夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

或る方への感謝をー

2020-08-15 01:24:30 | 子供のこと身辺雑記
長男の恩師が急逝されて数年になる
まだ若くこれからますますーという年齢であった

その奥様が今も長男のことを気にかけて下さって 恩師の形見の品や恩師が好きだった店の品など心のこもった手紙と一緒におくってきてくださる

ご夫婦そろって優れた人柄なのだと感動し感心している

長男のように不肖で不出来な教え子のことを 奥様までが案じていて下さる

奥様こそ早くに亡くなられたご主人のことが何より残念で寂しい思いをなされているであろうに

手紙にはこんな時期だから会うことは難しいですが 良い時期になれば またお寄りくださいーともあった

ただただ有難く 成果を出せない長男については期待にこたえられず申しわけなく

それは長男が一番 自身について不甲斐ないと思っているであろうし



「有難うございます」と「ごめんなさい」と

ずっとずっと長男のことを気にかけて下さって
とても嬉しく有難いです

お盆ですねえ

2020-08-13 16:16:06 | 子供のこと身辺雑記
お盆に入る前にと10日 両親の墓掃除に行ってきた
霊苑の道路は狭いので対向車があればどちらかが躱せるところまでバックしないといけなくて面倒
そこそこ墓参りの人は多かったけれど

11日は内科受診の日で終わってから処方箋は薬局に預けて4時ごろ取りに来ますーとお願いしてから姑の家へ

姑のお昼を大急ぎで用意して片付けて 今度は薬局に薬を受け取りに行って
姑の夕飯用意にまた戻る


12日は主人の家のお墓参りと姑の家の仏壇のお盆用意


そうそうお墓でね烏蛇というのかな 真っ黒くて細い蛇を見ました
じかに蛇を見るのは随分ひさしぶりで ちょっと嬉しくなりました
以前は自宅の近所でもよく青大将を見かけましたが 最近はとんと見なくなっています


家のお仏壇
母の好きだった西瓜
小玉ですが 長崎県産だそうです





茄子と胡瓜を牛と馬にみたてて
胡瓜は主人が作ったもの
大きさが丁度よいから使いました




あとは まあごちゃごちゃ^^;






今年は玄関外に鬼灯の鉢植えを置きました



下駄箱の上にも鬼灯
のっけたお皿は例によって大好きな星川窯のものです

この色目がね 大好きなんです



お皿の上に半紙を置いて








姑の家にも同じく玄関の下駄箱の上に鬼灯を飾ってきました

ーご先祖様 迷わずに帰ってきてくださいねーと心の中で呟いて


今日は主人が朝から塀外の草刈に来てくれて 犬三頭まで洗ってくれました

私は姑の家に行っていて 主人が姑の家に戻ってきたので そこでお役御免で帰宅

一休みしています

とても暑い一日でした















新しい洗濯機 
面倒なので(おい!笑)機能はほぼほぼ以前のと同じにしました
一番カンタンなコースで使っています
マニュアル(使用説明本)ってね どうしてああわかりにくく書いてあるのでしょ
読んだ時は覚えていても 必要ない機能はそのうち使い方を忘れますーー;


洗濯機を入れ替える通り道にと少し家具を端に寄せたら 広くなった場所で猫達がごろごろと

丁度エアコンの風が当たる場所
猫達も暑いのでしょうか







そして
綺麗になったような気もする犬達












もうじっとしてくれないから マトモなのが一枚もない
早々に諦めた私・・;

それに 外は暑いのだ









葉室麟著「乾山晩愁」(角川文庫)

