夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

手早く簡単に(こればっか・笑)

2020-06-16 19:58:44 | 子供のこと身辺雑記
市販のングリッシュマフィンを切れ目通りに半分にわけてオーブントースターで焼く



イングリッシュマフィンにバターで焼いたハムをのっける



その上に輪切りにしたトマトをのっける



目玉焼きをのっける



イングリッシュマフィンではさむ



長男用お昼ご飯 簡単なシロモノばかり作っています

さて 明日のお昼は何にしましょう

ヘニング・マンケル著「北京から来た男」 (創元推理文庫)

2020-06-16 08:59:56 | 本と雑誌







写真家のカルステン・フグリーンは鄙びた場所にある集落が打ち捨てられ人口が減り廃村となっていく様子を撮影する旅をしていた
最後の目的地ヘッシューヴァレン
そこで彼は惨殺された死体と遭遇
生きる者の気配ない死の匂い漂う村
変事を伝える為に車に乗った彼は発作を起こし死んだ

村に駆け付けた警官は多くの死体にこれは非常事態だと

殺された人々は古くから村に住む親せきたち

都会からの移住者は殺されていなかった

自分が犯人だと名乗り出た男は やがて自殺する


亡き母の養父母が住む住む場所だと気付いた裁判官の仕事するビルギッタ・ロスリン
現地に赴いた彼女は
遺族の古い日記からこの事件に表面には出ない何かを感じた

ひとり調べ始めるビルギッタ

警察は話は聞いても彼女が言うことを深く考えてはくれない


物語は交互に中国の青年ワン・サンの物語も綴る
それが始まりだった
首を吊っての自殺を選んだ両親
兄弟で村から逃亡 広東を目指す
そして騙され船に乗せられアメリカへ
悲惨な生活 命懸けの

どうにか生きのび中国へ帰れるその船の中 兄も死んだ

白人は信用ならない
ワン・サンの胸に憎しみが・・・・・

彼は日記を書き遺す
この怨みは消えない

その日記を読んだヤン・ルーは 先祖を苦しめた人間の子孫への復讐を ある人間に命じた



自分の野望を妨げようとする実の姉までも殺すヤン・ルー

彼は自分の悪事露見に繋がりかねない存在とビルギッタの事を考え 彼女も殺そうとする





北欧の村から 過去のワン・サンの物語はそれだけ独立した作品と言っていいくらいに とても力が入っています

訳者の柳沢由実子さんによれば それは著者自身の思想をも反映したものであるらしい









梅雨に入り 連日雨です

2020-06-14 23:21:38 | 子供のこと身辺雑記
平日は姑の家に居る時間の関係で行けないクリーニング店へ 前に出したの受け取りと新たに出すのと

ついでにクリーニング店が入っている建物の食品売り場でお買い物

その場所から近い車屋さんへ 車を点検に出す夫を迎えにいくつもりだったが
早目に出過ぎたせいか中途半端に時間が余った

それで一旦帰宅して食糧品を置いてくることにして その片付けが終ってから再び家を出た

車屋さんで夫を拾って帰宅

夫はそのまま我が家で車の点検が終るの待ち

車屋さんから電話が入ってから 夫を車屋さんへ送っていき帰宅

今度は長男が買い物あるとかで再び同じショッピングモールへ
買物終われば そろそろ夕飯お時間

ショッピングモールの中に入っているご飯屋さんがある区画に寄った











皿そば付きサービスセット
おそばが入ったお皿の柄もかわいいんです

そんなこんなで終わった日曜日




昼食のホットドッグ

ざく切りしたキャベツを塩胡椒とカレー粉まぶして炒める

ロングのウインナーも塩胡椒とカレー粉かけて炒め ケチャップをかけておく

縦長のパンに縦に切れ目を入れて広げ バターを塗りキャベツとウインアーを入れて とんかつソースをちびっとかけてオーブントースターで焼く


小さな子供の頃 当時住んでいた場所から電車で一駅か二駅ほどの場所に手柄山があり 公園がありました
その近くでホットドッグが売っていて 遊びに行くと両親がよく買ってくれたものです

どんなお店だったのかも覚えていないのに
時々 あのお店のホットドッグが食べたくなり 作ってみます

今は無いお店のあの味に出会いたくて

姑の家には毎月15日に住職が読経に来て下さるのですが あの中国の武漢発の原因謎病気の影響で 今月は住職さんお寺で読経し
伺いは無しとしますーと連絡があったそうです

