漢城別曲 [DVD] エプコット このアイテムの詳細を見る |
やっぱ8話というのは、早いですねぇ。
あっという間に、昨日で最終回を迎えました。
前回の記事は、こちらから。
おおまかなストーリーは・・・と言うと。
両親の復讐を遂げたいナヨンの思いとその薬学に関する能力、知識を利用して現王を暗殺しようと目論む一派が居て、その強大な勢力に翻弄される若者達の思い・・・とでも言いましょうか。
暗殺を目論む一派の黒幕は、大妃でしたね。この方は、「太陽の女」でキム・ジスさんの養母をやってた、あの方。こういったきっつい役、お似合いですよねぇ
で、確認なんですが、この現王って、正祖の事なんでしょうか
つまり、「イ・サン」のイ・ソジン氏なんでしょうか
どうも年代がイマイチ掴みきれてなかったので、そこんところが気になってしょうがないのです
正祖って、即位前は当たり前に、そして即位後も暗殺計画が目白押し(・・・表現が変ですが)だったようですのでね。最後は、この作品の様に、毒殺されてしまうのでしょうかああ、気になる・・・
本筋は、ナヨンとイ・チョニ氏、チン・イハン氏のラブストーリーです。
好みから言うと、断然イ・チョニ氏派なんですが、それだけの理由じゃなく、思いっきり共感したのも、チョニ氏の方でした。
いくらお金持ちになっても、依然として身分の差は歴然としてあり、権力を手に入れる事はなかなか出来そうに無いチョニ氏。それでも、殺人者となったナヨンを命を賭して守ろうとします。
莫大な財産も権力も、彼女が居なければ何の価値もないと言うのです。
それに対して、イハン氏は、ちょいと気弱な、腕力もイマイチな若者です。
ナヨンに対する想いは、チョニ氏にも負けずとも劣らず。ただ、彼女に拒絶されると、辛さから逃げてしまうのです。
暗殺計画の中心に自分の父も居ると言う事を知り、ナヨンからも、父からも逃げてしまうのです。
でも、ナヨンの命が危ないと知った時、信念をも事実をも曲げて手段を選ばず救い出そうとします。
その結末は、哀れなものとなりました。
結局、強大な権力の前には、少数の正義も通じなかったのです。そして、彼らの真っすぐな愛情も、報われる事が無かったのです。
ちょっと、時代背景が判り難かったので、もしかしたら認識が間違ってるかもしれませんが・・・。
政治の醜い部分、思い通りにならない何とも鬱憤の溜まる部分を描いた作品でした。