まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『王の顔』14話まで

2015-05-18 23:08:35 | 韓国ドラマのエトセトラ
王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
KT Music

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光海君は、カヒやヨンシンの看病のおかげで命は助かりました。

臨海君は、弟に感謝の思いはあるけど、やはり世子の座を巡る確執はそう簡単に消えるものでは無かったようです。

 

日本軍は、とうとう都を制圧。

宣祖たちの避難先も、どんどん北に追い詰められて行きました。

光海君も、都を出てゲリラ戦を続けていました。

 

形勢が逆転してのは、ご存じイ・スンシン将軍率いる船団の勝利からでした。

結局、日本軍の侵攻は止まり、明は勝手に和議を結ぼうと画策し始めました。朝鮮抜きで・・・。

 

それを知った宣祖は、明の李如松に和議を結ぶのには反対だと抗議。このまま都まで進軍し、都と王宮を取り戻したいと言ったのです。

でも、明側にはその気は無さそうです。

 

光海君は、テドンゲたち義勇兵と数少ない兵たちとで、頑張って対抗し続けています。

この戦いの中で、民の光海君への信頼は増して行きました。兵たちにもです。

カヒは、テドンゲのメンバーと共に、光海君の傍に仕え、一緒に戦っていました。

そんなカヒが懐に例の緑の石、幼いころ光海君が星を刻んであげた石を持っているのを光海君は知りました。

なんとも複雑な表情でしたね。想いは消えて無い二人です。

 

宣祖は、李如松を説得して和議を断念させようとしていました。でも、なかなか巧く行かず・・・。

挙句の果てに、王が跪いて頼んだら考えても良い…なんて事を言われちゃった。

誰もが、まさか本当に宣祖が跪くなんて思ってもみなかったでしょう。でも、宣祖は跪いたのです。明とはいえ、一介の武将に対して、朝鮮の王が跪いたのです。

重臣たちだけじゃなく、キム氏もショックを受けていました。

 

と言うのは、李如松の裏には、キム氏が居たのです。

彼女は、どんどん評判が高くなる光海君を警戒して、どうにかして世子の座を奪い取ろうと画策してるんです。

李如松が、宣祖に対してそんな無体な事を要求した裏には、光海君へのうっ憤がある・・・と言わせたんです。

ただでさえ、屈辱的な思いを耐えかねていた宣祖は、光海君へ譲位すると言い出しましたよ。絶対に本心じゃ無いと思うんだよね、これって。

駄々っ子が駄々をこねてるって感じですよ。

 

皆、驚きました。

キム氏も、まさかこういう事態になろうとは思っても見なかったようです。

 

臨海君も、譲位と言う言葉にはショックを受けました。

播遷前に、宣祖からもらった手紙には、光海君の世子任命は、一時的なモノだ・・・なんて匂わせていたからねぇ。

いつか自分を世子に・・・と期待して待っていたのに、譲位なんて・・・ねぇ。

臨海君、父に騙されたと思いますわな。

猛抗議です。

ま、聞き入れては貰えませんが。臨海君は、素行が悪いみたいなんですよね。

で、臨海君は、怒りを信城君にぶつけましたよ。キム氏や信城君が、明の李如松とつるんでる事を知ってましたから。

だからと言って、その事実を宣祖に告げる事はしませんでした。

だって、そうしたら、光海君に罪はないと明白になってしまいますもんね。光海君を世子の座から降ろすには、口をつぐむほかありませんでした。だから余計にイラつくんでしょう。

 

その頃、光海君の元には、明が独自に日本軍と和議を結ぼうとしていると言う情報が入っていました。

そして、和議が成立し、引きあげる際には、都の民を皆殺しにするつもりだということも。

驚いた光海君は、とにかく都に行こうと決意しました。

 

そこに、譲位の知らせが飛び込んで来たのです。

ドチが光海君を迎えに来ました。

 

この時、ドチとテドンゲの他のメンバーとの決別を知ったカヒでした。

 

光海君は、ドチと共に、宣祖の元に急ぎました。

そして、譲位は取り止めるように席藁待罪をしました。

が、宣祖は聞き入れません。

必死に説得する光海君。

そこに、ヨンシンが来ました。和議が成立したという情報を持って来たのです。

 

光海君は、すぐさま宣祖の元に行きました。

李如松が宣祖に嘘をつき、和議を結んだ・・・と。

怒りに震える宣祖。

光海君は言いました。

「日本軍が侵略したのは我が朝鮮の土地です。朝鮮の同意無き講和など守るべきですか?道理を尽くして無いのは明国です。従う必要があるでしょうか。私は民を救い、都を踏みにじった敵を全滅させたいのです。」

