世界のどこにもいない優しい男 韓国ドラマOST Part. 1 (KBS) (韓国盤) | |
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結局、ジェヒの提案どおり、ウンギは代表理事の地位に復帰したようですね。ま、ジェヒと同格ってことですよね?
そんなことで、この会社は大丈夫なんだろうかと、ふと思った私です。
ジェヒは、マルに、よりを戻さないか?・・・と言いだしましたよ。全てを捨てたら、よりを戻せる?・・・なんて。
マル、一瞬驚きましたが、呆れたように言いました。
「こんな抜け殻で良かったら。」
この言葉を、アン弁護士が聞いていましたね。こんな時、まだジェヒはマルを求めている・・・なんて、プライドずたずただよね。
アン弁護士の怒りは・・・いえ、正確には嫉妬ですよね?・・・マルに向かいました。
マルを又もや他社の社長への暴力行為の濡れ衣を着せたんです。
これは、ジェヒは預かり知らない事でしたね。アン弁護士の独断でした。
結局、ジェヒが手をまわして、マルは疑いが晴れて、釈放されましたが。これは、アン弁護士に断りも無くやったことで、アン弁護士は激怒してましたよ。
ところで、ウンギは、自分が記憶を取り戻す事が、何より一番優先されることだと思い、一生懸命に仕事を覚えたり、マルと過ごした場所に行ったりしてますが、全く記憶は戻りません。
そんな時、アメリカ留学中に付き合っていたジョンフンが現れました。離婚したとか。
ジェヒが呼んだみたいです。ウンギが記憶喪失らしいということ、傍に胡散臭い婚約者を名乗る男が付いてる、ウンギの目を覚まさせたい・・・なんて言って、報酬をちらつかせましたら、あっさり乗って来たようで。
ウンギに、昔の写真を見せたり、如何に二人がだったか・・・なんていう作り話を聞かせたりしました。
ウンギは、最初、全く見覚えの無い相手に、怯みました。
でも、話を聞いているうちに、徐々にマルとのシーンが頭に甦って来たのです。
そして、ジョンフンが自分に嘘をついていると、確信を持ったのです。で、きっぱりと拒絶。
その様子を見たジョンフンは、ウンギが記憶喪失なんて信じられなかったでしょうね。
ウンギは、マルに、会いに行きました。
釈放されて来るのを、警察の前で待っていたのです。
「詐欺師。」
そう、いきなりウンギは言いました。マルは、一瞬全ての記憶を取り戻したのか?・・・という不安と嬉しさ、戸惑いの混じった目つきでウンギを見つめましたね。
ウンギが言いたかったのは、マルが“kissしてない”と、言った事が嘘だと言う事。
弘前城でkissしたのが、自分にとっては初めてだった・・・と泣きながらマルに言うシーンを思い出したんです。
マルは、ほっとしたような、感動したような表情になりました。
その直前、パク弁護士から、ウンギがマルのために会社を捨てると言っていると聞かされていたんです。
「より愛している方をとるのは当たり前。」
そう、事も無げにジェヒに言って来たウンギです。
マルは、ウンギの想いがしんしんと心に沁みてくる気がしたようです。
以前、パク弁護士との間で、ウンギを元の場所に、望む場所に戻すことが出来たら、ウンギから離れる・・・という念書を交わしていました。
それを守らなかったら?・・・とマルはパク弁護士に言いました。
マルの気持ちが、初めて本気になったんですね。ジェヒに裏切られて以来、初めて。
警察署の前でウンギに『詐欺師』と言われ、その意味を知った時、気持ちがウンギに向かってあふれだした気がします。
「覚えておけ。今度は絶対に忘れずに、覚えててくれ。俺の初めてのkissだ。」
そう言ってマルはウンギにkissしました。
彼にとって芝居とかポーズとか作戦じゃなく、本気のkissだということですね。
そしてこれを、ジェヒが見つめてましたよ。あ~ぁ、嫉妬の炎が見えるわ