2020-08-08 20:20:48 | 本と雑誌


「乾山晩愁」
尾形光琳の弟の乾山
彼は81歳で没したが その命日は兄と同じ6月2日であったという

「永徳翔天」
狩野永徳についての物語

「等伯慕影」
自分を助けてくれた女の「助けて」という言葉
自分だけ逃げた長谷川等伯
女は恨みを忘れなかった


「雪信花匂」
狩野探幽の姪の娘でぁる清原雪信
狩野探幽にその画才を認められた娘は恋を叶えた


「一蝶幻影」
英一蝶は島送りになり 大赦で戻ってきた
彼と大奥の女人との関わり

ドラマや映画で「大奥」を見たことがあるなら 覚えある女性が出てくる

では本の裏表紙からの言葉を

ー天才絵師の名をほしいままにした兄・光琳が没して以来 尾形乾山は陶工としての限界に悩んでいた
追い討ちをかけるように二条家から与えられた窯を廃止にするとの沙汰が下る
光琳の思いがけない過去が 浮かび上がろうとしていた・・・
在りし日の兄を思い 乾山が晩年の傑作に苦悩を昇華させるまでを描く歴史文学賞受賞の表題作をはじめ
戦国から江戸の絵師たちを綴った全5篇を収録
直木賞受賞作家の原点 待望の文庫化ー


葉室麟著「孤篷のひと」(角川文庫)

2020-08-07 19:59:36 | 本と雑誌



戦乱の世 織田 豊臣 徳川の時代を生き抜いて 三代将軍家光とも親交あり 伏見奉行もつとめて功績あった茶人 小堀遠州
茶の道の師の千利休や古田織部は時の権力者の怒りをかい 大往生はかなわなかった

だが遠州は寿命尽きるまで生き抜いた

彼が関わったことある人間の想い出を振り返る形で物語は進む短編連作集

白炭ー千利休

肩衝ー石田三成

投頭巾ー徳川秀忠 徳川家康 古田織部

此世ー後水尾天皇とのかかわり

雨雲ー高齢の母親のまだ若き日 想い残る相手についていこうとしたけれど

夢ー沢庵和尚

泪ー細川忠興

埋火ー藤堂高虎とある女人

桜ちるの文ー伊達政宗

忘筌ーそして遠州の死


人生を切り取るように描かれる場面場面
ただの小説ではない 歴史の
そう教養の本としても

時代劇があまりつくられなくなっている

戦国武将の名前も 幕末の志士 忠臣蔵に出てくる人物の名前も
名だたる侠客の名前も全部テレビドラマや映画で覚えた子供の頃

もうそれらは学校の授業で習う前に頭に入っていた

しかし私の子供達には 私が当たり前の常識として知っていたその知識が無い
一緒にクイズ番組など観ていると 
ああこういうことを知らないんだ

そう驚く

歴史の教科書で何々をしたー記号のように覚えるのではなく 生きていた人間として知ってほしい
などと思う


繰り返し読みたい深い物語

解説は 東えりかさん



ところで「桜散るの文」では伊達政宗に関して遣欧使節のことが書かれている

宝塚歌劇団宙組の舞台に「エスパニアのサムライ」があり 登場人物にソテロがいる
この舞台で宝塚歌劇団を卒業された実羚淳さんがソテロ役を演じておられた
宝塚歌劇団の中でも抜群の超絶美スタイル 足の長さと小顔と いわゆる優し気なイケメン
そんな実羚淳さんの最後の役として心に残っている

ソテロはキリスト教が禁制となった日本に戻り 薩摩に潜伏したが捕らえられて寛永元年(1624年)大村で殉教したーと作中にある

ー日本に戻らなければよかったのにーと思ってしまった


島原の乱は扱った作品を花組も舞台にかけているが この「桜散るの文」にも書かれている

ーこのとき幕府軍は手こずらせた一揆勢を皆殺しにした

その報せを聞いて遠州は幕府軍の残虐さに体が震えた

(何ということだ 泰平の茶など夢幻であったのか)
遠州は無念の思いに包まれたー


他にも徳川家光と伊達政宗に通じるー重なる思いとして
母に疎まれて 弟殺しーについて触れられている
聖書からのカインの弟のアベル殺し
これに関連つけての言葉もある

書かれた言葉を読めば なるほどとなる作家の物語の組み立ての妙もたのしめる
実在の人物への深い知識にも 読みながら感心するばかりだ


ご報告♪

2020-08-07 19:55:08 | 子供のこと身辺雑記


そして二日後 マジックソルトをまぶしてラップで包んでたマグロのサク

切ってレモンを添えて 小鉢にポン酢も入れて

切ってそのまま食べても味がついていますし
レモンの絞り汁やポン酢で食べても
どちらも美味しかったです


次回は牛や豚のかたまり肉にマジックソルトを使ってみようかと 企んでおります

無事にできるかしらん^^;