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『王の顔』13話まで

2015-05-18 17:05:05 | 韓国ドラマのエトセトラ
もっと知りたい! 韓国歴史ドラマvol.1 (MOOK21)
クリエーター情報なし
共同通信社

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ドチとすると、一旦こうなってしまった以上、仲間の口から自分を知ってる事がばれないうちに殺してしまわないと・・・ってところだったんでしょうかね。

顔相を見て、尋常ならない殺気が感じられたので、後を追っていた・・・とドチは説明しました。

まぁ、宣祖も光海君も疑う事は無かったようです。

 

宣祖は、ソン内官に、光海君を世子とする・・・と言いました。準備を急げと。

ドチは、自分が推していた信城君じゃない事が分かって、ちょいと失望したように見えました。

ま、でも、宣祖の覚えめでたくなったでしょうから、良しとしなくちゃね。

 

翌日、光海君を世子とする旨、重臣たちに発表しました。

全員、信城君だと思っていて、まかり間違っても光海君は無いと思っていたので、驚きました。

でも、そこは空気を読むのが得意な面々。

掌を返したように光海君は、世子にふさわしいだの何だのと褒めちぎる始末。節操無いわ

 

実は、この前日、キム氏は、宣祖に信城君を世子にしないよう、訴えていたのです。

表向きは、まだ幼くて責任を負う能力は無いと言いましたが、本当は、戦が始まってる今、世子として表舞台に立ったりしたら、命を落とす危険も出てくるってことがネックとなっていたのです。

世子の座より命・・・ですよね。

一旦は、自分に決まりかけてた世子の座が、光海君にと聞いて信城君は、宣祖に直訴しようと思いました。でも、母キム氏に止められ、どうしようもありませんでした。

 

また、臨海君は、宮中に怒鳴り込もうとしたところを、宣祖に抑えられました。

宣祖は、王妃の助言で、臨海君の気持ちを抑えるため、手紙を書いていたのです。まったく・・・宣祖って、人の言葉に左右されるばかりで、自分で問題を解決する能力に欠けてると言わざるを得ません。

“今は、戦いの最中だ。急ぎ決定した世子の座は何時でも覆せるが、騒ぎを起こせばその機会を逃す。”

これを読んで、臨海君は、戦争が終わったら、もしかしたら自分を世子に?・・・という期待が湧いてきましたよ。完全に父の言葉を信用しているともおもえませんけどね。藁にもすがりたい思いなんでしょう。

 

昔、ぺク・キョンは、ドチを殺そうと毒の入った薬草を食べさせた事がありました。

結局は、見かねて解毒薬を渡し、助けたので今があるのです。

キョンは、ドチが国の“毒”となると、見たのです。ドチの欲が他人を殺す欲だから・・・と言いました。

無実の家族を殺された恨みから、王座を欲した・・・と言いますが、ドチって王族なの

「他人の顔相を見て己の顔を知るのが顔相だ。お前が己を知ることを願うばかりだ。」

そう、キョンは言いました。

 

日本軍は、どんどん進行してきました。

宣祖は、王になってはいけない自分の顔相だから、このような乱世になってしまったのだろうかと悩んでいました。

沈む気持ちで王宮を出たのですが、民は、そんな宣祖に、激怒。

輿の行く手を阻み、自分たちを捨てて逃げるのかと口々に罵倒しました。

流石に、そんな民を力で抑える事はありませんでしたが、何も咎める事はせず、静かに都を去って行きました。

王宮に残ったのは、わずかな手勢を連れた光海君だけでした。

そのわずかな兵の中からも、脱走者が出たりして、心細いのなんのって。

 

カヒは、王に仕える運命から逃れる事が出来ないのであれば、自分の思うように生きる・・・と決心し、光海君に協力する道を選びました。テドンゲと共に、民を都から逃がそうとしたのです。

頭領であるドチは、テドンゲもキム氏と共に行くと宣言していました。

でも、テドンゲのメンバーは皆、それに反対の意見を述べたのです。テドンゲとしての役目は、都に残り、民を助けることだ・・・と。

結局、ドチと他のメンバーとは、行動を別にしたのです。

 

光海君の予想より早く日本軍は都に迫りつつありました。

明日にも王宮に着くかもしれないと知り、夜のうちに残ってる民を避難させようとしました。

その一方で、少しでも進軍を遅らせようと、ゲリラ戦的な攻撃を仕掛けたりしました。

その効果があって、全員避難出来たとほっとした時、一人の兵がやってきました。臨海君がスパイに捕らわれたと言うのです。

 