お寺さんも色々大変だなと
先日もお寺での集まりが無しとなり でもお金だけは役の方が集めに来ておられました

役員さん「良かったら集金しましょうか この封筒に入れて下さい」
私「幾らぐらいするものですか」
役員さん「〇〇円で」

私「有難うございます 入れてきます」

役員さんも気さくな方なので助かります

笹本稜平著「時の渚」(文春文庫)

2020-06-13 19:31:41 | 本と雑誌



出産時に妻が死亡
生まれた赤ん坊は助かったがー説明する医師の息に酒の匂いを感じた男は逆上し 医師を叩きのめした
男は極道 荒っぽい生き方をしてきた

夜の街を産まれたばかりの赤ん坊を抱えて茫然と彷徨う
男を逮捕しようと捜すパトカーの音も聞こえる

極道に子供が育てられるのか

そこに声をかけてきた女がいる
女はどうやら流産して落ちこんでいた

店の客にツケの集金に行って たまたま通った場所

女は赤ちゃんがほしくてたまらないーそんな心境で 

極道の男は その女に子供を託し 自分は逮捕された


それから35年 極道だった男はヤクザな道から足を洗い 商売で成功し

今は会社も手放して 余命いくばくもない

男ー老人となった松浦は旧知の警察の真田に紹介された探偵の茜沢に 人にたくした息子を捜してほしいと言った


茜沢は元刑事
妻子が逃亡する殺人犯の運転する車に轢かれての交通事故死
事件の身内は捜査に加われない

そこに憤りを感じて 茜沢は辞表を出した


しかし茜沢の妻子を殺した人間は逮捕されていない

茜沢の上司だった真田は ある人間こそ犯人とみていたが

その容疑者の人脈で 捜査に圧力がかかり閑職へと部署替えになる

真田の話を聞き その容疑者の駒井の動向をさぐりつつー松浦が息子を託した女性を捜す茜沢

調査は進み 駒井が松浦の息子かもーと

だがー納得できないものを茜沢は感じる

そしてとうとう事情を知る女性に会うことができた


似たような境遇にあった女二人

どちらも母となった


それから茜沢の身にも関わる昔の赤ちゃん取り違え事件

交差していた運命


実に内容盛りだくさんな物語です

茜沢を応援してくれる人々が温かく

2004年に文庫本が出て それから2019年7月には30刷
この作家の人気の高さが窺えます

2時間ドラマがお好きな方には「越境捜査」シリーズの作者さんといえば分かっていただけるでしょうか


いささか迷惑した話

2020-06-12 21:10:11 | 子供のこと身辺雑記
夜 姑の家から帰ってきたら 車庫の真ん前に車が置いてある
車庫入れできやしない

家の前にはワンルームのアパート(マンションっていうほど高級なものじゃない)があって そこ専用の道路が一応ついているのだが
やや狭い
そのせいか引っ越し用のトラックなんぞもこちらの道路を使う
ばかりか最近の入居者なのだろうか
我が家の前の端(我が家は角地にある)の道路に車を置くようになった
ワンルームアパートさんにも駐車場はついている

勝手に停める車が日毎に増える
我が家の家の前の道には駐車禁止のカラーコーンもバーも並べてあるのだけれどね


そして同じ隣保の方々はそれらの車が我が家のものだと誤解していたらしい

帰宅して車庫入れが出来ないのでクラクションを鳴らしたが だ~~れも出てこない
近所の人の話しでは 車の持ち主はワンルームの方へ歩いていった
一軒ずつベル押して文句を言いにいけばーと

