夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

冲方丁 (うぶかた とう)著「十二人の死にたい子どもたち」(文春文庫)

2019-05-31 21:08:37 | 本と雑誌
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)
冲方 丁
文藝春秋


元病院の建物は他の企業に売られたがー電気も通じている
その場所に死にたい子供達が集まる計画があった
自殺する為に・・・


三々五々 メンバーは集まってくる
彼等が揃って死ぬ予定の部屋には 彼等の数と同じベッドも用意されていた
しかし!

既に一人・・・さきがけて死んだような者がベッドに横たわっていた


その十三人目は正体不明
そこから集まったメンバーは その謎を解こうとする


すぐさま死にたい人間もいるのだが


納得いかない!と言い出した人間がいて

死にたい理由はそれぞれだが

絶対に死にたいと思っていた面々は


もう一度生きてみようという気持になる


誰が何をしたか どの順番でこの場に来ていたか

推理していくミステリとしての楽しみ方もあります


映画化もされています