まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『王の顔』11話まで

2015-05-15 14:53:20 | 韓国ドラマのエトセトラ
王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
KT Music

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いくら乱暴者の臨海君でも、母が亡くなった後、光海君と二人支え合って生きてきたわけで。

その弟を殺すなんてことは、辛い事でした。でも、光海君の方から仕掛けて来たと思いこんでます。

可愛さあまって憎さ百倍・・・でしょうね、心境とすると。

本気で光海君を殺そうとしたのです。

この時、その情報を得たカヒが助太刀に来てくれて、どうにか逃げ出す事が出来た光海君でした。

 

光海君も、本当にショックでした。彼にとっては母のような存在だった兄です。

いきなり・・・そう、光海君にとってはいきなりの襲撃に、驚きショックを受けました。この事によって、自分はもうこの世の中で一人きりなんだな・・・と思えたのです。

カヒは、どうやって慰めれば良いのか分からず、そっと寄り添うだけでした。

 

この様子をドチが見ていました。

実は、ドチは、カヒにプロポーズしようと呼びだしていたようです。指輪も用意して待っていました。

なのに、カヒは、光海君の方に走ったのです。

そりゃぁ、ドチも光海君に対して憎しみが倍増しますわな。

 

ドチはこの争いを、即キム氏に報告。

キム氏は、それと無く宣祖に伝わるようにしました。

で、臨海君、大目玉ですよ・・・

 

「世子の資格など無い

と、父に言われ、臨海君は、ショックを受け、常日頃抱いていた鬱憤をぶつけてしまったのです。

長子である自分を世子に決めていれば、こんなことにはならなかった・・・と。

 

キム氏とその息子信城君たちにも皮肉を言われ、光海君への憎しみがいっそう募ってしまった臨海君。

その足で光海君の屋敷に押しかけました。

刀を携えて殺気立つ臨海君を見て、ヨンシンは身体を張って止めようとしました。

身分の上の人の言葉に逆らうのは命を捨てるようなものなんですが、ヨンシンは怯みませんでした。

丁度出て来たジョンファも、臨海君の前に立ちはだかりました。

そうやって揉めているのを、聞きつけた光海君。

こうなったら、強い態度で出なくては収まりません。兄と対決する姿勢を見せました。

「お前とはもう本当の兄弟じゃない。どちらかが死ななければ生きていけない運命なのだ。」

そう、臨海君は言いました。

こうなったのは、全て光海君が世子の座を欲しがった所為だ・・・と。

 

世間では、日本が攻めてくるとの噂がちらほら囁かれていました。

そんな時、日本人が住んでいた屋敷がもぬけの殻になっているとの話を聞いた光海君。

自ら確かめに行きました。

そこで、火縄銃を操る男と遭遇。

取り逃がしてしまいました。

屋敷に掛けてあった掛け軸に描かれていた豊臣秀吉の肖像画を見て、顔相を読みました。

他国に攻め込む意志を持つ者だと見ました。

で、これは日本が攻めてくるのに違いないと察し、宣祖に危機の到来を訴えたのです。

 

でも、宣祖は信用しません。なにせ、日本に遣わしてる者が、そんな気配は無いなんて言う報告をしてましたからね。

東人派は、一旦そんな報告をしたもんだから、今さら危険が迫ってるなんて事は言えません。自分たちの地位が危ないからね。

保身しか考えて無いのですよ、彼らは。そのために、国がどうなっても良いのかねぇ。

 

光海君の意見は一蹴したものの、宣祖はやはり気になっていました。

で、ソン内官に相談すると、密かに調べてみた方が良いと言われました。

取り越し苦労のように宣祖は思ってるのですが、でも、そうとも言い切れない思いなんでしょうね。

 

そしたら、また、ドチが光海君を苦境に陥れる策を。

日本が攻めてくるという噂を流せと指示したのです。おまけに、光海君が王に上訴したにもかかわらず、王はその意見を撥ねつけた・・・なんて事まで付け加えましたよ。

仲間には、王に危機感を与え、民を守る準備をしてもらいたいからだ・・・なんて言いますが、光海君へのカヒ絡みの恨みをぶつけてるようにしか見えませんけど、あたしゃ。

 

で、光海君は、宣祖に怒られるわけです。

 

