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王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤) |
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私の考え過ぎだったようです。
宣祖は、光海君の言葉を、素直に受け取ったようです。自分が即位して最初に手をつけた案件だった租税の均衡化。
それを、光海君が叶えてくれると言ったことで、初心を思い出したのです。
まだ、聖君になりたいという思いは残っている宣祖。光海君の言葉に期待をしたようですね。
そんな光海君、帳簿を持っていることで、中に書かれている重臣たちから標的になるのは安易に予想出来ました。
中でも、キム氏は兄は捕らわれてしまったし、自分も宣祖からは疎まれてしまってるし・・・で、光海君を憎んでいました。
ある日、彼女は、王妃からと嘘をついて、毒の入った顔料で牡丹を描いた絵を光海君に届けました。
喜んだ光海君はその絵を部屋に飾りました。
カヒが光海君を訪ねて来た時、その毒で倒れているのを発見しなければ、命も危なかったかもしれません。
カヒは、光海君が本当に自分の為に王子の座も捨て王に反抗したのか、問いただしたかったのです。
ソン内官の言葉も気になっていました。
天文図を誰が王に渡したのか?・・・とヨンシンに聞きました。
ヨンシンは、自分だと答えました。全ての罪をかぶろうとしていた光海君を放ってはおけなかった・・・と言いました。
何度も打ち明けようと思ったが、光海君に止められたと言いました。
カヒ、ショックを受けました。
そうとも知らず、自分はずっと光海君を恨み続けて来た・・・。無実の光海君を・・・と。
光海君が死ななかったのを、キム氏は悔しがりました。
イ・サネは、光海君の能力の高さを利用する手立てを考え付きました。宣祖に息子の能力に嫉妬させると言う手です。
サネは、光海君に指示された通り、宣祖に進言しました。
平民からに落とされた者を解放し、 暮らしがたつまで租税も免除してやっては?・・・とね。
宣祖、以前租税の均衡化と言う事に反対した者たちの言葉に、少々不審げです。ただ、良い案だとは思ったようで。
誰の発案か問いました。
サネはすかさず言いました。光海君だ・・・と。
宣祖はただちにその案を取り上げ、実行に移しました。
光海君は、自分が思ったとおりに事が運んだのを、満足げに見ていました。
でもね、そこに釘をさす者がいたのです。ぺク・キョンです。光海君は、彼の事を知らないのね。
「これが民の為の王命か?私には分別が無くトラの怖さを知らぬ犬の遠吠えに見える。10日後にまた会おう。私の言葉の真偽が分かる筈だ。」
光海君、この時は、キョンの言葉の意味が分かっていませんでした。
カヒは、光海君の体調が心配でした。で、毒を身体から出すには、卵が良いと聞き、たまご粥を作って訪ねました。
久しぶりに笑顔で語り合えた二人でした。
今回出された王命が、光海君の提案だと知ったカヒは、良い案だと賛同しました。
民が本当にやって行けるか心配だと光海君が言った時、カヒは、テドンゲが助ける・・・と言いました。無利子でお金を貸します・・・と。それがテドンゲ本来のやり方だからと。
両班の姿で街に出て、民の声を聞いていた宣祖。
民が喜んで自分をほめたたえるのを聞いて、嬉しそうに微笑みました。
ところが、直後に誰かが、その案が光海君の提案だと言いまして。また、平民になっても、どうやって生活して行こうか悩んでいるという声も聞こえ、宣祖は、気分を害してその場を立ち去りました。
宮廷に戻っても側室の淑容が光海君をほめたたえ、宮中に何故戻さないのかと問いました。
宣祖は、余計に気分が悪くなりましたよ。誰もかれも光海君のことばかり褒めますのでね。
宣祖に怒られた淑容は、王妃に愚痴をこぼしに行きました。そこで、お酒を飲んで自室に戻った時、コ・サンがその態度を注意。
彼は淑容を推薦したようですね、宣祖に。
心やすい相手と言う事で、淑容も、コ・サンに絡みまして。揉み合ううちに、サンが振り払った瞬間、淑容が後ろ向きに倒れて後頭部を強打。そのまま亡くなってしまったのです。
慌てたサン。どーやって取り繕ったのか・・・。
宣祖には毒殺されたと報告されましたよ。報告した医官は、側室のキム氏から褒美をもらってるし・・・。
どうも、淑容が死んだのをいち早く知った彼女が、これを王妃の仕業だという噂を流し、窮地に立たせ、あわよくば、廃位に追い込もうと考えたようですよ。
宣祖がまたこの噂を信じちゃうんだわ・・・。
光海君は、サネからその話を聞きました。
帳簿を渡さなかったら、全て王妃の所為になる・・・と言われました。父宣祖がそんな噂を信じるか?・・・とも思いましたが、やはり不安でした。
自分が帳簿を持ってることが王妃に害を与えることになるからねぇ。
兄臨海君と共に王妃を訪ねたのですが、王妃は帳簿を渡してはならないと言いました。重臣たちを押さえる切り札ですから。
ところが、そこに突然宣祖がやって来ました。
光海君はすぐに隠れました。王宮に居てはならない身分ですからね。
臨海君は、宣祖に、この噂は、キム氏が流したもので、王妃には何の落ち度もないと言いました。この言葉が、宣祖の怒りに油を注ぐ結果となってしまいました。
王妃がキム氏を陥れるため、臨海君も手なずけていると思ったのです。そして、結局、この一件は、コ・サンたち観相師に調査させ、なんとしても犯人を見つけ出すよう命令したのです。
王妃は、結果が出るまで、軟禁されてしまいました。
ジョンファの父は、光海君との縁談を諦めるよう娘に言いました。
後押ししてくれる王妃まで軟禁状態になっては、とても話しを進める事はできないから・・・と。
でも、ジョンファは光海君を好きだと言い、信じている・・・と言ったのです。
光海君は、ドチを呼びました。彼の能力を信じ、王妃の濡れ衣を晴らしてほしいと頼んだのです。
でも、あっさりとドチはそれを断りました。
民をご覧になってください、その正義感が招いた結果が見られるでしょう、私がお力になれない理由も分かります・・・と。
街に出た光海君。
そこで見たのは、平民に戻されたたちの困窮した姿でした。
身分は平民に戻ったものの、納税に困り、子供は捨てられ、に再度戻りたいと訴えても受け入れてくれるところは無い・・・。
光海君は、愕然としました。自分の思いあがり、読みの甘さを痛感したことでしょう。
このままでは宮中に戻る事は出来ません。
唯一の方法は、重臣の一人であるユ・ジャシンと縁を結ぶ事だ・・・とドチはカヒに言いました。
光海君は、政略結婚など望まないだろうが・・・と。
カヒは光海君を救う方法を考えました。で、ある日、光海君を呼び出しました。二人が初めて会ったお寺です。
「ある方をお慕いしていました。ですが、愚かにもその方を信じませんでした。私の為に全てを捨ててくださったのに・・・。」
そう仏に祈るカヒ。
それを光海君は聞いていました。
ここに来たからには、星を取ってやらねばな・・・と光海君。
そして、昔自分が星を刻んだ緑の石をカヒに渡しました。カヒが落としたモノでした。
思い切ってカヒは言いました。奥さまを迎えてください、光海君には今、安心して頼れる方が必要なのです・・・と。
「男として生きねばならなかった私が、ここで光海君に出会ったのが運命なら、送り出すのも私の運命でしょう。」
広い世界に・・・とカヒは言いました。