前回の記事は、こちらから。
ありゃぁ~・・・あっという間に、トンイは王子様を出産してましたよ
王様は、もう王子様が可愛くてしょうがないんです。
政務の合間を見ては、せっせとトンイの元を訪ね、王子様に会ってます。
微笑ましい一家の姿ですね。
でもね、一旦は表舞台から退いたチャン妃が、またもや裏で画策し始めました。
なかなかのんびりとは暮らせないトンイです。
それに、西人の中でも、トンイの産んだ王子をチャン妃の世子にとって代わらせようとするのと、賤婢出身のトンイの出生だから・・・と、異を唱える一派とがあるようです。
そして、もうひとつ、大きな出来事が
都で次々と両班が殺されると言う事件が勃発したのです。
トンイが提唱した“王子の100日のお祝いに、お粥を恵まれない人たちに”・・・という案が受け入れられ、貧しい人々に喜ばれていたのに、その会場でも両班が殺されてしまいました。
その時、内緒で宮女の恰好をして働いていたトンイが、犯人らしき人物とぶつかりまして。その男が落として行った手ぬぐいに、なんと“コムゲ”の紋章が
もしかしたら、コムゲが再結成されたんじゃないかと、トンイは心配するのです。
そして、両班に復讐するために事件を起こしているのではないかと。
でも、昔、トンイ父が首領を務めていた時は、決して人を殺したりはしなかったため、コムゲの仕業とは思いたくないのです。
だから、チョンスに調べさせました。
王様もこの事件を重く見ています。治世を混乱させる事件だ・・・と。
で、新しく、この事件担当の者が抜擢されました。
その人物は、昔、トンイが第一発見者となった事件の被害者の息子チャン・ムヨル。
すごく真面目でキレ者のようですが、なんと、裏ではチャン妃とつながってましたよ
父親を殺した同じ南人一派と手を結んでいます。
どーいう魂胆なのかしら
今のところは、チャン妃が復活するため、南人が宮中に戻る為に、邪魔なトンイやその周辺を探ってるようですが・・・。
父親の仇を討つために、敢えて手を結び、隙を狙ってるんでしょうか?
深読みし過ぎ
トンイは、ムヨル父が残した手の合図を調べ始めました。
シム・ウンテクが清の言葉、数字ではないかと、思いつきまして、またもや宮女の恰好でお出かけしたトンイ。
ウンテクと清人が多く利用する店なんぞで聞いて回りましたが、何も得られず。
仕方なく帰路に着く事になりました。
この時点で、トンイは中殿の許しを得て中殿の私邸に移っていました。理由ははっきりとは説明してないのですが、中殿のトンイへの信頼が深く、彼女の行動には何か必ず理由があると理解を示した上での事でした。
いつか、その理由を説明してくれるはず・・・とね。
これは、トンイの傍に仕える尚宮達も同じ。
彼女の行動が心配でならないのですが、理由を聞いても絶対に話してくれないと知ると、傍から見守る事にしたようです。
でもねぇ、このトンイの行動に疑問を持ったのは、彼女達だけではありません。
チャン妃やムヨルも同じように不審を抱き、いっそうトンイの周辺を探り始めました。
一方、チョンスは、コムゲが再結成されたことを突き止めました。
そして、同時に、両班連続殺人事件の犯人が彼らだと言う事も。
ショックを受けてましたね。これは、報告を受けたトンイも同様です。
で、チョンスは、首領に会いに行きました。
それが、なんと、昔トンイと一緒に遊んでたケドゥルだったんですよ
彼は目の前で皆殺しに遭った父や首領達を見て、両班への復讐を誓って、再結成したんです。
トンイも死んだと思い込んでいました。
そして、なんと、今度のターゲットがトンイだったんですよ
まさか、トンイが生き延びていて、よりによって王様の側室になっていたなんて思いもよりませんわなぁ。それも、今、王様の寵愛著しく、王子様も産んだところで、庶民にも施しを授ける所謂“時の人”だなんてね。
ケドゥル達は、そんな注目の人を殺すことで、一層の効果を上げようと思ったんです。
それを知ったチョンスと、チョンスからトンイだと聞かされたケドゥルが止めようとしたんですが、既に遅かったですね。
コムゲのメンバーは、まんまとトンイの部屋に忍び込み、刃を向けていましたよ
あいやぁ~っ
・・・ま、トンイが死んだんじゃ話は続かないから、これはどーにか上手く収まるんだろうけど、この新しいコムゲの出現で、トンイは立場が悪くなるんでしょうねぇ。
絶対にチャン妃一派がこれをネタに追い落とそうとするでしょうから