警察に電話しますーと かなり大きめな声で言って 警察に事情を説明
すぐに警察さんが来てくれることとなった
日本の警察さん有難う♪

そしたらね ちょっと子供に言いに家に入っている間に
あつかましくも人の家の前に置いてた車さんの運転手 車に乗り込んで逃げた

でも見ていたらワンルームの側の道路に入ってきて目の前を通ったから「断りくらい言いなさいよ!」と言ったけど
スルーでワンルームの建物の奥へ


絶対 様子を見ていたし私が鳴らしたクラクションも警察さんを呼んだのも聞こえていたんだと思う

で警察さんに無駄足を踏ませては申し訳ないから 車がいなくなったことを警察さんに電話した

とっころがね 
それから暫くして犬が吠えるから外を見たら えっと~~また勝手に駐車の車が増えている

もう さすがに一言言ってやる!と思って玄関から出てみたら
我が家の車庫前にパトカーさんと警察官お二人

車庫前にも車が一台
で どの車の御方か警察官さんにくってかかっている
どうやら酒が入っているらしい


そっちの事情は何事か知らないけれど 丁度 車からおりてきた人に言った

この前の道路は 持ち主さんいて私たちは家を建てる時に権利を買っているんです
勝手に車を置かれては困ります
ましてこの角は 隣保の方が車を回すのに使う場所なんです

私も運転するので車の置き場所に困るのはわかります けれど ちょっと停めるのに困って半時間くらいおくのなら仕方ないなと思います

しかも家の前に置かれているから 私の家がしてるかと他の方から文句を言われているんですよと

そしたら若い男女のお二人は「迷惑かけてすみませんでした」と

ところが 年輩のお酒がかなり入った男性さん
「車を置くのがあかんなら 人集めて30人ほど ここへ置こうか 人集めてくるで」
などと仰る
(置かれる30人こそ迷惑でしょうに 酔っ払いはどうしようもありませんーー;)
家族らしい若い女性が男性を止めにきたけれど
その男性 こちらの門柱の名前を呼んで「覚えた」と言われる
しかし漢字を読み間違えていたけどね

結局 警察さんは 人の家の前の角に車を置いていたワンルームの借り手さん同士のトラブルで呼ばれたようです

人の家の前に勝手に車を置いて その上に揉め事まで起こすんじゃない
ちゃんとワンルーム専用の駐車場なり道路なりに車を置いて 勝手にもめてくれ(爆)


トラブル起こした酒の入った人間に絡まれて警察官も大変だと思ったのでした

自分達がトラブル起こして警察を呼んでおいて 来てくれた警察官にいちゃもんつける
話を聞いていると滅茶苦茶もいいとこ

警察官さん気の毒にーそう思いながら騒動途中で私は家に入りました

笹木稜平著「大岩壁」 (文春文庫)

2020-06-12 20:46:47 | 本と雑誌
5年前の冬パキスタンのギルギット・パルティスタン州にあるナンガ・パルバット(標高8126メートル 「魔の山」「人食い山」の異名で恐れられている)に挑み 若い倉本俊樹は死に 木塚隆と立原裕二は凍傷で指を数本失った

何より若い俊樹を死なせてしまったことを悔やむ気持ちは残っている

ところが再び立原と木塚がナンガ・パルバットに挑むと聞きつけ 俊樹の弟の晴彦が加わりたいと連絡してきた

晴彦の性格をあやぶみつつ仲間に迎えた立原と木塚だが
自分の実力を過信する晴彦は傲慢な言動と何処か昏いものを漂わせる

自分達の為に立原と木塚が俊樹を殺したと思い込んでいるらしい

木塚が負傷したあとも登り続けることを選び勝手な行動をとる晴彦

木塚救助後 自身も登り続けることを選んだ立原

だが 晴彦は卑劣な策略を持って立原を害そうとする

やがてナンガ・パルバット冬季初登頂を果たした立原

彼は発見する 晴彦の死体を


解説は女優の市毛良枝さん

40歳の頃 初登山
そして登山の楽しみを知ったという市毛さん

山歩きの喜びを知る彼女が 作品にも登山家たちにも愛ある文章を綴っておられます





伊坂幸太郎著「火星に住むつもりかい?」 (光文社文庫)

2020-06-11 20:33:53 | 本と雑誌


平和警察
警察の中のこの部署
しかし名前に反して やっていることは全然「平和」ではない

危険人物を見つける為 犯罪を事前にー起きる前に防ぐために危険人物をみつけるーという
が!やっていることは 
中世の魔女裁判そのもの

水に沈めて浮かんでくれば魔女
拷問に耐え抜いても魔女
魔女だから拷問も平気なのだ
なんて理屈になる

中世の魔女狩りは裕福な人間の家財を強奪する為のものとなっていった

この平和警察さんは 連行してきた人間を拷問にかけて自分が危険人物だと無理矢理認めさせて公開処刑する
それもフランス革命のギロチン思わせる首を切り落とす残酷で野蛮な方法で


連行してこられた人間は死刑を宣告されたも同じこと
平和警察の人間がたまたま一般市民を殺しても それはその人物が危険人物であったからー

滅茶苦茶だが これが絵空事ではない国もある
その国は酷く怖ろしいことをしているが その国の外相は他民族をいじめたことはないーと言い切る
およそ人の心が無い人間なのだろう

