「何とかしよう」
話し合う村人だが解決方法は「わからん」って情けなさ
村の外で住む長老(ウラジミール・ソコロフ)に教えをこいに行く
「長老に相談しよう」
長老は 戦え 銃を買え 国境に行けば幾らでも売ってる
そう言うも
「俺たちは農民だ 撃ち方も知らない」
長老「習えばいい」
ならばガンマンを雇うしかない
闘ってくれる男を捜しに町へ行く三人ばかしの村の男
街では二人の紳士が葬儀屋と揉めていた
死体を見つけた行商人の男が弔ってやれーと見も知らぬ人間の為に金を渡したが
死んだサムは白人でなく 人種差別で白人でない人間を墓地に埋葬できないーと葬儀屋は脅され 霊柩馬車の御者は逃げたと
騒ぎに一人の男が逃げた御者の代わりを引き受ける
精悍な面差し 引き締まった体つきの男はクリス・アダムズ(ユル・ブリナー)
「俺がやろう 霊柩車の護衛は初めてだ」
もう一人はヴィン(スティーブ・マックィーン)
この二人の佇まいに興味を持った若い男チコ(ホルスト・ブッフホルツ)は成り行きを見についていく
クリスとヴィンは撃ってくる相手の居場所も見当つけて撃ち合いに勝つ
「回れ右して引き返せ」
そして墓地で待ち構える男達を早撃ちで腕など撃ち抜き 相手の戦意を奪う
鮮やかな手際を観ていたサムの埋葬を頼んだ男は喜ぶ
「女房に話しても信じない たいしたもんだ 一生忘れんよ」
連れの男と馬車で去っていく
クリスとヴィンは互いに何処から来たか話し 名乗って別れる
ヴィンは町で仕事を捜していた
村から来た男達はクリスの宿泊する部屋を訪ねた「あんたは信用できる」
カルヴェラ率いる野盗一味から村を護ってほしいーと事情を話す
役人に頼めーと言うクリスだが 村人達は更に訴える
役人はいつ来るか分からない野盗など待てないと言う 何もしてくれないと
村を護って闘う男を捜す為に全財産を集めてきたと
村人たちは 自分達も「村をあげて闘う」
クリス「一度始めたら殺し合いが続くぞ カタがつくまでずっとだ」
まずは人集めだーとクリスは言う 肝心なのは腕だーとも
クリスの戦いぶりに感心しているチコが早速志願してくるが
チコ「人を集めてるとか」
クリスは手を叩かせて腕を見る
チコは失格
クリス「若くて負けず嫌いで ああいう人間が大勢墓場に眠っている」と村人に言う
そこへクリスとは旧知のハリー・ラック(ブラッド・デクスター)が入ってくる
「撃つなよ」
ハリーはクリスが村人に肩入れするのは 何かうまい話があるからだろうと勘ぐっている「俺ものったぜ」
クリス「ハリー早合点するな」
酒場で村人といるクリス「今 入ってきた男に酒を奢りたい」
男はヴィン
ちょっと賭け事してみるが勝てない
ヴィンのありついた仕事を聞くクリス
ヴィン「村を護る仕事ってのは どうだ」
クリス「村からハエを追い払う 彼らの村だ」
村人「仕方ない 雑貨屋の方がずっといい仕事だ」
ヴィン「今 何人だ」
クリスとヴィンはオライリーという男を誘いに行く
ベルナルド・オライリー(チャールズ・ブロンソン)は朝食代ぶんの薪を斧で割っていた
クリス「南の村を護るのに6人いる」
オライリー「敵は?」
クリス「30人いる」
オライリー「むこうみずだな」そして「俺は高くつく」
その答えに去ろうとするクリスとヴィン
しかしオライリー「20ドルかー」
ナイフ投げがうまいというブリット(ジェームズ・コバーン)をやたらと挑発する早撃ち自慢らしい男
ブリットより自分の早撃ちが凄いと周囲に認めさせたい
勝負をしつこく挑む「この腰抜け野郎 次はぶち抜くぞ」
一度目の勝負で納得せずブリットの周囲を銃で撃ち「今度は真剣勝負だ」と
そして身の程知らずの男の胸には ブリットのナイフが刺さる
その騒ぎを見ていたクリスとヴィン
勿論彼を誘うのだがー結果は
クリス「銃もナイフも一流だ だが断られた」
そして再び 泥酔したチコがやってくる「いたな 捜したぜ 手を叩けってさ どれだけ早いか見るってよ
あんたを凄いと思ったんだ だから一緒に仕事をしたかったんだ なのにガキ扱いしやがって
見てろよ お手並み拝見だ
手なんか叩かねえ
本気にしてねえな はったりじゃねえぞ 立てよ
聞いてんのか 俺と勝負しろ 立ちやがれ
銃をとってくれ」
そして酔いつぶれた
