夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「ほっこりミステリー」(宝島社文庫)

2020-08-25 20:31:32 | 本と雑誌
人が死なないミステリーの短編集

伊坂幸太郎
「BEE」
腕利きの殺し屋 でも家庭では恐妻家 妻の機嫌にひたすら気をつかう
妻が幸せでいてくれることが何より大切だった男 兜

今回 兜にふりかかる難題は 蜂
庭にスズメバチの巣ができてしまった
妻と息子はキャンプの準備で車に荷物を詰めこむのに その巣の傍を幾度も往復しなくてはならない
市役所に電話しても お盆の時期で休みだ

兜は雄々しく?!戦った

何より家族が家庭が大切だったマイホーム主義の殺し屋
殺し屋であり続けるには優し過ぎた男



中山七里
「二百十日の風」

過疎の村で教師の城崎夏美は 幼馴染の計画を阻止しようとしていた
おじいちゃんの土地の慰霊塔
それらを含む場所を産廃処分場になんてさせない

だが件の幼馴染は あくまで反対する夏美を乱暴しようとさえする
産休の代理の臨時教師の男性は不思議な力をふるう

この男性の正体はー
ーと楽しい仕掛けある物語





柚月裕子
「心を掬う」

郵便物が届かないーこんな噂話から これは事件だと動き始めた佐方

郵便物から現金を抜き取る人間がいた

自分の祖父母との想い出から 佐方は気付いたのだ





吉川英梨
「18番テーブルの幽霊」

爆弾男

存在しない人間が予約を入れるテーブル

人質となった子供を掬う為に母親がしたこと
母親のことを恨んでいる息子


全部の謎を解く女刑事さん




解説は瀧井朝世さん



素麺の産地から

2020-08-25 09:30:25 | 子供のこと身辺雑記
お盆を過ぎたので そろそろ仏壇前のお供えをばらして使い始めている
頂き物の素麺
長崎県の島原素麺で食べるのを楽しみにしていました







薄めて使う出汁もついていたのですが これが出汁は香川県産



そう香川県も小豆島には美味しい素麺も乾麺のうどんもあります

詰め合わせならではーなのでしょうが長崎県と香川県のコラボだ~~~~などと うけておりました

島原といえば 哀切な旋律の子守歌があって
おどみゃ~島原の~   だったかな
好きな歌なのですが

ちょっと寂しい場所なんてイメージを勝手に抱いていたのですが
この素麺で「美味しい場所」としても イメージする食い意地人間です♪