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ピノキオ OST (SBS TVドラマ)(韓国盤) |
クリエーター情報なし | |
CJ E&M |
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クイズ番組の一件で、ダルポは改めて放送局や記者と言う者に、嫌悪感を抱き、イナは反対に、その影響力の大きさに感動するという全く正反対の思いを持ったわけです。
高校を卒業し、イナは大学に進学、ダルポはタクシー運転手となっていました。
ダルポにとって大学進学というのは、全く意味が無かったのです。ただ、この家族で居る事だけを願っていたのです。
そんなある日、ダルポは夢を見ました。
死んだ筈の母と行方不明のままの父と兄が居る、幸せな家族の朝の風景でした。
何度も、夢だとこれは夢だと思うのですが、あまりにもリアルで、これが現実だと信じかけた時、そのシーンにイナが居る事に気が付きました。これで、目の前のシーンが夢だとはっきりと分かりました。
だったら、覚めないでほしい・・・そう願うダルポでした。
イナは、大学を卒業しても就職できず、いまだに就職浪人中。
彼女は、放送記者になるという夢を捨ててはいませんでしたが、ピノキオだと言う事を理由に、悉く落ち続けていたのです。
そして、今度は母チャオクがいるMSCを受けようとしていました。これは父ダルピョンには内緒でした。
それを知ったダルポは、心配になりました。
ダルポは、ずっとチャオクのことをけなして来たようです。
イナは、母にメールを送り続けて来たのですが、一切返信はありません。ダルポはそれを指摘して、母への思いを整理させようとしてきたようですが、イナには無理でした。
却って頑なに母のことを恋しがっているように思えます。
今度の面接で、もしかしたら母に会えるかもしれない・・・という期待に、胸ふくらませて会場に向かったのです。
母の事で口げんかになったダルポとイナですが、ダルポは自分の予想が外れるよう願って、イナにボタンを一つ渡しました。会いたい人に夢で会えたから、その夢を売る・・・と言って。
そしたら、母親と感動の再会が出来るかもしれない・・・と。
その直後、母からメールが届きました。
ずっと待っていた母の言葉でした。
『頑張って』・・・と一言。
イナは、嬉しくて嬉しくて・・・。やっぱり母は自分の事を忘れたりしていない・・・と。
MSCでは、イナがチャオクの娘だと言う事は知れ渡っていました。ピノキオだと言う事も。
面接官などは、チャオクに気を使ってたようですが、チャオクは容赦ありませんでした。
実際に、取材先に電話をかけさせ、嘘をついて情報を得るようテストしたのです。しゃっくりが出ないようだったら、合格だ・・・と。
出来ませんでした。
「記者は状況に応じて嘘をつく必要があります。だから、ピノキオは記者になれません。」
冷たくそう言い放ったチャオク。
呆然とした様子で会場を出て来たイナ。そのまま座り込んで母を待ちました。確認したい事があったのです。
「携帯を見せてください。」
自分の携帯から電話したイナ。でも、チャオクの携帯は鳴りませんでした。
ダルポの言ったとおりだった・・・。ショックを受けたイナでした。
「とても会いたかった。」
と、イナ。
そのまま同僚たちと行こうとしたチャオクは振り向いて、イナを抱きしめました。
その様子を見て、同僚たちは、やはりやり手のチャオクも母親だ・・・と好印象を持ったようです。
でも、チャオクがイナに呟いた言葉は、正反対でした。
「ごめん。私は会いたくなるほど暇じゃ無かった。」
思わぬ母の態度に、イナも感動しそうになったのですが、その手が止まりました。
涙が止まりませんでした。
これまで母の番号だと信じて連絡していた番号に電話したイナ。
怒りをぶつけました。間違いなら、そう言えば良いのに
受けたのは、ソ・ボムジョ=キム・ヨングァンssiでした。彼がどういう事情でチャオクの番号の携帯を持っているのか、まだ謎です。
ダルポは、やはりイナが心配で局の前に来ていました。そしたら、泣きながら出てくるイナを見つけたのです。
電話をかけても出ないイナ。
メールが届きました。母と一緒だから・・・と。
嘘をつけないイナにとって、メールしか出来なかったのです。
迎えに行こうか?・・・とダルポ。
一人で帰る・・・とイナ。
その間、イナはずっと泣きながらしゃっくりし続けていました。
一旦は、そのまま行こうとしたダルポ。
実は、ダルピョンにイナへの想いを疑われていたのです。財布の中にイナの写真を入れていたのを見られていたんですね。
まぁ、例の赤いコーンを被って帰った時、イナとふざけてるダルポの眼差しを見て、ダルピョンは既に気づいていたんですけどね。
否定した以上、イナに必要以上に優しくは出来ないんです。
でも、やっぱり引き返してしまいました。
そしたら、既にイナの姿は無くて。代わりにタクシーを止めようとしていたのはなんと、チャオク。
一瞬躊躇しましたが、ダルポはチャオクを乗せました。
イナが面接を受けた・・・と話し始めたダルポ。正直にイナ祖父の養子になった・・・と打ち明けました。
ピノキオは記者になれないのか?・・・と聞いたダルポ。
「ピノキオの記者は一人もいない。居ないと言うのは、理由がある筈。」
と答えたチャオク。
その頃、イナは参考書を鞄につめて家を出て行こうとしてました。
そして、ダルポとジェミョンの接点が出来ました。
見知らぬハラボジがジェミョンのトラックにリヤカーをぶつけて困ってたのを見て、代わりに連絡を取ってあげたのが縁でした。
この時は、賠償を望まないジェミョンのおかげで、顔を合わせる事はありませんでしたが・・・。
ジェミョンは、飲み屋で偶然父の事件の関係者に出会いました。
火元の工場の班長と取り残されたと思われた工員の二人です。
彼らの話しからジェミョンにはピンときました。父は無実だ・・・と。彼らこそが、父に濡れ衣を着せた張本人だ・・・と。
イナが行方不明だと聞いてダルポは必死に探しました。
丁度その日は花火が上がっていました。昔、花火大会の日、母が自殺した事を思い出しました。
まさか、イナも・・・と。
必死で探し、屋上にいるのを発見。
記者になるのを諦めると参考書を燃やそうとしていたんです。
それを止めたダルポ。自分が必要だ・・・と言いました。
「俺は記者になる。」
チャオクに噛みついたダルポは、反対に言われました。記者がどういうものなのか分かった上で噛みついているの?・・・と。
「記者が何か分かったら会いに行きます。オオカミになって本気で噛みついてやる。」
そう、ダルポはチャオクに宣言していたのです。
そして、イナに怒りをぶつけられたボムジョもまたイナに会いに行こうとしています。記者になろうというのね。
彼は財閥の御曹司なんです。母はキム・ヘスクさん=パク・ロサ。デパートの会長ですってよ。
この二人、ちょいと引いてしまうくらいにマザコン&親ばかです。これだけじゃないよね?この二人。