宣祖は、カヒの行方を追わせていました。

コ・サンは、あっさりと妓房に住んでるのを発見。

宣祖は、自らその妓房に足を運びました。

 

カヒは、宣祖の呼び出しに素直に応じました。衣服も着替えて前にでたカヒ。

本当は宣祖を親の敵として殺したかったんです。

でも、刺そうとした瞬間、光海君の顔が浮かびました。何と言っても王である前に、愛する人の父親ですから。

一瞬、怯んだ隙に取り押さえられてしまいましたよ。

宣祖は、一方的に言いました。側室にする・・・と。

 

カヒは逃げようと思いました。

ドチに綿入れを縫い、渡しました。

で、どこかに行こうとした時、王妃からの使いが来ちゃってて。有無を言わさず宮廷に連れていかれてしまったのです。

王妃は、宣祖の言う女性がカヒだと知り、驚きました。

3年前、逆賊の娘だと言う事で側室にするのを反対したけれど、こうやって再会するというのは、運命だろうから・・・と受け入れるつもりです。

それでも、カヒが言う事を聞かないので、どこかに軟禁しちゃったよ。

 

そして、とうとう恐れていた事が起りました。

日本が攻めて来て、宣祖に報告が入ったのは、釜山が攻め落とされてしまった後でした。

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『王の顔』10話まで

2015-05-15 10:19:18 | 韓国ドラマのエトセトラ
もっと知りたい! 韓国歴史ドラマvol.1 (MOOK21)
クリエーター情報なし
共同通信社

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光海君は、ぺク・キョンに会いに行きました。10日後・・・という約束の日。

目は見えない筈なのに、声だけで相手の相を見るキョン。その能力に光海君は驚かされました。

「悩むでない。お前の心の中に芽生えている事は、一人では成し遂げられない。お前はまだ王に対抗できない。今は生き延びる事だけを考えよ。お前が生きてこそ朝鮮は災難に耐え抜ける。近々朝鮮は災難に見舞われる。お前のその苦悩が朝鮮の唯一の希望となる。」

すぐ会う事になる・・・と言い置いて、キョンは去って行きました。

 

悩んだ挙句、光海君は、帳簿を宣祖に差し出しました。

以前とは違う光海君の態度に、宣祖は戸惑いました。

「愚かだった私をお許しください。」

そう、光海君は、自分の未熟さを父に謝ったのです。

あれほど自信満々だったのに、何故変わった?・・・と宣祖。

自分の愚かさの為に、民はより絶望を味わう事になってしまったと光海君。

帳簿は、宣祖の手元に置かれる事となり、使い道は宣祖に任されることになりました。

 

宣祖は帳簿の使い道をイ・サネに相談しました。

サネは重臣たちを敵に回してはならない・・・と言いました。帳簿を葬り、国庫を満たす時だ・・・と。

禄を貰えない官吏や飢える民に食べ物を与える時だと言いました。それが出来ない王は、民に認められる事はない・・・と。

宣祖は、とりあえず今回は、帳簿をおさめ、穏便に事を収拾しました。

 

光海君の無実は明らかとなり、復位が認められました。

 

光海君は、宣祖に問いました。何故帳簿を表沙汰にしなかったのか・・・と。

宣祖は言いました。以前、自分の政策が失敗に終わったのは、王権が弱かったからだと。どんなに志が高くても、官吏に禄を与えられない王は何もできない。実を伴わない改革に意味は無い。

 

民に絶望を与えたのに、自分だけが復位したことを光海君は恥ずかしく思っているようです。

そんな光海君に、ソン内官は言いました。胸に秘めた志を実現させなさい・・・と。

つまり、世子の座を狙うと言う事ですね。

一番大事なカヒを捨て、政略結婚も受け入れた今、そうするしかないと言うのです。

でも、光海君は、臨海君の事が気にかかっていました。ずっと兄臨海君が世子の座に就くと思っていたし、それを信城君にも言い聞かせて来ました。

なのに、そう言った自分が今さら・・・ですよね。

 

光海君とジョンファの結婚式が執り行われました。

よりによってカヒに花嫁のヘアメイクの依頼が来ました。迷った挙句、カヒはその依頼を受けました。

そして、精一杯綺麗にジョンファを仕上げたのです。

 