2020-08-04 21:24:04 | 子供のこと身辺雑記
私などには到底作れないモダンで美味しいお料理をつくられている方のブログから

「生マグロの柵にクレイジーソルトを塗して、きっちりラップして二日おく」
(くちかずこ様https://blog.goo.ne.jp/kazukomtngのブログから 一文抜粋)

これだけで良いらしいので これなら私にもできるかも?!と真似してみました

まずはクレイジーソルトとマグロのサクを買ってきて



初めて買いましたクレイジーソルト
岩塩&ハーブ調味料とあります
ステーキ ムニエル パスタ
そしてオリーブ油と混ぜてドレッシングにも使えるとか
精出して遊んでみます♪




二日後がたのしみでもあり こわくもあり?!


でもって 面白そうだから買ってみたシャイニーソルト



光り輝く
塩カドが無くまろやかなくちどけ
天日塩

などと あります

こちらも肉料理 焼き魚の振り塩 サラダに使っても良いと

シャイニーソルトを使ったお料理のレシピあるサイトさん↓

https://www.amashio.co.jp/recipe/shinysalt/



小川糸著「あつあつを召し上がれ」 (新潮文庫)

2020-08-01 21:11:54 | 本と雑誌



「バーバのかき氷」
マユはおばあちゃんをバーバと呼ぶ
両親は離婚
父親が他に女性を作り出ていったのだが それからは母親がひとり頑張って おばあちゃんの世話をし マユを育ててくれた
でも頑張りすぎて とうとう母親が倒れて マユは泣いた
「このままだとママが死んじゃうよ」

おばあちゃんはホームに入居した

そうして食事をほとんど受け付けなくなった
だからママは豪勢なお弁当を作り おばあちゃんに食べさせようとする
でも口を開けてくれない

マユはおばあちゃんが みんなで一緒に食べた美味しかったかき氷を食べたがっていると気付き 自転車を飛ばす
幸せな思い出のあるかき氷

おばあちゃんは食べてくれた



「親父のぶたばら飯」
恋人に連れられてお店に行った女性

その古い店は恋人の亡き父親も通った店だった

その恋人の想い出ある店で 女性は求婚される



「さよなら松茸」
その宿に予約を入れた時 まさか別れることになるとは思っていなかった
予約を取り消すしかないと思っていたのに

女は飛行機で男は車で宿に向かう

これでおしまいのー
宿の自慢の松茸料理
それだけを味わって



「こーちゃんのおみそ汁」
若くして病死した母親は幼い娘に厳しく教えた
ひと通りのことは自分でできるようにと

特にお味噌汁には力を入れて教えた
だしをとる所から

母の死後 父親は再婚せずに 温かく優しく娘を育てた
好きな人ができて結婚が決まり 結婚式の日
その家での最後のお味噌汁を作りながら 娘は思い返す
これまでの日々を
母親のこと 父親のこと

