前回の記事は、こちらから。
トジンと帰ってきたセワ。
それを見たボンイは、とっさに“お腹が痛い”…と言ってトンへの気を逸らし、トンへがその場面を目撃しないで済むようにしました。
でもねぇ、とうとう、セワはトンへに別れを告げましたよ
トンへが自分にプロポーズするつもりだと知ったんです。
トンへが自分で料理し、ボンイが先輩から好意で貸して貰ったレストランに一応赴いたセワなんですが・・・。
はっきりと、言いました。
「韓国に帰ってきて8か月の間に、気持ちが変わった。アメリカでの6年間は夢で、この韓国での生活が現実なの。」
トンへ、物凄いショック
だってねぇ、セワだけを頼りに韓国にやってきたんですもんね。彼女と結婚したいがためにスケートで良い成績を収めようと練習に励んできたわけですし。
この事を、そのままアンナに話す事は出来ませんでした。
アンナは、トンへが何も言わないから、やっぱりセワと喧嘩したんだと思い込んでいたんです。
だから、自分が養母から貰ったウェディングドレスを渡して、仲直りをしてもらおうと、セワのところへ行こうとしました。
でも、彼女がすんなり行けるはずがありません。
タクシーでいろんな放送局を周り、やっとのことでセワの勤める放送局に着いた時には、所持金が足りない。それで、セワを呼び出して貰って、支払ってもらう事になりました。
元々、アンナの事を厄介者…と言う風に思い始めていたセワ。この件で、もう、本当にキレちゃったみたいです。
理解能力の無いアンナに、冷たい言葉でトンへへの愛情が無くなったと告げたのです。
そして、ホテルに彼女を送り届けようとした時、トジンがホテルのロビーで待ってると言う連絡が入っちゃったんですよ。
このままアンナを送って行ったら、トジンと鉢合わせしてしまう事は間違いないってんで、ホテルの直前の道端に、アンナを置き去りにしちゃいました。まぁ、普通の人なら、ホテルにたどり着いたでしょうが、アンナはそれが出来ないのです。
降ろされたところに、ずっと居て、トンへが迎えに来るのを待つ事しか出来ませんでした。
アンナが居なくなったと判ったトンへとボンイは、一生懸命探します。
そして、やっとセワと連絡が付いて、アンナと別れた場所を聞き出し、急行して見ると。
居ました
アンナは、うずくまってトンへを待っていたのです。
以前、迷ったらその場所から動かずに、トンへが来るのを待つように言われていたからだそうです。
セワは、おそらくトンへへの気持ちが変わってきてる事は確かでしょう。
でも、ああもあっさりと冷たくトンへに別れを告げたのは、例の家族を探す番組の失敗の所為です。やっとTV部門へ移ったと言うのに、またラジオとかに配置転換される可能性がある事を知ったんです。
そして、トジンの父が上司のキム・ジュンで、母がホテルの社長、そして彼はその一人息子だとわかりましてね。自分と結婚したいと熱心にアプローチしてるし、それは自分にとって本当に有利な条件をもたらす縁だとわかったんです。
アンナは重荷でしかないし、トンへと結婚したからと言って、自分に有益だとは思えないからですね。
トジンとは雲泥の差ですわ。
で、トンへとの縁を切って、トジンとの交際をスタートさせたんです。
でも、言葉ほどすっきりさっぱり気持ちが切れたわけじゃありません。それに、冷たい計算高さのみの女性でもないようですからね。
だから、アンナの行方が判らない…と知った時、おろおろとするんですよ。
ボンイは、今のところ、トンへとアンナの味方ですね。
彼のセワへの愛情の深さを知りましたし、アンナの純粋さもわかりましたから。
ところで、ボンイの兄とセワ妹の妊娠騒動は、あっけなく両家の知るところとなりまして。
もう、大騒ぎ
でも、結局、司法試験が終わったら二人を結婚させようと言う事で意見が一致しました。
まぁ、双方の母親とも、お相手が気に入らないのは同じで、全て納得したわけじゃないのですが、仕方ない…と言うところです。
セワ母は、この妊娠騒動でちょっとした家出騒動を起こしまして、亡き夫のお墓で憂さ晴らしをしてましたら、なんと、そこでボンイの叔父と何度目かの再会。
セワ母は勝手にボンイ叔父に一目ぼれしちゃってるんで、熱心にアプローチしてますが、ボンイ叔父の方は全くその気なし。
トンへは、セワへの想いは諦めないと宣言。
大会で優勝して、メダルをセワの首にかけてあげる・・・と言いました。
そして、一生懸命練習に励むのです。
で、大会当日。
なんと
会場に行こうとした時、セワの姿を見つけて駆け寄ったトンへ。そのセワが、横断歩道の信号を無視して渡り始めちゃいましたよ
当然、そこに車が
それを見たトンへがセワを庇って飛び出し、自分が事故に遭っちゃいました


大会は
選手生命はーっ