この平和警察に抵抗する人間がいた
正義の味方ー


彼はヒーローになろうとしたのではない
父は怪我をした身で火事の中 人を助け続けて死んだ

祖父は人助けをしたのに 恥知らずなド厚かましい人間達の為に心弱り自殺した

病気で妻が急死した男は ある条件の人間だけは救おうと思うようになる
全部の人間は助けられないから


しかし 遂に警察に捕らえられ処刑されることに


寓話

虫のことにやたら詳しい男が出てきます
この男なりの正義
物事のバランスというもの



解説はアーティストの ぼくのりりっくのぼうよみさん

どうしてこのタイトルになったのかは著者がデビッド・ボウイの曲名へのちょっとした勘違いからだと明かされています



やっつけ手仕事♪

2020-06-10 21:31:44 | 子供のこと身辺雑記
姑の家の裏庭には たいそう実のなる梅の木がある
実がつき始めると 主人が言う
「今年もいっぱいなるぞ」

ーそんなにならなうてもいいーと思う私

そして実が育ってくると主人は言い出す
「もう そろそろとっていいんちゃうか」

「まだ早いから」と言い続ける私

やがて主人は ある日突然 日曜日でもないのに「とろう!」と思い付く

主人いわく「手が届くぶんだけ とった」

それでも結構疲れたらしい
ーとりたい気持ちが満足できたーというべきかー

しかし梅の木には まだハシゴが立てかけてあった



続・梅の実(笑)が届く前に早々に処理することにした

梅の実を水に漬けておいた間に使うものを用意しておく



洗った梅を入れるざるとボウル
便利なペーパータオル



梅を漬ける容器も洗ってから焼酎かけて拭いておく



水に数時間漬けてあく抜きした梅を竹串などでヘタなどとって 水気は一個一個ペーパータオルで拭き取る

塩糀に漬けた梅は冷蔵庫へ
一カ月ほどで食べられるようになるそうです

残りは砂糖に漬けて梅シロップにします
日に一度 転がすだけ♪


午後 眼科でした

2020-06-09 16:41:33 | 子供のこと身辺雑記
姑の家の庭から

主人がささやかに野菜を植えている














一度 小さくしてもらった栗の木だけれど 元の大きさに戻ろうとする木の持つ復元力か
ほぼ前の大きさに戻っています





白いのは栗の花


姑の家の庭でもドクダミは元気









今日は眼科で左目に注射で 今 片目でおそるおそる打ってます

両目とも検査と治療で強い光も当てて 薬も入れたから
いらっとするほど(笑)見えにくいです

片目では運転できないので 姑のお昼が済んでから一旦帰宅
タクシーさん呼んで病院へ

片目なので夕方は行けない
そう姑に言って帰りました


片目で見えにくくはありますが
ちょい休んだら 夕飯おかずをつくらないと





楡周平(にれ しゅうへい)著 「ぷろぼの  人材開発課長代理 大岡の憂鬱」 (文春文庫)

2020-06-09 09:29:32 | 本と雑誌



リストラをする側だって辛い
しかも人を辞めさせ その相手が死んでも これで他の人間もどんどんやめていくだろうーと自殺した人間のことも あいつ呼ばわり
更にもっと悪辣な手段を使い人を追い込み喜ぶ男
自分に逆らえばリストラ対象者にしてやると無言の脅しを持って 会社の金の不正使用
水商売さんのお店での豪遊も自分の女を囲うのも会社の金で

大岡の上司の江間は そんな男だった

普通の人間である大岡のストレスはたまる
罪悪感も
誰かに有難うって言ってもらえる 相手に喜んでもらえる仕事がしたいと願うようになる


プロボノ
ラテン語の「公共の利益のために」の省略形であり 本業で身に着けた知識や経験を活かし ボランティアとして社会貢献をすること
ーと村上貴史氏の解説にある


時代を読んで先細りとなった自分の会社を畳んだ三國俊春が作ったのはNPO「MY LINK」
「ボランティア希望者のスキルと募集先のニーズがうまく噛み合うように調整し 双方にご紹介するのが役目」

