「難事件カフェ 2」という題だが「1」は幻冬舎文庫より7年前に「パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から」として出ている
今回装いもあらたに「難事件カフェ」としリーズ名を変えて 光文社文庫より出たと 著者によるあとがきにあります
表紙のイケメン兄弟がメインをはります
本の帯に親切にも「喫茶プリエールの人々」として紹介があります
惣司季ー父親の遺した店(プリエール)を継いだ しっかり者のオーナー 弟の智とは強い絆で結ばれている
惣司智ー県警に所属していた元警部 国家公務員試験I種に合格したキャリアだが なぜか辞表を提出 プリエールでパティシエを務める
直井楓(直ちゃん)-県警秘書室から送り込まれた「刺客」 智を警察に連れ戻すべくプリエールに通う 警察の持て余した「未解決事件」を持ち込み
惣司兄弟に解決させる
ま~~~ね この設定のままの物語です(そんな身もふたもない・笑)
事件がある 智が謎解き
この推理力を惜しんでか 辞表は受理されておらず休職扱いになっているそうな
智は事情あって警察をやめたのですが
著者のあとがきと あとがきへの注の説明も面白かったりします