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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

たこ焼きや ああピリ辛の たこ焼きや(8月19日は 俳句の日だそうです)

2020-08-19 23:22:05 | 子供のこと身辺雑記
暑いと氷入りの飲み物が欲しくなる
そういう時に有難いのがコンビニでのテイクアウト
よく運転中のお伴としている



信号待ちの間に一口 これが嬉しい♪



プリンターのインクが切れたとかで 何故か直接言わずにホワイトボードに 「プリンターのインク」と書いていた長男
もういっそ買いにいこうと姑の家から帰り 長男を拾って近所の電気屋さんに行ったら珍しくもお休みで
仕方なく少し遠くのお店に足をのばした
仕事柄 教材作りなどでもプリンターを使う長男
自室に自分専用のと 一階のと両方使っている

それはいい それはいいが二台のプリンター
両方ともインクを買わないといけなかったらしい・・;

どんだけ印刷してるねん・笑

買物を済ませると これから帰宅して夕飯を作っていたら遅くなるなと 同じ店内の別のフロアでたこ焼きと たこ焼き屋さんの前のお店でお寿司を買って帰り夕飯にあてた



何を思ったか長男が一番辛いたこ焼きを選び 面倒なので私も同じモノにした
実に見事にピリからでした

「そうか この辛さがいいのか これから辛い味でおかずを作ることにする」と言ったら 長男は


「やめて」と一言


でもピリ辛味のたこ焼き 美味しかったです
お茶がないと食べられないし 食べるのに普通のたこ焼きの3倍時間がかかったけれど




中山七里著「セイレーンの懺悔」 (小学館文庫)

2020-08-19 22:07:56 | 本と雑誌


ギリシャ神話だったかに 顔は美しい女性で体は鳥 その歌声で人を騙し迷わせ死なせるそんな怪物が出てくる
名をセイレーンと言う

誤報を繰り返し存続を危ぶまれている番組がある
報道

時として正確さよりも煽情的なモノ めぼしいニュースが無ければ事実をねじ曲げ 己の憶測 作ってでも
見出しばかり目を惹き中身はなんにもない記事

ゆえにマスゴミとさえ呼ばれる

記者の正義 人としての心 矜持は何処に行ったー

なんてあさましい ハイエナのようなー

そうした世界に身をおき容姿にも自信があるらしい朝倉多香美は ベテランの里谷太一と共に誘拐事件を追うことに
特ダネが欲しかったのだが

身代金1億円 犯人からの電話


だが行方不明の少女は遺体で見つかり 誘拐の電話より前に殺されていたことがわかる

殺された少女は学校でイジメにあっていた
少女をいじめていたグループが殺したのか

そちらの方向で番組内で流し
イジメをしていた少女は自殺をはかる

だが 警察が捕らえた容疑者たちは 全然別の人間だった


里谷は 朝倉は番組に残す形で自分が誤報の責任を取り


朝倉はー

朝倉は妹が自殺している
いじめられてて それで死んだのだ
学校側はいじめがあったことを認めず 逆に朝倉の母を責めた

朝倉は真実を報道するために記者になったはずなのだ

イケメンの刑事の言葉にも言い返せない朝倉

彼女は考える

そしてある人物の不審な行動にー


二転三転する成り行き


事件の終わりの彼女の言葉

ー巨大な力を持つマスコミは だからこそ報道した結果についても責任を負わなくてはなりません
そしてまた力を持った者がとるべき行動は 生贄を見つけて祭壇に捧げることでも ずかずかと土足で他人の不幸に立ち入ることでもありません
人が 組織が 国が 同じ過ち同じ悲劇を繰り返さないように目を見開き耳を澄ませることですー


ー同じ過ちを繰り返さないために 誤った報道は直ちに訂正され 誤報した者は直ちに謝罪すべきです
絶えず自分と組織を疑い 決して驕らず 感情に訴えはしても感情に走らず 
権力を手にしていても権力に阿ることのないように自らを律し続けねばいけません
ただ どれほど高みを目指しても またどこかで間違うかもしれません
でもその度に頭を垂れて初めからやり直しますー




あやまちの上にあぐらかき さらなるあやまちを重ね 妄想を書き散らす 迷惑なモドキ記者も世間にはいるそうな
自分こそ正義という声高な押し付けは醜く ただ迷惑なだけだが

しかしまた 世の中には テレビがこう言っているんだからーと信じ込む 深く考えない人間もまた多いのだ