王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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光海君は、カヒやヨンシンの看病のおかげで命は助かりました。
臨海君は、弟に感謝の思いはあるけど、やはり世子の座を巡る確執はそう簡単に消えるものでは無かったようです。
日本軍は、とうとう都を制圧。
宣祖たちの避難先も、どんどん北に追い詰められて行きました。
光海君も、都を出てゲリラ戦を続けていました。
形勢が逆転してのは、ご存じイ・スンシン将軍率いる船団の勝利からでした。
結局、日本軍の侵攻は止まり、明は勝手に和議を結ぼうと画策し始めました。朝鮮抜きで・・・。
それを知った宣祖は、明の李如松に和議を結ぶのには反対だと抗議。このまま都まで進軍し、都と王宮を取り戻したいと言ったのです。
でも、明側にはその気は無さそうです。
光海君は、テドンゲたち義勇兵と数少ない兵たちとで、頑張って対抗し続けています。
この戦いの中で、民の光海君への信頼は増して行きました。兵たちにもです。
カヒは、テドンゲのメンバーと共に、光海君の傍に仕え、一緒に戦っていました。
そんなカヒが懐に例の緑の石、幼いころ光海君が星を刻んであげた石を持っているのを光海君は知りました。
なんとも複雑な表情でしたね。想いは消えて無い二人です。
宣祖は、李如松を説得して和議を断念させようとしていました。でも、なかなか巧く行かず・・・。
挙句の果てに、王が跪いて頼んだら考えても良い…なんて事を言われちゃった。
誰もが、まさか本当に宣祖が跪くなんて思ってもみなかったでしょう。でも、宣祖は跪いたのです。明とはいえ、一介の武将に対して、朝鮮の王が跪いたのです。
重臣たちだけじゃなく、キム氏もショックを受けていました。
と言うのは、李如松の裏には、キム氏が居たのです。
彼女は、どんどん評判が高くなる光海君を警戒して、どうにかして世子の座を奪い取ろうと画策してるんです。
李如松が、宣祖に対してそんな無体な事を要求した裏には、光海君へのうっ憤がある・・・と言わせたんです。
ただでさえ、屈辱的な思いを耐えかねていた宣祖は、光海君へ譲位すると言い出しましたよ。絶対に本心じゃ無いと思うんだよね、これって。
駄々っ子が駄々をこねてるって感じですよ。
皆、驚きました。
キム氏も、まさかこういう事態になろうとは思っても見なかったようです。
臨海君も、譲位と言う言葉にはショックを受けました。
播遷前に、宣祖からもらった手紙には、光海君の世子任命は、一時的なモノだ・・・なんて匂わせていたからねぇ。
いつか自分を世子に・・・と期待して待っていたのに、譲位なんて・・・ねぇ。
臨海君、父に騙されたと思いますわな。
猛抗議です。
ま、聞き入れては貰えませんが。臨海君は、素行が悪いみたいなんですよね。
で、臨海君は、怒りを信城君にぶつけましたよ。キム氏や信城君が、明の李如松とつるんでる事を知ってましたから。
だからと言って、その事実を宣祖に告げる事はしませんでした。
だって、そうしたら、光海君に罪はないと明白になってしまいますもんね。光海君を世子の座から降ろすには、口をつぐむほかありませんでした。だから余計にイラつくんでしょう。
その頃、光海君の元には、明が独自に日本軍と和議を結ぼうとしていると言う情報が入っていました。
そして、和議が成立し、引きあげる際には、都の民を皆殺しにするつもりだということも。
驚いた光海君は、とにかく都に行こうと決意しました。
そこに、譲位の知らせが飛び込んで来たのです。
ドチが光海君を迎えに来ました。
この時、ドチとテドンゲの他のメンバーとの決別を知ったカヒでした。
光海君は、ドチと共に、宣祖の元に急ぎました。
そして、譲位は取り止めるように席藁待罪をしました。
が、宣祖は聞き入れません。
必死に説得する光海君。
そこに、ヨンシンが来ました。和議が成立したという情報を持って来たのです。
光海君は、すぐさま宣祖の元に行きました。
李如松が宣祖に嘘をつき、和議を結んだ・・・と。
怒りに震える宣祖。
光海君は言いました。
「日本軍が侵略したのは我が朝鮮の土地です。朝鮮の同意無き講和など守るべきですか?道理を尽くして無いのは明国です。従う必要があるでしょうか。私は民を救い、都を踏みにじった敵を全滅させたいのです。」