まあ みんなが幸せになれれば良いね
そういう手助けができればー


ほのぼのとー

穏やかで情に厚い三國は 大岡の事情を知って 江間をどうにかしなければーと考えるようになる

芸能人のスキャンダル記事の写真を撮ることに これが自分のやりたいことか
もっと他人の役に立てることはできないのか
そう思っていた人間


家族の事情から水商売を続けてきたけれど 人の役にたつことがしたいと願うようになった女性

三國の旧知の人脈で義憤に燃える人々

彼等は江間をぎゃふんと言わせる為に 動いた

いわば命は奪わないー殺しはしない必殺プロジェクトのような



楡周平氏の作品に初めて触れたのは悪漢小説と呼んでもよいかな
「Cの福音」(作家デビュー作 1996年作品)でした
知的悪人を主役にしたシリーズ
シリーズの新刊が出るのを追いかけるように買って読んだものです









手抜きご飯で誤魔化す日曜日

2020-06-07 20:16:44 | 子供のこと身辺雑記
小さくてかわいい熊本県産の苺「恋みのり」



姑の家の近くのお店は 九州産の野菜や果物をあれこれ置いてくれていて 買い物に行っては九州産の品を見つけて喜んでいます
(私 両親が九州出身で 私もうまれたのは福岡県です 根っこは九州人♪)

熊本県産の西瓜 シールに「プライム 肥後漫遊」とありました
美味しかったです









例によって二切ればかしは仏壇に供えて
西瓜は母の好物だったので

父の好きなものは煙草しか置いていない私
きっと父はあちらで拗ねているに違いない



食べたあとの皮も外皮をむいて 内側も少し削いで 刻んで塩まぶして 洗って
鰹節のっけてお醤油かけて食べるのでした










特に珍しいものはない ごくごく普通の朝ご飯








夕飯の横着カレー

お昼に作ったポトフもどき(ジャガイモ・玉葱・人参・ウインナー・レモンが具)の残りに 刻んだ玉葱とひき肉加えて煮込んで
カレー粉と蜂蜜・ウスターソースと牛乳を入れただけ

犠牲者(長男)には キーマカレーもどきと言い張っておいた

鶏もも肉と鶏ささみを醤油・酒・味醂に漬けておいて 汁気を切り 卵をまぶしつけ 最後に片栗粉をまぶして
胡麻油で揚げ焼きしたの
野菜サラダにのっけて








やっと明日は日曜日

2020-06-06 20:38:00 | 子供のこと身辺雑記
先週の日曜日 平日はずうっと姑の家に詰めてて時間がないので友人の美容室に行きカットしてもらって
姑のカットの予約をしてきた
(友人の都合の良い日を聞いてー友人も病気の姑を抱えていて 病院行きの日はお店を休むので)

水曜日は長男が病院へ 割かし早く済んだので 長男を家に送ってお昼おかず出しといて 姑の家へ
姑がお昼ご飯を待っている♪


土曜日 美容院の予約時間より かなり早めに姑を迎えに行ったら


姑は寝ていた

「おかあさん トイレ無いですか これから美容院へ行くんですよ」

と言ったら

「トイレは無い  」と言ってまた眠ろうとする


昨日まで 毎日 ずっと美容院へ行く日を確認し髪を切ってもらうのを楽しみにしていたのに

「しんどいから行きたくない」「 〇〇(夫の名前)は知ってるんか(美容院へ行くのを)」
「行かなあかんのか」

いやいや おかあさん お風呂にも入ったでしょ

「おかあさん これから暑くなるから髪を切ったほうがいいですよ」
「しんどいけど頑張って 一緒に行きましょ」


色々言って どうにか出かける気になってくれた
そして姑は言った「トイレ行く」


この間 半時間

それから やっと車に乗って

美容院の駐車場に着いたら優しい友人は迎えにきてくれて 足の悪い姑がお店に入り 椅子に座るのにも手を貸してくれて

シャンプーの途中に姑が「足がだるい」と言っても 優しい言葉で笑顔対応

丁寧に首の後ろの産毛も剃ってくれて


友人は自身も自分の母親 舅 父親ーと看病し 看取ってきた

そして今は姑の介護をしている

声を荒げた姿を見たことがない温かく優しい人だ

私は彼女の姿を見ていると ああでなくてはならないんだーと とても勉強になる

彼女自身も病気があるけれど
ご主人も大きな病気をされて

彼女のような良い人に どうしてこう次から次にーと思えるほど

それでも彼女はいつも笑顔
くれるメールの言葉もあたたかい

私も両親と舅ーとあちらの世界へ送ってきて
姑が最後の親と呼べる人

彼女と私には共通の話題も多くて

彼女が頑張っている

私など まだまだだーなどとも思うのだ


さてぼけたように見える姑だけど

昨日 牛乳屋さんが集金に来たから立て替えて支払ったら
「これ払わなあかんの」という姑


美容院代も〇〇(夫の名前)もらっといてーという姑^^;
(最初から 私が支払うつもりだけど)


