前回の記事は、こちらから。
ドンスは、何もかも投げやりになって、今の生活から抜け出したい・・・と、遠洋の漁船に乗ろうとしました。それも、保障も環境も待遇も整っていない船に。
それを知ったドンス父は、
「死にに行くのか」
と、必死で思いとどまらせようとしますが、ドンスは聞く耳を持ちません。
思い余ったドンス父は、ソンジュに会い、息子を止めてほしいと頼むのです。
ソンジュもまた、生きて行く事も死ぬ事も出来ず、毎日を暮らしていましたが、働きながら留学するという事を決め、こちらも母の制止に耳を貸しません。
そんな時、ドンスの話を聞いたわけです。
ソンジュはドンスに会い、止めようとしますが、ドンスはぼんやりと聞くだけ。
でも、その後、ソンジュが泣いている姿を見、その指に、捨てたはずの指輪が光っているのを見た時、想いがあふれてくるのです。
ソンジュも、ドンスと別れることは出来ない事を再認識しました。
二人は、ソウルを離れ、二人だけで結婚式を挙げました。
ドンス父だけは、それを前もって知っていたようです。
ヒョンチョルが、ドンス達の別れを知ってショックだったのは、ソンジュへの想いではなく、自分をあんなに傷つけて置いて、別れるなんて・・・という自分を馬鹿にしたような行動に腹が立ったって事のようですね。
プライドが傷ついたって事です。
で、その矛先は、ジェヒに向かいました。
でも、本人も意識しないうちに、ジェヒのが心に住みつき始めてるようです。
彼女の前では酔えるし、本音が言える・・・と。そんな自分が不思議に思えてるんでしょうね。
だけど、ジェヒとすれば、自分に好意を持っているような素振りを見せるのに、物凄く冷たい態度もとるヒョンチョルの事が、まだ理解できないようです。
お弁当を作ってきたと言っても、無視して食べないし・・・。
ソンジュ父は、いきなりソンジュから
「ドンスと結婚する。」
という電話がかかってきて、かなりのショックを受けました。
会社は入札に勝利し、大企業への一歩が踏み出せたと言うのに、イマイチ嬉しそうじゃありません。
ソンジュを連れ戻そうとしますが、既に入籍届を出しているので、いくら娘だと言っても彼女を勝手に連れて行くと、拉致・・・とされるらしいので、手を出せずにいます。
こういう状況になっても、やっぱり、ソンジュ父とすると、結婚を認めることは出来ないのです。
ソンジュは、ドンスに別れようと言った理由を言わずに結婚しました。一生、言わないで行こうと決めたようです。
結婚式の夜、一人教会で神に許しを請う姿が、泣けました
”彼と巡り合わせてくれたことに感謝します。彼に話せない私を許してください。話せないまま、彼の元に行く私をお許しください。どうにもできないことをお許しください。許しを請う私をお許しください。この瞬間から、全てを忘れる私をお許しください。”
ドンスの家で新婚生活を始めた二人。
ハルモニ以外は、二人を温かく迎え、ソンジュも受け入れてくれます。
でも、ハルモニとすると、昔あれだけ面倒をみてやったマンボクなのに、自分達にこんなにひどい事をする…と言う事や、ソンジュが別れると言い出して、可愛い孫のドンスを傷つけたにもかかわらず、掌を返したように、またよりを戻すって事が気に入らないのです。
だから、本当は、ソンジュを決して嫌ってるわけじゃないのに、素直に受け入れる事が出来ないでいます。
ま、これは、時間が解決してくれるでしょう。
そして、投資者の金融業者のアジョッシー。
約束を破ったドンスを許してくれそうにありません。
こちらの雪解けは何時になるんでしょうね。