夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

百田尚樹著「幻庵」-上ー (文春文庫)

2020-08-28 21:22:23 | 本と雑誌



碁を打つ
それも名人になる
それなりに技量ある人物たちが いずれは名人にーと志つつ壁を知り
自分はその器ではないーと悟る

ある者は病にたおれ 志半ばで世を去り

碁の鬼かと思える人物でもたどり着けない
「名人」

史上最強の名人へ

少年はいかにして到達したか

最初から強かったわけではない
自分より強い人間 
勝てない相手もいた

ひたすら碁のことを考え続ける

ある時は これに勝てなければ切腹して死のうと覚悟したことも

上巻では後の幻庵がまだ立徹と名乗っていた少年時代 終生の好敵手と思っていた相手と 知らずー 最後の対局をしたところまで