だけど今日の夜 姑の家を出る私に
「今日は何曜日ー」

私「土曜日です」

姑「そしたら月曜日に来てくれるんや 雨降らんで良かった 気をつけて」

そう言ってくれる

ちゃんとはっきり会話できる時もあるのだ
気にはかけてくれているのだーと思う


夫は言う
姑はわけのわからんおかしいことばかり言うーと


え?!と思うこともあるけれど こちらが根気よく話せばちゃんと会話できるし大丈夫

姑が耳が悪いから いつも怒鳴るように話す夫
もう少し優しく話せばいいのにーと思ってる


夫は夫で姑との生活に疲れているのだろうけど

今 私の恐怖は
姑の家の庭の梅がいっぱい実り 夫が取るーと言っていること

去年はシロップと梅干を作った(面倒だったけど・笑)

さて 今年はどうしようーとNHKテキスト「きょうの料理」6月号(梅・新しょうが らっきょうの使い方特集あり)を眺める私









紫陽花の季節になりました

2020-06-04 23:08:28 | 子供のこと身辺雑記
少しずつ色が濃くなってきた紫陽花 品種はゼブラフラミンゴ








これはもう終わりのレデイマタハリ




ポップコーンとダブルダッチのアルクマール



ポップコーン 花びらの端が丸まっているのが特徴です




ダブルダッチのアルクマール





ガクアジサイ







ダンスパーテイ






卑弥呼






この紫陽花らしい色が好きです







丸く咲く手毬咲きタイプのよりガクアジサイの方が咲くのが少しだけ遅いのかなーなんて思いながら眺めています



「熊と踊れ」 (ハヤカワ文庫)

2020-06-04 22:20:57 | 本と雑誌








現実にあった事件を題材に しかも事件の関係者の協力もあり書かれた作品

アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ著


熊は危険な生きもので 熊とダンスするー
熊をうまく踊らせるには距離感が大事なのだ

熊を踊らせているつもりで 自分が踊らされているはめに陥る


犯罪にとりつかれる


暴力的な父親を持ち 父親と訣別したつもりでいた息子
しかし いつのまにかミイラ取りがミイラにー
自分が父親のようになってしまっていた


軍の武器庫から武器を盗み
銀行強盗を


軍人ギャングなどと呼ばれるようになる


犯罪を続ける彼等を追う警察


しかし捜査官にも塀の中に家族がいて

父と息子
兄と弟

追う側と追われる側の二重写し

人は何故暴力をふるうのか

何かの証明の為か
ただ自分を大きく重要な存在にみせたいからか


ただの犯罪を描いただけでなく それぞれの人間の描き方に深みがあります

似鳥鶏(にたどり けい)著 「難事件カフェ2 焙煎推理」 (光文社文庫)

2020-06-02 20:28:23 | 本と雑誌



「難事件カフェ 2」という題だが「1」は幻冬舎文庫より7年前に「パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から」として出ている
今回装いもあらたに「難事件カフェ」としリーズ名を変えて 光文社文庫より出たと 著者によるあとがきにあります


表紙のイケメン兄弟がメインをはります

本の帯に親切にも「喫茶プリエールの人々」として紹介があります
惣司季ー父親の遺した店(プリエール)を継いだ しっかり者のオーナー 弟の智とは強い絆で結ばれている

惣司智ー県警に所属していた元警部 国家公務員試験I種に合格したキャリアだが なぜか辞表を提出 プリエールでパティシエを務める



直井楓(直ちゃん)-県警秘書室から送り込まれた「刺客」 智を警察に連れ戻すべくプリエールに通う 警察の持て余した「未解決事件」を持ち込み
          惣司兄弟に解決させる



ま~~~ね この設定のままの物語です(そんな身もふたもない・笑)

事件がある 智が謎解き

この推理力を惜しんでか 辞表は受理されておらず休職扱いになっているそうな

智は事情あって警察をやめたのですが


著者のあとがきと あとがきへの注の説明も面白かったりします