光海君は、相手がジョンファだとは知りませんでした。

カヒを想いながらの結婚です。だから、自分が一番大きな罪を犯す相手は妻となる人だと思っていました。

知らない人ならまだしも、ジョンファは恩人と言ってよい人です。ジョンファだと分かっていたら、おそらく結婚しなかったでしょう。

 

その夜、カヒは泣きながらお酒を飲みました。

光海君に大きな後ろ盾が出来た事を喜ばなくてはいけないんだけど、想いを立ちきることは容易じゃなくて。

時々は、一人で想うのまでは、止めなくていいでしょう?・・・と。

 

このつぶやきを聞いたドチ。彼もまた苦しんでいました。

カヒを想う気持ちは光海君にも負けないわけで。そして、カヒが自ら光海君を手放した事を知らないので、捨てられたと思いこんでるわけで。

だから、いっそうカヒが哀れでならないのです。

 

やっと淑容の死因が確定されました。

コ・サンたち観象監の結論は、事故死。酔って転び頭部を強打したためだ・・・と結論づけました。

嘘の証言をした医官は、自殺体で発見されました。

宣祖は、嘘の証言をさせた黒幕が居るに違いないと、調査を命令しました。王妃に濡れ衣を着せようとした者がいる・・・とね。

 

キム氏は何食わぬ顔で王妃の元を訪ね、濡れ衣が晴れたお祝いを言ってましたよ。ま~図々しい。

そんな時に、ドチがやってきました。

彼が差し出したのは、死んだ医官が書いた遺書。全てキム氏の差し金だと書いてあるものでした。そしてもう一つ、キム氏が彼に与えた褒美としてのお金も。

医官は、キム氏の命令で自殺を装って殺されたってことかしら?ってことは、そう言う事もあろうかと、前もって告発状を書いておいたってことかしら?

ま、とにかく、キム氏にはマズイ証拠の数々です。

 

ドチは、キム氏の味方だと言いました。信城君を世子につけると言う同じ目的を持っている、同志ですな。

別にキム氏に心から仕えようとか、そういうのじゃありません。

一番世子の座に近いと思われる信城君を推し、将来王になった時、テドンゲの地位を挙げるチャンスだと考えたのです。

 

その頃、日本が戦争を仕掛けてくるという噂も飛び交い、世情は不安定になっていました。

これはすなわち、世継ぎが決まっていない所為もあるのでは?・・・というのが重臣たちの見方。

宣祖も、それを感じ、世子決定に本腰を入れることを表明しました。そして、それは年齢にかかわらず能力を見て判断する・・・と。

この言葉に一番ショックを受けたのは、臨海君でした。

朝鮮王朝は、長子に王位を継がせるのが慣例となっていたようです。だから、現在一番年上なのが臨海君ですから、本人はもとより、周囲もそう言う目で見て来たのです。

ところが、それを覆す宣祖の言葉が出たわけですからね。

あんなに仲の良かった臨海君と光海君の間も微妙になって来たのです。

 

でも、そうは言っても、これまでの関係もあって、臨海君は光海君を警戒することはありませんでした。

そこにわざわざ亀裂を入れさせたのが、キム氏たち。ドチの進言でした。

怪我をさせない程度に臨海君を襲い、それが光海君を推す一派の仕業だと思わせたのです。

短気で騙されやすい臨海君、すぐに光海君に猜疑心を持ち始めましたよ。

光海君としても、世子の座を狙うレースに自分も出ようと決めた事を兄に隠したままというのが、心苦しくて仕方が無い時でした。少々態度がぎこちなくなるのもしょうがないです。

で、臨海君は、一気に光海君を襲ったのです。

危うしーっ

 

その頃、カヒは、宣祖と再会していました。

結婚式の準備が良かったということで王妃から褒美が下される事になり、王宮に出向いたカヒ。

そこで、偶然、宣祖と会ってしまったのです。

宣祖は、その娘が、光海君の家にいた妓女だと思いだしました。でも、それ以外にも何やら見覚えがある様な気がしてまして。

で、思いだしました。

昔、自分の悪相を補ってくれるのに完璧な相を持った女性だと言う事で紹介された人物だということを。

カヒの人生も動き始めました。

その前に、カヒはぺク・キョンから言われていました。そろそろ運命を受け入れる時が来た・・・と。

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