店の男にクリス「迷惑かけたな このまま寝かせて起きたら銃を返してやってくれ」
ドアが開いてブリット登場 仲間に入ると言いにきたのだった
そうしてクリスに会いに来た別の男は
リー(ロバート・ヴォーン)
「覚えてるか」仕事と報酬について聞く
クリス「6週間で20ドル」
リー「お尋ね者はなんでも高くつく」
クリス「腕はいい 必要なのはそれだけだ」
ある程度人数も揃い村へ向かう 村の男とクリスら一行
チコが遠くから彼らをつけてきている
男達は口々に「酒場の若造だ」「諦めの悪い」
しかし男達は夜になると少し離れたチコを「食べものはあるのかな」などと気遣ってもいるし
次の朝 姿が見えないとまた心配している「ほっとけ 自由の国だ」
気のいい男達なのだ
「姿が見えないと寂しいな」
チコは先回りして川で魚を焼いて食べて待っていた
クリスがチコに「来い」と手振りで呼んでやる
一行の一番最後にチコ
一行が村に着くと様子がおかしい 静まり返っている
一行を連れてきた村の男達「客人に失礼だぞ」
現れた長老「よう来なさった 御勘弁を農民は臆病で何でも怖がる」
クリス「謝らなくていい 歓迎は期待してない」
長老「明日は感謝祭だ それまで待って下され」
村の鐘が鳴る 馴らしていたのはチコ
頼まれたから来てやったのに隠れてるーと村人にその臆病と礼儀知らずぶりを詰る
「そのうち戦い方を教えてやるからな」
チコのいきがる様子を笑って見ている長老
(ここまでで大体 1時間でした)
村に女がいないことを言いあう雇われてきた男達ヴィン「清い暮らしができそうさ」
ハリー「天気を当てるとか男といるのも悪くない」
感謝祭でオライリーはナイフで削って器用に笛を作り吹いてみせ 女の子に笛をやる
そこに村の少年が何か報せに走ってきた
動くクリスに他の男達も動く
少年はカルヴェラの手下が丘の下にいると伝えた
クリス「生け捕りに」
その指示でブリットが動き チコもついていく 静かにリーも
馬は三頭
手下男達二人は撃たれ 一人は馬に乗って逃げようとする
はるか向こうにいる男を仕留めるブリット
チコ「すげえ腕だ」
ブリット「最悪だ 馬を狙った」
怯える村人達にクリス
「近くにいたら偵察は出さん 時間はある」
男達に銃の扱い方を教え 村を護る為の溝を掘り 網をはり 罠も仕掛ける
川でチコは少年の恰好をしたペトラ(ロゼンダ・モンテロス)を見つけて捕まえる
乱暴されると思って女達を隠していたんだ それだけ自分たちのことを信用していないんだーと言外にこめて
しかし他の男達は気付いていた自分達には豪華な肉の入った食事を出してくれているが 村人達の食べているのは豆をトルティーヤだけ
クリスは村の外で暮らす長老を迎えに行く「村に引っ越しだ ここじゃ守れん」
長老「農民の話は農業と女のことだけ 女の方も83から駄目だしな ここにいるよ」
そうしてカルヴェラ一味を迎える準備は万全かと尋ねてくる
ヴィン「10階から落ちながら男が言った 今のところは大丈夫だ」
ヴィンとクリス 準備したものについて検討しあう
ヴィン「運がよけりゃって話だ」
クリス「そうだな」
カルヴェラ一味が近付いて来る
村の少年が帽子を振って合図
男達 迎え撃つ準備をする
村に入ってきたカルヴェラ「手下たちが戻らないわけだ 雇われたのか」
クリス「そうだ」
カルヴェラ「閉め出す気か」
クリス「閉じ込める」
カルヴェラ「聞いたか 俺たち40人を閉じ込めるとさ 雇えてもせいぜい4人だろ」
クリス「黙って引き上げろ」
カルヴェラ「山で冬を越すんだ 食料がいる たっぷりとな」
山分けでどうだ とクリスらの気持を変えさせようとするがー
クリス「うせろ!」
撃ち合いになるがー形勢不利のカルヴェラ一味は逃げていく
喜ぶ村人達だがー
村人「乾杯しよう俺たちの為に闘ってくれたー」
しかし そこに響く銃声
敵の一味は林の中に隠れていて見えない
オライリーを慕ってやってくる3人の少年
オライリー「駄目だ 村に隠れてろ」
少年達「くじ引きでおじさんの係りになった おじさんが死んだら仇を討つ お墓にお花もあげるんだ」
偵察に出た村人「撃ち合う前って手に汗かくかい」
ヴィン「毎度だよ」