臨海君は、光海君がどう動くのか見極めようとして、一人王宮に残っていたのです。

でも、見たのは光海君の民への強い慈しみの行動だけ。

自分の狭量さを見に沁みて感じ、自棄になっていたところを襲われたのです。

 

光海君はヨンシンの止めるのも聞かず、単身臨海君救出に向かいました。

ヨンシンだって、光海君一人で行かせるような不忠者ではありません。すぐ後を追いました。

で、あっという間に臨海君を救出。

これには、カヒの協力も欠かせませんでした。カヒは、光海君の行動を聞き、すぐさま駆け付けたようです。

で、臨海君も一緒に避難を・・・となった時、一発の銃声が

生き残っていた日本兵の一人が光海君を撃ったのです。

えーっ

 

BGMの所為か、光海君の・・・いえ、ソ・イングクくんの切ない表情が、物凄くじ~ん・・・と来ます。

光海君の辛く苦しい時期が続いてますものねぇ。

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『王の顔』12話まで

2015-05-18 10:32:55 | 韓国ドラマのエトセトラ
王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤)
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宣祖・・・これまでの優柔不断は、見せかけかと思ってだけど、いやぁ・・・真実の姿だったのかも。

今さらながら、東人派が宣祖の気に入るような事ばかり言って、大切なことから目を逸らさそうとして来たよう思えます。

日本は攻めて来ないと、通信使がお気楽な報告をしたのを真に受けて、呑気にしてた宣祖は、一気に混乱に陥りました。東人も同じです。

 

まずは、少数で敵を撃退したことのあるシン・リプ将軍を、戦いに赴かせました。

立つ前に、光海君は将軍に会いに行き、日本軍が使用している鉄の弾を見せました。自分たち朝鮮軍が使うよりもっと強力な武器だと知らせたのです。また、騎馬戦を得意とする将軍にとって、戦いの場が水田地帯だと言う事は、馬の脚をとられて、不利だということも・・・。

シン・リプ将軍は、光海君の思いをちゃんと理解し、その上で、強気の態度を示しました。

数日中に、平定して戻って来る・・・と。

『先日は図らずも口論となりましたが、国を思う心を知り、大変嬉しく思いました。勝利の報告を持って帰りました折には、酒を酌み交わす機会を与えてください』

・・・という手紙を残して出発して行ったのです。死をも覚悟しての出立でした。

 

宣祖は、おろおろしていました。

シン・リプ将軍が敗れるような事があれば、あっという間に都は占拠され、朝鮮王朝は崩壊してしまうかもしれない・・・と。

で、思い付いたのが、“播遷(パチョン)”でした。自分が死んでしまっては、王朝が途絶えてしまうから、どうしても生き伸びなくては・・・と考えたのです。

情けない。王が都を逃げ出すなんて

 

そのためには、早く世子を定めなければ・・・ときました。

そして、一番のお気に入りの信城君を世子とすると決断しました。

もう、キム氏と信城君は、大喜びです。長年の思いが叶うのですからね。

宣祖は続けて播遷の事を持ちだしました。シン・リプ将軍が敗れたら、ただちに出発する・・・と。

ただ、流石に公には出来ない事ですから、内密に準備を進めるよう申し渡しました。

 

キム氏は、兄のキム・ゴンリャンを牢から出し、チャン・ステの平壌での基盤を利用するために、彼も牢から出すつもりのようです。

ま~、こうやって力のある為政者の思いのままになっちゃうのね。

 

カヒは、王宮殿の一室に軟禁されていました。

光海君やドチには、地方の山の中に行くと伝えてありました。

二人とも、この時期、山の中の方が安全だろうと考えまして、探す事はしませんでした。

 

宣祖は、領議政のイ・サネには事情を話しておくべきと思ったようです。で、播遷のことを告げました。

これは一気に東人派のメンバーに報告され、主だった両班たちは、皆引っ越し準備に勤しむ事となってしまいましたよ。

光海君も、宮中の警護の数が圧倒的に少なくなってるのに気付きまして。聞いてみると、戦いが起ったと知るや、皆、逃げてしまったと言うじゃありませんか。おまけに、両班たちも・・・。

情けない思いでいっぱいになった光海君でした。

 

もち、こーなったらドチたちの耳に入るのも、時間の問題でした。

 

