夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

いささか迷惑した話

2020-06-12 21:10:11 | 子供のこと身辺雑記
夜 姑の家から帰ってきたら 車庫の真ん前に車が置いてある
車庫入れできやしない

家の前にはワンルームのアパート(マンションっていうほど高級なものじゃない)があって そこ専用の道路が一応ついているのだが
やや狭い
そのせいか引っ越し用のトラックなんぞもこちらの道路を使う
ばかりか最近の入居者なのだろうか
我が家の前の端(我が家は角地にある)の道路に車を置くようになった
ワンルームアパートさんにも駐車場はついている

勝手に停める車が日毎に増える
我が家の家の前の道には駐車禁止のカラーコーンもバーも並べてあるのだけれどね


そして同じ隣保の方々はそれらの車が我が家のものだと誤解していたらしい

帰宅して車庫入れが出来ないのでクラクションを鳴らしたが だ~~れも出てこない
近所の人の話しでは 車の持ち主はワンルームの方へ歩いていった
一軒ずつベル押して文句を言いにいけばーと

警察に電話しますーと かなり大きめな声で言って 警察に事情を説明
すぐに警察さんが来てくれることとなった
日本の警察さん有難う♪

そしたらね ちょっと子供に言いに家に入っている間に
あつかましくも人の家の前に置いてた車さんの運転手 車に乗り込んで逃げた

でも見ていたらワンルームの側の道路に入ってきて目の前を通ったから「断りくらい言いなさいよ!」と言ったけど
スルーでワンルームの建物の奥へ


絶対 様子を見ていたし私が鳴らしたクラクションも警察さんを呼んだのも聞こえていたんだと思う

で警察さんに無駄足を踏ませては申し訳ないから 車がいなくなったことを警察さんに電話した

とっころがね 
それから暫くして犬が吠えるから外を見たら えっと~~また勝手に駐車の車が増えている

もう さすがに一言言ってやる!と思って玄関から出てみたら
我が家の車庫前にパトカーさんと警察官お二人

車庫前にも車が一台
で どの車の御方か警察官さんにくってかかっている
どうやら酒が入っているらしい


そっちの事情は何事か知らないけれど 丁度 車からおりてきた人に言った

この前の道路は 持ち主さんいて私たちは家を建てる時に権利を買っているんです
勝手に車を置かれては困ります
ましてこの角は 隣保の方が車を回すのに使う場所なんです

私も運転するので車の置き場所に困るのはわかります けれど ちょっと停めるのに困って半時間くらいおくのなら仕方ないなと思います

しかも家の前に置かれているから 私の家がしてるかと他の方から文句を言われているんですよと

そしたら若い男女のお二人は「迷惑かけてすみませんでした」と

ところが 年輩のお酒がかなり入った男性さん
「車を置くのがあかんなら 人集めて30人ほど ここへ置こうか 人集めてくるで」
などと仰る
(置かれる30人こそ迷惑でしょうに 酔っ払いはどうしようもありませんーー;)
家族らしい若い女性が男性を止めにきたけれど
その男性 こちらの門柱の名前を呼んで「覚えた」と言われる
しかし漢字を読み間違えていたけどね

結局 警察さんは 人の家の前の角に車を置いていたワンルームの借り手さん同士のトラブルで呼ばれたようです

人の家の前に勝手に車を置いて その上に揉め事まで起こすんじゃない
ちゃんとワンルーム専用の駐車場なり道路なりに車を置いて 勝手にもめてくれ(爆)


トラブル起こした酒の入った人間に絡まれて警察官も大変だと思ったのでした

自分達がトラブル起こして警察を呼んでおいて 来てくれた警察官にいちゃもんつける
話を聞いていると滅茶苦茶もいいとこ

警察官さん気の毒にーそう思いながら騒動途中で私は家に入りました

笹木稜平著「大岩壁」 (文春文庫)

2020-06-12 20:46:47 | 本と雑誌
5年前の冬パキスタンのギルギット・パルティスタン州にあるナンガ・パルバット(標高8126メートル 「魔の山」「人食い山」の異名で恐れられている)に挑み 若い倉本俊樹は死に 木塚隆と立原裕二は凍傷で指を数本失った

何より若い俊樹を死なせてしまったことを悔やむ気持ちは残っている

ところが再び立原と木塚がナンガ・パルバットに挑むと聞きつけ 俊樹の弟の晴彦が加わりたいと連絡してきた

晴彦の性格をあやぶみつつ仲間に迎えた立原と木塚だが
自分の実力を過信する晴彦は傲慢な言動と何処か昏いものを漂わせる

自分達の為に立原と木塚が俊樹を殺したと思い込んでいるらしい

木塚が負傷したあとも登り続けることを選び勝手な行動をとる晴彦

木塚救助後 自身も登り続けることを選んだ立原

だが 晴彦は卑劣な策略を持って立原を害そうとする

やがてナンガ・パルバット冬季初登頂を果たした立原

彼は発見する 晴彦の死体を


解説は女優の市毛良枝さん

40歳の頃 初登山
そして登山の楽しみを知ったという市毛さん

山歩きの喜びを知る彼女が 作品にも登山家たちにも愛ある文章を綴っておられます