夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

似鳥鶏(にたどり けい)著 「難事件カフェ2 焙煎推理」 (光文社文庫)

2020-06-02 20:28:23 | 本と雑誌



「難事件カフェ 2」という題だが「1」は幻冬舎文庫より7年前に「パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から」として出ている
今回装いもあらたに「難事件カフェ」としリーズ名を変えて 光文社文庫より出たと 著者によるあとがきにあります


表紙のイケメン兄弟がメインをはります

本の帯に親切にも「喫茶プリエールの人々」として紹介があります
惣司季ー父親の遺した店(プリエール)を継いだ しっかり者のオーナー 弟の智とは強い絆で結ばれている

惣司智ー県警に所属していた元警部 国家公務員試験I種に合格したキャリアだが なぜか辞表を提出 プリエールでパティシエを務める



直井楓(直ちゃん)-県警秘書室から送り込まれた「刺客」 智を警察に連れ戻すべくプリエールに通う 警察の持て余した「未解決事件」を持ち込み
          惣司兄弟に解決させる



ま~~~ね この設定のままの物語です(そんな身もふたもない・笑)

事件がある 智が謎解き

この推理力を惜しんでか 辞表は受理されておらず休職扱いになっているそうな

智は事情あって警察をやめたのですが


著者のあとがきと あとがきへの注の説明も面白かったりします