父との会話で 娘は母親の想いを知る 父親の想いにも




「いとしのハートコロリット」
老女の独白で物語は続く

夫との出会い
一緒に行ったお店

語られる想い出

けれど それはかなしい

すべて消えていく現在



「ボルクの晩餐」
心中しょうかと死ぬことを決めたらしい男だけれど


はたして彼は本当に死ねるのか

死ぬのはやめたーとなるかもしれない



「季節はずれのきりたんぽ」

父親が病死
母と娘は 父が拘っていたきりたんぽ鍋を作るのだけれど
あらら 味がおかしい

その理由はー





8月になりました

2020-08-01 21:10:31 | 子供のこと身辺雑記
19日 31日 左目の注射とレーザー
光を当てて ずうっとバチバチ 多分画像撮影も

注射後は眼帯

寝る前には外していい
だけど目は水に濡らしちゃ駄目なので 眼に注射ある日は化粧無し スッピンで病院へ

夜になって外した眼帯↓



ガーゼに血が付いています
多少の出血はあるんです

眼科行き 次回は9月

8月には内科行きはあるけれど ちょっと一息



洗濯機の調子が悪くて 迷っていたのだけれど買い換えることにしました

やっぱ日々使うものですしね

以前ならすぐ馴染みの電気店にお願いしていましたが 
電気店の御主人 ご病気で入院し これを機に閉店となったと
連絡がありました


それで個人のお店の新しいところと迷っていて
近所の大型店に電球を買いにいったついでに ちらっと洗濯機を下見していたのですがー
ま いいや買っちゃおうと⦅ほぼ 思い付きで生きている女です)
勢いで 調子悪くなった電子レンジも買い換えることに

かなりの大散財・笑



先週 姑の家に着いたら 車庫側の向かいの家の方がご夫婦で出てらして 
姑が裏庭の入り口近くで倒れていたと

親同士がイトコか又イトコくらいの親戚になるので 普段から行き来があるのですが
ご夫婦で家の中まで運んでお世話して下さったと

姑は庭で用を足したのか 庭に大便が散り ウンコまみれになっていたと

声をかけたら意識もあって 
それで 救急車呼ぼうか迷って 夫の会社は知っていたので 夫にも連絡してくれたと

そろそろ私が来る時間とご存知で待っていてくれたのだと


事情を聞いてから 家の中に入り 姑を着替えさせて 飲み物あげてから
大丈夫らしいのでおうちに お礼を言って
夫に連絡入れたら帰宅途中だと



姑は この暑いのに何故か 冬物のぶあついセーターを着ていて 
これは気もおかしくなると 夏物の服に着替えてもらったのですが

姑は「寒い」と

もしや気温もわからないのかーと不安にはなりつつ

夏で暑いから薄いほうが涼しいですよと 

しかも姑は扇風機すら止めていたのでした


こんなことしていたら また熱中症になって 入院しないとけなくなりますよ
救急車で運ばれた時みたいに

だから冷たいもの飲んで 涼しくしていましょうね

入院するのはイヤでしょう

とか 色々言ってね



怪我をしてなくて良かったです



庭ばかりか トイレも便座にウンコしてて それは帰宅した主人が掃除してくれました



その後は落ち着いたようで
午後から私が病院に行く日も
「わざわざ来てくれて (病院あるのに)すまんかったね」とか言ってくれるし

夕方も(注射して眼帯して)片目になるから来れないーと言えば 「気ィつけよ」と言ってくれます


ふだんも行くと
「ああ 良かった お昼 どうしようか思うてた お粥 少しだけにしてな」

「晩までおってくれるん」

私「〇さん(夫のこと) 帰ってきて おかあさんが晩御飯食べ終わるまで傍におりますよ」

そう答えたら

「ああ 良かった うちひとりやんと なんもできん」と



そうかと思えば 話し相手が私だと分かっていない時もあって
急に「あんた 子供おるん おるんやったら早よ帰ってやらな」
なんて言ったりもします


いつかは完全に何も分からない日が来るかもしれません

でも 名前を呼ばれて 少しでも頼りにしてくれいるようなのは 嬉しいんです


トイレの手洗いの水が出し放しだったりするので 

姑がトイレに行くと さりげにチェックとか
トイレツトペーパーは早目に替えて 中途に残ったロールは外しておいて私が使う

エアコンで温度調整

時間を見て姑に飲み物を飲んでもらう

昼食と夕食の間のおやつの手配

日替わりで果物だったり 焼き芋だったり
和菓子に駄菓子に変化をつけて

こうしたことも人生勉強

作って届けるおかずも日々工夫
どうしたら食べやすく変化をつけられるのか


私の日々は そんなふうに過ぎていきます


8月1日
八朔の代わりにオレンジを食べよう
と 朝 思っていたのだった

今迄忘れてました