会いたい 韓国ドラマOST (MBC) (韓国盤) | |
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「スヨン」
そう呼びながら、ジョンウはスヨンを追い掛け、腕を捕まえました。
驚いて振り向くスヨン。
ジョンウは、何も言えずただただスヨンの顔を見つめるだけです。スヨンもまた、意味が分からないものの、必死の眼差しのジョンウを見つめるしか出来ませんでした。
同僚刑事が駆け付けて来て、ジョンウに何事かと問いました。
ジョンウは、なんでもない・・・とそのまま立ち去りました。
ヒョンジュンは、ジョンウのことを気がついてたみたいですね。出来るならば、スヨンがジョンウに会わないように・・・と思うのですが、へミの事件の事で、そうはいかない様子です。
でも、訪ねて来る時は、あらかじめ電話で知らせてほしいとジョンウに言いました。
へミは、ミシェル・キムと言う名前になっていました。
テジュンの秘書だったナム理事に多額の融資をしているようです。そのナム理事、今はテジュンから見放されてる様子ですよ。ミランの部下って感じですね。
そのナム理事が、ヒョンジュンの家を訪ねて来てるのを監視カメラの映像で見たジョンウ。ミシェル・キム=へミが死んだ日に・・・です。彼女と関係があるのでは?・・・と事情を聞きに行きました。
ナム理事は、顔を知らないまま融資を受けていたようで、今回初めて“ミシェル・キム”の写真を見せられ、それがへミだと気付いたんです。でも、ジョンウには言いませんでした。
ミシェル・キムには甥が居ると聞いたナム理事。それがヒョンジュンだと、すぐに察しましたよ。
ある日、ヒョンジュンの指示を知らない同僚のオ刑事が、ジョンウより先にヒョンジュンの家に捜査にやって来ました。事件の日、ヒョンジュンが留守のはずなのに、部屋の電気がついていた・・・と監視カメラの映像で見た為です。
その時、ヒョンジュンは留守でした。スヨンが家政婦さんと一緒に居たんです。
オ刑事は、ジョンウも呼びました。
そして、再度、スヨンと会う事になるんです。最初、スヨンは自分には関係の無いこと・・・と刑事たちを無視していました。
でも、オ刑事が“ハン・ジョンウ”と呼ぶのを聞いて、凍りついてしまったんです。
「ハン・ジョンウ。」
と、呟いたのを、ジョンウは耳にしました。で、思わず詰め寄ってしまったんですよ。
「誰なんだ。お前は誰だもう一度、名前を呼んでくれ。」
スヨン、涙を一杯溜めて何も言えずに立ちつくすだけです。よくこぼれなかったなぁと思うくらいですよ。
そこに、ヒョンジュンが帰宅して来ました。
婚約者だ・・・と言うヒョンジュン。
「もう一度、婚約者の方と話がしたいのですが。」
と言うジョンウ。
スヨンは、わざとヒョンジュンの肩に手を置き、親しげな様子を見せました。
ジョンウは、服のボタンを一個ちぎり取り、コップに入れました。ボタンは沈み、波紋が起きました。
「雨が降る、降らない・・・。」
水占いを何故知ってるんですか?・・・と問うジョンウ。
本で読んだ気が・・・と、ヒョンジュン。スヨンも、知らない・・・と背を向けます。必死で耐えてるスヨンでした。
翌日、スヨンの事件の犯人カン・サンドゥクが出所しました。
ジョンウは、勿論刑務所の前で待ち構えてました。それをオ刑事が、手錠をかけて止めたのです。
ところが、その所為で、今度は、スヨンが殺したいほど憎んでいるサンドゥクと再会する羽目になってしまったのです。
ヒョンジュンが運転する車が、サンドゥクと接触事故を起こしてしまったんですよ。
ヒョンジュンが保険会社に連絡している間に、サンドゥクは、助手席にいるスヨンに近づいて行きました。彼の癖を見て、スヨンはそれが昔自分に乱暴した男だとすぐに察し、パニック状態になってしまったんです。
その隙に、サンドゥクは、スヨンの携帯を盗みましたよ
ヒョンジュンは、このスヨンの苦しみの理由を知ってるのかしら?話して無いのかしら?
サンドゥクは、早速、スヨンに連絡して来ましたよ。今になって身体が痛いとかナントカ言って、スヨンを呼び出そうとしたんです。
スヨン、恐怖におののきながらも、要求を飲んだようです。
サンドゥクの部屋に、宅配が届きました。中には、スヨンの事件の記事が載ってる新聞が入ってます。その下には、何やら白い箱が入ってました。
それを開けようとした時、またドアチャイムが。
出たサンドゥクに、何者かがスタンガンを押し当てたんです。
そのまま風呂場に軟禁されてますよ。あれはスヨンだよね?
その頃、ヒョンジュンは、ナム理事から呼び出されていました。ヘリ=ヒョンジュンだと、そして、へミ=ミシェル・キムだと気づき、正体をばらしてほしくなかったら、ミシェル・キムへの借金を棒引きにしろと言ったんですね。
その要求を飲んだヒョンジュンです。
スヨンが帰宅したら、ジョンウが待っていました。
「最後に名前を呼んでください。ハン・ジョンウです。」
一瞬ためらったスヨンですが、できるだけ冷静に名前を呼びました。
「ハン・ジョンウ。」
そして、
「ジョンウやぁ・・・ハン・ジョンウ。」
と。