村人「手はびっしょりなのに 口はカラカラだ おしゃべりは邪魔かい 正直言うと怖いんだ」
チコの傍にペトラが来る「心配で」
以前にチコを叩いたことを謝る「痛くない?あの時は叩いてごめんなさい 父さんに言われていたの 連中に近づくな」
チコ「おやじさんの言うとおりだ とにかく帰れ 見つかるぞ」
ペトラはチコの傍にいることを選ぶ
ガンマンの暮らしは家も無く妻もなく子供もーその見込みもなしーとヴィン
心安らぐ場所もなしーとクリス
リー「敵もなしだ 皆始末した」
しかし そんな強気の言葉を言ったリーは実は悪夢にうなされていた
夢に怯える「こわがるなと 日に何万回と唱えている」
そんなリーに村人は言う「ずっと戦ってきたなんて勇敢な」
リー「ずっと怯えきり 自分を騙す嘘をつく -敵なし 全て始末したーとんだお笑い草だよ 」
テーブルにたかるハエの一匹を掴み「昔は3匹とも掴むことができた」とリー
オライリーのところにいる少年を呼ぶ母親の声
少年はオライリーのことをベルナルドと呼んでいる
クリス「ベルナルド?」
オライリー「親がメキシコ人とアイルランド人なのでね」
ハリーは相変わらず村に宝物があるのではーと村人から聞き出そうとし 今では村人にからかわれている
チコはカルヴェラがこの村を狙う理由を知る
彼らは焦っていた もう三日も食べてない 死ぬ気で来るぞ
カルヴェラが本気でかかってくると聞き 今度は怯えだす村人
クリス達に出ていってくれと言い出す
掌を返したようにー
クリス「戦うんだ」
村人「今すぐ出て行ってもらう」
クリス「本気か答えろ 勇気のある奴は来い」
一度始めた戦いはやり通す 俺一人でもなーとクリス
他の建物の中で
クリスは言う「だが俺たちは契約を結んだ 先手を打つ」
カルヴェラ一味に奇襲をかけるというクリスだが 行ってみるともぬけのから
村人の一人の手引きでカルヴェラ達はクリスの留守に村に入り込み 村人を人質としていた
囲まれるクリス達
勝ち誇るカルヴェラ「てめえらは嫌われたのさ 命令ばかりするから 俺の友達のソテロが手引きしてくれたのさ」
銃を置いて出て行けとカルヴェラ
村を離れたら 銃は返してやるからと
クリス「親切だな」
ヴィン「初めて用心棒をした時 情を捨てろと言われた」
銃を捨ててここで暮らすのも悪くないと思ったのは あんただけじゃないーともヴィンはクリスに言う
少年達はオライリーに「一緒に行く 連れてって こんな村いやだ 村人達は臆病だ」
オライリーは父親が臆病だと言った少年のお尻を叩く「おやじさん達は弱虫じゃない 」
農業をし家族を守るそんな岩のような勇気は俺には無いと
村を離れ銃が戻ったクリス達
クリスのチコは元は農民だろの言葉に
チコ「今じゃ俺も どうしろって言うんだ」
ペトラとキスし抱き合ったチコ
ペトラへの想いも残る
ヴィン「野宿はもうごめんだ」
ハリー「行こうぜ 皆死ぬだけさ」
ハリ―以外は村へ戻って行く
反撃に出るクリスら
ヴィンは足を撃たれる
遅れて戻ってきたハリー撃たれる
クリスにこの村に来た本当の目的をしつこく聞く
「お宝のためだろ」とハリー
話を合わせてやるクリス
そしてハリーは死んだ
村人を助けたリーは 背後から撃たれ斃れる
クリスに撃たれたカルヴェラ「戻るとはなこんな村に 何故だ 何故だ 何故だ」
息絶える
ブリットは胸を撃たれてなおもナイフを投げた そこで力尽きる
オライリーは少年を護ろうとして撃たれた
少年達「こんなことになるなんてー」
カルヴェラ一味に襲い掛かっている村人たちを示しオライリー「見たか 父さんたちは勇敢だろう」
そう少年達に教えて死んだ
闘いが終わって
長老「村に残らんかね あんた方の役目 戦いは終わった
勝ったのは農民で
あんた達はカルヴェラをたおした
あんたがたは風だ 大地をただ吹き抜けていく
神のお恵みを」
見送る村人たち
クリス ヴィン チコ
馬に乗って村を出て行こうとするがチコはペトラと目が合う
チコは村へ戻る 馬を降りてガンベルトを外して肩にかけ シャツを腕まくりする
クリス「長老は正しい 勝ったのは農民だ」
少年達はオライリーの墓に花を供えている 新しい墓は並んで四つ
村を護って死んだハリー リー ブリット オライリーの
クリスとヴィンは村を去っていく