キルミー、ヒールミー OST (MBC TVドラマ)(韓国盤) | |
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やっぱり、ドヒョンに戻っていたみたい。
そして、父親から虐待を受けていたこと、閉じ込められていた地下室にはもう一人誰か、子供がいた事を思い出したのです。
混乱してるその時、ソ会長が送った部下たちがなだれ込んできて、ドヒョンは押さえこまれ、ジュンピョは取り返されたのです。
ソ会長の前に、連れて行かれたドヒョン。
状況が全く分かりません。
混乱し、ソ会長にいつものように謝りました。とにかく謝るしか出来ませんでした。
その様子を見て、混乱したのはソ会長。
ついさっきの“ドヒョン”と今のドヒョンとでは全くの別人だったからです。記憶も無さそうですし・・・。
聞きたい事がある・・・とドヒョンが言いだしました。
この家に僕のほかにも子供がいましたか?
ソ会長、過去の全てを記憶していると言ってた先ほどのドヒョンとは違う・・・とそう思いました。
そして、子供なんていなかった・・・と嘘をついたのです。
リオンは、次回作の為の取材だと言いわけしました。
確かに、ドヒョンの事はリジンより先に知っていたが、全て取材のためだと。
そのお詫びの印に、版権をやっただろ・・・とね。
途中で父親が来たので、それ以上追及を受けなくて済んで、リオンはほっとしてました。
家に戻ったドヒョンは、リジンの姿が無いのを不安に思いました。
また自分が何か傷つけたのではないか・・・と思ったのです。今回は、今までにないくらい長い時間別人格になっていましたからね。
次にチェヨンの事が心配になったドヒョンは、電話をしました。
その時、チェヨンは母親にギジュンとの結婚に不安を抱いてると正直に話してるところでした。
ドヒョンが自分の安全を問うのを、彼女は誤解しました。まぁ、誤解しても仕方無いよね、先日の一件があるから。
「今日は誘惑しないの?」
とチェヨンが言いました。
事情を聞いて、ドヒョンは頭を抱えました。またセギが勝手に動いたのが分かったからです。
「僕が何を言っても本心じゃないんだ。忘れろ。犬に噛まれたと思ってくれ。傷つけた事は一生をかけて償う。」
そんな言葉、チェヨンはよりいっそう混乱しますよ。
チェヨンの事と言い、不在時に起きた事の推測が難しくなってきた・・・とドヒョンはアン室長に言いました。
「強くなるのです。意識や大切な人を虚像に奪われない為にも。」
ドヒョンは、セギとソ会長の間にあったこと、そして21年前、あの家に自分以外に子供いなかったか、調べてほしいとアン室長に頼みました。
リジンがリオンに送られてドヒョンの家に着いた時見たのは、チェヨンがドヒョンに抱きついているシーン。
いえ、リジンには二人が抱き合ってると見えたでしょうね。
セギがまだ勝手な事を・・・と、二人の間に割り込んだリジン。
酔った勢いで言いよったみたいです・・・と必死にチェヨンに言いわけし、家に押しこみました。耳を引っ張って。
チェヨン、あっけにとられて何も言えませんでした。
その様子を見たリオンは、リジンはまだ主治医としての感情で動いてると判断したようですね。ほっとした表情でした。
「チャ君の名誉を守ると約束しなかった?」
「言ったでしょ。チャ君は、別人格の行動の所為で尻拭いが大変なの。いい加減にしないと、減点よ」
まくしたてるリジンを、何も言えず見つめていたドヒョンの表情が、徐々に嬉しそうにほころびました。
それを見て、チャ君を上手く演じてるわね・・・とリジン。
でもね、リジンにも分かりました。目の前にいるのは、チャ・ドヒョンだと。
「チャ君です。」
リジンの手をとって、静かに言いました。戻りました・・・と。
「戻るのが遅過ぎだわ」
いきなりリジンが泣きだしました。声を挙げての号泣です。
永遠に戻らないかと、アン室長とどれほど心配したか分かってる
シン君はチャ君を殺せと言うし、やりたい放題だし、チャ君には夢でお別れをいわれたんですーっ
ドヒョンは優しく抱きしめて言いました。
「ただいま。二度と待たせません。」
リジンはドヒョンがいなかった間の出来事を報告しました。
で、また笑えるシーンが。
セギが自分かドヒョンか決められないリジンの為に作ったルーレットです。99%の面積をセギが占めてて、ドヒョンは1%くらいの面積しかありません。なのに、針が止まったのはドヒョンのところ。
これで大荒れしたセギだったんですが・・・。
そのルーレットに、ドヒョンが気づいたってわけ。ま、気づかない方が難しい大きさですが
話を聞いたドヒョンの周辺に花弁が舞いましたよ あはは~っ
で、あの傍若無人なセギが3つの約束事を守ろうと努力したと聞いて、本当に驚いてました。で、自分もセギに少し歩み寄る事を仕方無く了解することに。
