この年になると、親戚の法事・・・と言うか、所謂”大人としての行事”というものに、参加する機会が、ぐ~っと増えます。
若い内は、そういった行事は、両親とかに全てお任せ・・・という状況でしたが、もう、そういうわけにはいかない年齢。
それに、もう、いい加減、そういう事も経験しておかにゃぁいけない年齢に達した・・・という事ですな。
と言うわけで、昨日は、父方の叔父の三回忌に、オンマの代理で出席してきました。
でもまぁ、何か特別な事をすると言うわけでもなく、ただ、お寺での法要に参列し、お墓参りをして、一緒に食事をし・・・という内容なので、いたってお気楽。
参列者も、本当に親しい方々だけでしたので、ほのぼのと、故人をしのび、楽しくゆったりとお喋りが出来ました。
食事も、故人が最後に外食をしたお気に入りのお店でして、メニューも、いつも頼んでいたモノだったようです。
食通で知られた叔父だっただけに、本当に気持ちの良いお店で、尚且つ、美味しい料理でした。
その席では、久しぶりに顔をあわせた叔父や叔母たちと、昔話に花を咲かせましたよ
かなり真面目人間達の叔父叔母なんですが、その母親、つまり、私から言うと父方の祖母は、こりゃまたかなり個性的な人物でしてね。
その反動で、真面目一本の固い子供たちばかり産んだような、そんな気もしますが・・・我が父は、唯一その母親似だった気がします
数々の武勇伝を残してましてね。
私も、小さい頃は一緒に住んでいましたので、折々に眼に触れてはおりましたが
それでも、昨日、叔父達から、新たなネタ・・・いえいえ、新たなエピソードを仕入れまして、帰宅してからアルフィーに即、話して聞かせました。
もち
爆笑
そこでアルフィーが、一言。
「お母さんって、おばあちゃん似なんじゃないの」
「・・・実は、私も聞いててそー思った。ちらっと・・・。」
「ちらっとじゃなくてそっくりじゃん」
ま、確かに、体型は似てる・・・
つれあいである祖父の両親が、身体の弱い血筋を案じて、身体の頑健な嫁を迎えたいという思いで選んだと言う祖母・・・まぁね、願いは叶ったようで
その反対に、祖母が祖父を選んだ理由・・・と言うのが、
”毎日お魚が食べられる”
・・・だったらしい
農家の娘だった祖母は、魚が大好きで、でも、その時代、毎日魚を手に入れることは、農村じゃ難しかったようです。
で、町屋に住む祖父だったら、それが叶うだろうという魂胆(・・・)だったようです。
どーりでね
隣がお肉屋さんなのに、なんで家は毎日魚料理なんだろうと、幼いまぎぃは不思議だったんですよ
お祖母ちゃんが食べたかったからなのかぁっ
ま、そんなこんなで、たまに親戚が集まっての昔話・・・と言うのも、楽しいものだという話でした。