夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

温泉 いいんです

2016-06-23 14:08:49 | テレビ番組
昨日 帰宅してテレビをつけたらNHKの「スタジオパーク」でBSプレミアムで夜に放送の愛媛発地域ドラマ「くたばれ坊ったちゃん」の紹介がされてました

松山の方々も出演 地元の高校生も坊主頭にしてドラマに参加
ドラマで使われるフイギュアも地元の学生さんが制作

おお♪と思いました

数年前 姑の卒寿(90才)の祝いも兼ねた旅行で道後温泉駅近くのホテルに宿泊したものですから
道後プリンスホテル
少し足の悪い姑がいつでも入浴できるようにー露天風呂付きの部屋を御願いしたのでした
主人が帰路に寄りたいと思う場所の話を食事前に少ししただけで 部屋の担当の女性は忙しい間を縫って調べてプリントしたものと 地元オススメのお店も教えてくれました
とても親切な方で今治タオルまでおみやげにくださったのです

商店街では買い物をした子供たちにオマケまでつけて下さるお店も

その 心のあったかさが こう胸に残っています

道後温泉駅に商店街
何やら懐かしい気分になりました

ドラマは夏目漱石の「坊っちゃん」の小説の登場人物が実在していたーという設定で始まります

「坊っちゃん」の赤シャツ -小説ではキザで卑怯者ーの孫の矢崎純平(勝地涼)は学生時代「赤シャツの孫」とからかわれて ひきこもるように部屋で怪獣などのフイギュアを作っていて 東京で特撮など怪獣などつくる仕事をしていたが
好きだったはずの怪獣つくりも「赤シャツの孫」と地元で呼ばれることからの逃げにすぎなかったと 後ろ向きになり会社を辞めた

町おこしに関わる高砂ゆかり(瀧本美織)からの頼みもあり 10年ぶりに松山へ帰る汽車の中で おかしな振舞いをする老人(山崎努)に出会った

その様子をツイッターで呟き続けていた純平

駅前で老人は純平に質問する
「どうして注意しなかった?」

注意をしなかったことを謝る純平だが 老人は純平の携帯をとりあげ 純平の呟きを読み上げ 挙句に携帯を投げて壊してしまう


携帯を拾った純平が振り返ると もう老人はいなかった

学生時代 自分をいじめていた轟(遠藤要)に出会う純平
駅前の広場で「坊っちゃん」の話を観光客相手にしていた轟は 純平を赤シャツの孫と人々に教え どうぞ卵をぶつけてくださいーと声をかける

謎の老人が卵とぶつけた相手は轟だった

場所を変えて食事をしようとした純平は そこでもその老人に出会う
酔いつぶれた老人を背負って帰宅することに

その老人を「坊っちゃん」ではないかと言う人間がいた

指のところに傷があれば 坊っちゃんだと

果たして老人の指には傷跡があった

朝 老人は旧札の夏目漱石のついた千円札を置いていなくなっていた

ゆかりの用事は松山で「坊っちゃん」の名前を冠したイベントに協力してほしいというもの

もっと他のことを期待していた純平は「また坊っちゃんかよ」と意気消沈

何処まで行っても「坊っちゃん」がついてまわる

夕方 再び家に来ていた坊っちゃんとおぼしき老人は純平に言う「みんな死んでるんだ 化けもん屋敷ー」

足の悪い男に従うようなゆかりに純平はその老人の言葉を伝える
半ばやけっぱちで すると坊ちゃんおばけやしきの企画は意外にも通ってしまった


得意のフイギュア制作の腕など生かして お化けの小道具作りなど おばけやしきの設計も頑張る純平

轟も参加してくる

完成したおばけやしきにはTV局の取材も入りー


だがーゆかりに交際を断られた東京から来た足の悪い男が「燃えろ 燃えろ」と腹いせに火を付けた


ゆかりによれば階段でぶつかった男は それが原因で杖を手放せない足になったのだと
男に迫られ困るゆかりを助けたのは 謎の老人

男は足の怪我のことで嘘をついていた
ゆかりの罪悪感にかぶせて 自分に従わせようとしていたのだ

嘘を見破られた男は逆上した


燃える建物の中へ自分が作った道具を救おうと入っていった純平は煙を吸い込み倒れ 老人に助けられる


ずっと松山が嫌いだと思っていた純平は いつかここで生まれて良かったと思えるようになっていた


火事のあとが残る建物の中で ゆかりは言う
「おばけやしきらしくなった 」松山の女は強いんよーと明るく笑う

老人のことを尋ねる純平にゆかりは「駅までの道をきかれた」と答えた


追いかけて走る純平

老人は純平に言う「赤シャツが化けて出たら伝えてくれ 孫と飲めて楽しかった」


「くたばれ!坊っちゃん」と叫ぶ純平


しかし言葉とは裏腹に純平は明るい笑顔になっている


純平が振り向くと もう老人の姿は無い



老人が坊ちゃんではーと純平に教えた男は「調べてみると 坊っちゃんはとうの昔に死んでいた」と



純平の部屋には 老人の持っていた茶色に変色した手紙が残っていた
封筒の中にあったのは
純平の祖父の赤シャツが坊っちゃんに向けて出した手紙

君が思っているより松山はいいところだ 一緒に飲もう


純平の父親は赤シャツの息子と言われることが嫌で姿を消した いなくなった

赤シャツは 人から後ろ指をさされ教師をやめるしかなかった

純平を育ててくれた赤シャツも病気で死んだ


坊っちゃんは その手紙に誘われて 死んだ身で松山に来たのか

若い頃の自分がしたことが 気になって

責任を感じたのか


赤シャツの言ったとおりだった
「松山はいいところだ」

坊っちゃんは認めてくれたのか


小説「坊っちゃん」を裏返したように 東京から来た男が悪者(放火犯)だったドラマさん


このドラマの番宣でか「あさイチ」に出演した勝地涼さんが リクエストにこたえて「あまちゃん」での人気キャラ 前髪クネ夫の動きをサービス再現すると
有働由美子さんが「腰が写ってない 腰が!」と叫んだそうです



まっすぐに生きることは難しいけれど まっすぐに生きようと努力することは悪いことではない

そして松山ってすばらしいんだ
いいところですよ

行ったことのある人間には「また おいで」

そう言っているようなドラマでした








注意の仕方

2016-06-23 09:49:37 | 子供のこと身辺雑記
うっかりしてるところも多いので 入力ミスやら変換ミスに気付かずにー
あとで「しまった」と思うこともよくあります

一応読み返しているつもりなのに こんなドジやらかしているなと


よそさまのサイトでも あ ちょっと勘違いしたのかなーと打ちミスに気付くことも

だけど 勘違いとか記憶違いは{してしまう}ミス


もちろん間違いは無いにこしたことはないのですが
その間違いを指摘するのにも人柄が現れるなーと思うコメントを読んだりします

なかには喧嘩ごしのものもあったりして
「私は正しい」「間違ってない」「間違う人間が悪い」「私は賢い」
そうした気持ちが透けて見える 随分と意地悪く底の浅いコメントを読むこともあり

相手の間違いを指摘したうえで 悪意の感じられる{感情}をぶつけている文に これを書いた人はたまたま虫の居所が悪かったのか
日頃からこんなにとんがった人なのか

などと 注意のコメントを読みながら 自分に向けられたものでなく そちらのサイト主に向けられたものであっても
もう少し書き方もあるだろうにと思ったりします

ヒステリックな言葉のぶつけ方は醜いなと


言葉の選択
そのあたりのむずかしさを 人が書いたものを読んでいると なおさらに感じます