ドチは、民を捨てて自分だけ生き延びようと決意した宣祖を許せませんでした。

元々、王になる器では無かった宣祖。この際、暗殺してしまおう・・・と一気に決意したドチでした。

ただ、いくら観相師として宮中を自由に歩けるとはいえ、王に近づくのは至難の業。いつも警護されてますからね。

で、唯一、宣祖が一人になるのが、蒸し風呂の中だけだと気付いたドチ。

襲う場所は、ここしかないと思いました。

 

カヒは、王の元に行く事が自分の運命だとぺク・キョンから言われたものの、光海君を想う気持ちを捨てることはできず、どうにかして軟禁場所から逃げ出そうと考えていました。

そんな時、コ・サンがやって来たのです。

カヒを宣祖に・・・と思っていた矢先に戦争が起ってしまい、どうすれば良いかと悶々としていたんですね。

王妃も、時期が悪い・・・と言いますし。

でも、ドチはカヒだとは知らず、上手くコ・サンを説得し、その顔相の良い女性を今だからこそ、王に会わせたら?・・・なんて言いました。

ドチは、蒸し風呂に潜入するのに、その女性を利用しようと考えたのです。

 

この間にも、戦況の悪化の報告が入ってました。

シン・リプ将軍が負けたというのです。

宣祖は、播遷を正式に決定しようと、イ・サネと一芝居うちました。サネに播遷を進言させ、自分は仕方なくそれに従う・・・てな風を取ったわけですよ。

会議の場で、播遷が決まりかけたその時、光海君が入って来ました。

そして、血の海となるだとう都を捨て、民を捨て、自分たちだけ助かろうと言うのか・・・とサネたち重臣を批判。

どんなに搾取されても、王に従って来たのは、何かあったら、王が自分たちを守ってくれると信じているからだと言いました。

自分たちを見捨てた王を、民は決して許さない、そんな王はお飾りに過ぎなくなってしまう・・・と。

でも、宣祖は光海君をつまみだしましたよ。

 

ドチは、光海君の主張を正しいと思いました。

そんな意見を無視する宣祖を、許す事は出来ない・・・と改めて暗殺を決心するに至ったのです。

 

宣祖は、重臣たちの前で強さを見せつけましたが、実は迷っていたのです。光海君の言葉にも一理あると思ったからです。

そこに、コ・サンが、カヒとの同衾の話しを持って来ました。流石に、そんな気にはならない・・・と言いましたが、サンがこんな時だからこそ、カヒの顔相の良さを得なくては・・・とか何とか。

で、その夜会う事になったのです。ま、顰蹙モノの話だと自分でも思う所為か、密かに・・・と指示してましたよ。

 

光海君は、一旦は全てを諦めようかと思ったようです。

でも、もう一度・・・と父宣祖に会う事にしました。今度は二人だけで。

で、光海君は、自分を世子として都に残してほしいと言ったのです。

戦いに勝利して、再度都に戻った時、自分たちを捨てて行った王を、民は受け入れるかどうかわからない、日本軍よりもっと手ごわい存在となるおそれもある・・・。

それを防ぐ手立ては一つだけ。宣祖は播遷して明に援助を求め、最も愛する世子を民の傍に残しておく方法だ・・・とね。

宣祖は、信城君を世子と決めていました。愛する弟を危険な目に遭わせろと言うのか?・・・と宣祖が聞いた時、光海君は言いました。

「弟を危険な目に遭わせられましょうか。父上が播遷前に冊立する世子は、私光海です。」

「私はここで、朝鮮の世子として最後まで王宮を守りたいのです。」

 

宣祖は、信城君の意見も聞いておこうと思いました。

信城君には、戦いの後、都に戻った時の、民との関係等にまで考えは及んでいませんでした。

で、決意したのです。

世子は光海君にする・・・と。

それを蒸し風呂で告げた宣祖。

そこに、刺客が飛び込んで来たのです

 

ドチは、コ・サンが女性の部屋に行った時、隙を見て気絶させ、部屋の戸を開けました。

なんと、飛び出して来たのはカヒ

 

カヒを危険な目に合わせる事は出来ません。

とにかく、宮中から逃がしました。

そして、共に襲撃する予定だったデドンゲの仲間に、計画は中止だ・・・と告げたのです。

ところが、この仲間は、こんな機会を得られる事は又とないと思ったのでしょうか。ドチの中止の話しを無視して部屋に飛び込んで行ったようです。

光海君は、咄嗟に対抗し、父宣祖を守りました。でも、突き飛ばされ、宣祖、危うし・・・となった時、今度はドチが。

ドチは、有無を言わさず仲間を切り捨てましたよ。

そうするしか方法は無かったかもね。

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