夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

小川糸著「あつあつを召し上がれ」 (新潮文庫)

2020-08-01 21:11:54 | 本と雑誌



「バーバのかき氷」
マユはおばあちゃんをバーバと呼ぶ
両親は離婚
父親が他に女性を作り出ていったのだが それからは母親がひとり頑張って おばあちゃんの世話をし マユを育ててくれた
でも頑張りすぎて とうとう母親が倒れて マユは泣いた
「このままだとママが死んじゃうよ」

おばあちゃんはホームに入居した

そうして食事をほとんど受け付けなくなった
だからママは豪勢なお弁当を作り おばあちゃんに食べさせようとする
でも口を開けてくれない

マユはおばあちゃんが みんなで一緒に食べた美味しかったかき氷を食べたがっていると気付き 自転車を飛ばす
幸せな思い出のあるかき氷

おばあちゃんは食べてくれた



「親父のぶたばら飯」
恋人に連れられてお店に行った女性

その古い店は恋人の亡き父親も通った店だった

その恋人の想い出ある店で 女性は求婚される



「さよなら松茸」
その宿に予約を入れた時 まさか別れることになるとは思っていなかった
予約を取り消すしかないと思っていたのに

女は飛行機で男は車で宿に向かう

これでおしまいのー
宿の自慢の松茸料理
それだけを味わって



「こーちゃんのおみそ汁」
若くして病死した母親は幼い娘に厳しく教えた
ひと通りのことは自分でできるようにと

特にお味噌汁には力を入れて教えた
だしをとる所から

母の死後 父親は再婚せずに 温かく優しく娘を育てた
好きな人ができて結婚が決まり 結婚式の日
その家での最後のお味噌汁を作りながら 娘は思い返す
これまでの日々を
母親のこと 父親のこと

父との会話で 娘は母親の想いを知る 父親の想いにも




「いとしのハートコロリット」
老女の独白で物語は続く

夫との出会い
一緒に行ったお店

語られる想い出

けれど それはかなしい

すべて消えていく現在



「ボルクの晩餐」
心中しょうかと死ぬことを決めたらしい男だけれど


はたして彼は本当に死ねるのか

死ぬのはやめたーとなるかもしれない



「季節はずれのきりたんぽ」

父親が病死
母と娘は 父が拘っていたきりたんぽ鍋を作るのだけれど
あらら 味がおかしい

その理由はー





8月になりました

2020-08-01 21:10:31 | 子供のこと身辺雑記
19日 31日 左目の注射とレーザー
光を当てて ずうっとバチバチ 多分画像撮影も

注射後は眼帯

寝る前には外していい
だけど目は水に濡らしちゃ駄目なので 眼に注射ある日は化粧無し スッピンで病院へ

夜になって外した眼帯↓



ガーゼに血が付いています
多少の出血はあるんです

眼科行き 次回は9月

8月には内科行きはあるけれど ちょっと一息



洗濯機の調子が悪くて 迷っていたのだけれど買い換えることにしました

やっぱ日々使うものですしね

以前ならすぐ馴染みの電気店にお願いしていましたが 
電気店の御主人 ご病気で入院し これを機に閉店となったと
連絡がありました


それで個人のお店の新しいところと迷っていて
近所の大型店に電球を買いにいったついでに ちらっと洗濯機を下見していたのですがー
ま いいや買っちゃおうと⦅ほぼ 思い付きで生きている女です)
勢いで 調子悪くなった電子レンジも買い換えることに

かなりの大散財・笑



先週 姑の家に着いたら 車庫側の向かいの家の方がご夫婦で出てらして 
姑が裏庭の入り口近くで倒れていたと

親同士がイトコか又イトコくらいの親戚になるので 普段から行き来があるのですが
ご夫婦で家の中まで運んでお世話して下さったと

姑は庭で用を足したのか 庭に大便が散り ウンコまみれになっていたと

声をかけたら意識もあって 
それで 救急車呼ぼうか迷って 夫の会社は知っていたので 夫にも連絡してくれたと

そろそろ私が来る時間とご存知で待っていてくれたのだと


事情を聞いてから 家の中に入り 姑を着替えさせて 飲み物あげてから
大丈夫らしいのでおうちに お礼を言って
夫に連絡入れたら帰宅途中だと



姑は この暑いのに何故か 冬物のぶあついセーターを着ていて 
これは気もおかしくなると 夏物の服に着替えてもらったのですが

姑は「寒い」と

もしや気温もわからないのかーと不安にはなりつつ

夏で暑いから薄いほうが涼しいですよと 

しかも姑は扇風機すら止めていたのでした


こんなことしていたら また熱中症になって 入院しないとけなくなりますよ
救急車で運ばれた時みたいに

だから冷たいもの飲んで 涼しくしていましょうね

入院するのはイヤでしょう

とか 色々言ってね



怪我をしてなくて良かったです



庭ばかりか トイレも便座にウンコしてて それは帰宅した主人が掃除してくれました



その後は落ち着いたようで
午後から私が病院に行く日も
「わざわざ来てくれて (病院あるのに)すまんかったね」とか言ってくれるし

夕方も(注射して眼帯して)片目になるから来れないーと言えば 「気ィつけよ」と言ってくれます


ふだんも行くと
「ああ 良かった お昼 どうしようか思うてた お粥 少しだけにしてな」

「晩までおってくれるん」

私「〇さん(夫のこと) 帰ってきて おかあさんが晩御飯食べ終わるまで傍におりますよ」

そう答えたら

「ああ 良かった うちひとりやんと なんもできん」と



そうかと思えば 話し相手が私だと分かっていない時もあって
急に「あんた 子供おるん おるんやったら早よ帰ってやらな」
なんて言ったりもします


いつかは完全に何も分からない日が来るかもしれません

でも 名前を呼ばれて 少しでも頼りにしてくれいるようなのは 嬉しいんです


トイレの手洗いの水が出し放しだったりするので 

姑がトイレに行くと さりげにチェックとか
トイレツトペーパーは早目に替えて 中途に残ったロールは外しておいて私が使う

エアコンで温度調整

時間を見て姑に飲み物を飲んでもらう

昼食と夕食の間のおやつの手配

日替わりで果物だったり 焼き芋だったり
和菓子に駄菓子に変化をつけて

こうしたことも人生勉強

作って届けるおかずも日々工夫
どうしたら食べやすく変化をつけられるのか


私の日々は そんなふうに過ぎていきます


8月1日
八朔の代わりにオレンジを食べよう
と 朝 思っていたのだった

今迄忘れてました