会社で、数日の間に180度印象が違うと怪しまれるから・・・ってリジンが言ったんです。
ま、主に服装ですかね。結果的に、女子社員の人気はウナギ登りです
でもねぇ、正直、このドヒョン+セギのスタイル、めっちゃカッコ良いです、ホント
セギの言動は意外なところにも影響を与えてました。
例のアイドルです。演技力ゼロの・・・。
セギが勝手に映画の主役をさせると再契約させたのですが、アイドル本人の意識が変化したんですよ。
主役では無く脇役から演技の勉強する・・・とまで言うようになっちゃった。
期待通りの結果になりました。
「セギはもしかしたら僕より優秀かもしれない。」
と、ドヒョンはアン室長に言いました。
「厳密にはお二人の手柄かと。心強い後ろ盾がある人間は堂々と行動できるものです。副社長がセギの後ろ盾です。事態を収拾してくれると信じてるから好き勝手にできるのです。でもセギと副社長は同じ人です。結局は自分を信じたのかも。何より一番の立役者はオ先生です。調教が上手い。」
ドヒョン、セギのお陰で、そしてアン室長とリジンという心強い協力者のお陰で徐々に自分に自信が持てるようになって来ています。
それは、ギジュンに対する態度にも現れました。
このところの乱暴な振る舞いにもかかわらず、成果を挙げてるドヒョンを、ギジュンはいっそう気に食わなくなってました。
ギジュンに詰め寄られた時も、はっきりとチェヨンに対する未練は無い、ヤツ当たりは止めろと言い返しました。
ところがギジュン。一つドヒョンの秘密につながる事実を報告されましたよ。
アメリカ留学時代の親友アレックスと、卒業直前に仲たがいし、巨額のお金をアレックスに渡しているという事です。
何やら秘密の匂いがしますわな。
リジンはチェヨンに呼びとめられました。
前夜の一件を詫びたリジン。
でも、チェヨンは相変わらずドヒョンの気持ちを誤解していました。自分をまだ想っていて、リジンはそれをカモフラージュするために利用されているにすぎない・・・と。
でも、リジンは全てを把握してますから、チェヨンの話に混乱することも勿論嫉妬したり怒ったりすることもありませんでした。
それがチェヨンには、気に入らないのです。
アン室長が、セギとソ会長との話しの映像と音声を手に入れました。
セギが、自分と一緒に子供がいたとはっきり話していました。
ドヒョンは、リジンが母ファランと会ったことを報告していないと知りました。
問われたリジンは、正直に話しました。ファランは、虐待の傍観者だったと、そしてそれをネタにスンジンで生き伸びているとセギが言った・・・と。
虐待の事実も含めて、報告しなかったのは、ドヒョンがショックを受けるからだとリジン。
でも、ドヒョンは言いました。
「もっと調べます。セギが必要なくなるくらい、僕は強くなります。」
鏡の中に写る自分セギに、ドヒョンは言いました。
これから僕は失った記憶と彼らが隠してる事実を突き止める。自分でやる。どんな事実だろうともう逃げたりしない。思い出す勇気もある、苦痛にも耐える。
「お前の記憶は僕の記憶だ。」
「お前が強いられた苦痛は僕の苦痛でもある。僕だって耐えられる。お前は僕だから。」
子供の存在がはっきり分かりました。
そして、ヨンピョとファランがそれぞれに子供の行方を調べていることも。
ソ会長は、スコフィールド医師を訪ねました。
初めて家族が来てくれた事を医師は喜びましたが、ソ会長は事務的に冷たく事情を問いただしました。
医師は、ため息をつき、でも、正直に事情を話しました。多重人格だ・・・と。
ソ会長はドヒョンを呼びました。
そして、病気の事を打ち明けようとしたドヒョンの言葉を遮って言いました。
「アメリカに行って。」
多重人格を持つ者に会社は任せられない・・・と。
ドヒョンは静かに聞きました。
会長は、自分を孫だと思ったことはありますか?・・・と。
何も答えないソ会長に、ドヒョンは言いました、アメリカには行きません・・・と。
「お望み通り副社長からは退きます。ですが、韓国に残ってするべきことをします。治療をするんです。心がばらばらになった理由と、心の欠片が持つ意味を調べます。」
「失った記憶を取り戻し心の欠片をつなぎ合わせ、どんな絵が完成するか確かめます。」
「僕は父さんの代用品じゃない。スンジンを守る番犬でも怪物でも無い。僕は、チャ・ドヒョンなんです。」
ドヒョンの気持ちが固まりましたね。
その頃、リジンはドヒョンと一緒にスンジンの屋敷に来ていました。
で、頼まれてワイン倉庫に行ったのですが、そこで記憶の欠片が甦ったようです。
女の子が、自分と思われる女の子が壁に向かって絵を描いています。
これは何?・・・。
リジンには、まだ理解できていません。