キルミー、ヒールミー OST (MBC TVドラマ)(韓国盤) | |
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kissした翌朝の二人が笑えます
リジンは、あれはドヒョンだと口では言ってたけど違うかもしれない、久しぶりの飲酒だったから、記憶が無いかもしれない、多分覚えてない・・・と期待します。
ドヒョンはと言うと、その時のことが頭の中で回って回って、収拾がつかなくなっちゃってます
気まずい雰囲気ですが、ま~何とかいつもの調子に戻れましたね。
と言うよりは、それまで以上に仲良くなったって感じ。当たり前ですかね
何と言っても、ドヒョンの笑顔が増えましたよね。リジンが何をしても嬉しそうで楽しそうで愛おしそうに見つめるんです。
“セギ、約束する。初めて手に入れたこの幸せを邪魔しないなら彼女との時間を奪わないなら10回でも100回でも1000回でも約束する。来世では僕の体と時間と記憶を全てお前に渡すと。来世では僕がお前の虚像になると。だからもう彼女の前に現れないでくれ。どうか彼女だけは奪わないでほしい”
そう、ドヒョンは願うのです。
でもね、リジンは主治医として、ドヒョンにこれ以上気持ちを奪われてはいけないと自戒してます。
で、何だか時代がかったセッティングでドヒョンのカウンセリングを始めました。
一つ明確にしておきたい事があります・・・とリジン。
「今、私に甘えたいとか永遠に傍にいたいとか、別れるのが怖いとか執着しそうだとか思いますか?もしそうなら、気をつけて。患者が医者に親密な感情を抱く事を“陽性転移”と言います。恋愛感情と間違えては絶対ダメです!」
必死にそういうリジンを、ドヒョンは面白そうに見つめて今にも笑いだしそうです。
「はい、先生。」
そう素直に返事をするドヒョンを見て、くらっとなったのはリジンの方
ところがですよ。リジンがちょっと席を外した間に、ドヒョンがヨナに人格変身しちゃった
これがまた爆笑もん
リジンのうさぎのパジャマを勝手に着ちゃって 私、吹き出してしまいましたよ
この時大変な事が。
リジンの家族写真を見て、リオンに一目ぼれしちゃったよ、ヨナ。
で、リジンの携帯を勝手に取り上げ、リオンの電話番号を見ようとしたんで、争いになっちゃって。
階段から落ちたヨナは、そのまま消えて、次に現れたのは、フェリー・パク。
なんだかんだと騒動はあったけど、どーにか収めて、事無きを得ました。
で、やっと眠りに付いたリジンなんですが、次に音楽が聞こえてきたことで行って見ると、現れたのはヨソプ。
真面目なおぼっちゃまの登場です。リジンの事を拒否してるのかと思ったけど、彼も少し変わってきたようです。
「ありがとう。」
と言いました。僕は残念だったけど、皆助かって喜んでる・・・と。当分、死ぬつもりは無いから安心して・・・とね。
ほっとしたリジンの目から涙がこぼれ落ちました。
リジン、24時間介護みたいです。
ドヒョンは、セギ以外の人格全てが一時に現れたことに驚いていました。これまで無かったことらしいです。
ほうっと座り込んだドヒョンを見て、リジンは、良い兆候だと励ましました。人格たちと仲良くなることは、現れた原因が分かる事につながるから・・・と。治療に役立ちます・・・と。
「よかった。怪我が無くて。」
と、ドヒョン。これまで、別人格のしでかした事を謝ったり収拾したりしてきたドヒョンとすると、何も無かったというのが本当にほっとするんでしょうね。
「謝られるよりは嬉しい。」
と、リジン。
リジンが秘書として会社に出勤し始めました。
ギジュンとチェヨンは驚きました。ドヒョンとリジンが恋人同士だと思ってます。
恋人を堂々と秘書に採用するなんて、ドヒョンに似合わない大胆さですからね。
チェヨン、自棄になったように、急に婚約発表をすると言いだしましたよ。ギジュン、あれほど先延ばししようとしていたチェヨンの突然の心変わりに、ドヒョンの事があると気付きました。
チェヨン、あまりにも見え見えですわ。
ギジュンがムカつくのも無理はありませんな。
リジンは秘書として会社に行くようになって、ドヒョンの家族関係の複雑さを目の当たりにするようになりました。
実母ファランと祖母であるソ会長とのいつもの口喧嘩が勃発。
その間に立たされたドヒョンの苦痛を察し、大きなストレスで別人格が現れないよう、リジンは上手くドヒョンをその場から連れ出しました。
リジンが留学を止め、ドヒョンの主治医をしていることをスコフィールド医師が知りました。
「男と駆け落ちした娘に会いに来た気分だ。」
と医師。上手い表現です
リジンは、ほっとしました。周囲に嘘をついているのが苦しかったのです。ばれてほっとしたってところでしょうか。
そして、ドヒョンの事を思いました。
「1人に話すだけでも楽になれるのに、11年間隠して来たチャ君がとても気のどくです。」
一日のうちに、殆どの人格が現れたと聞いて、スコフィールド医師は驚きました。やはり稀な事らしいです。
その時、思い出しました。
以前、ドヒョンが言ったことがあったのです。
「人格が変わる前後にいつもリジンさんがいた。彼女が人格交代のスイッチでは?」
医師は、リジンに再度聞きました。以前会った事は?・・・と。
リジンに記憶はありません。でも、何度も聞かれるのでその自信が揺らいでる事も確かです。
「覚えていないだけで、過去に接点があったなら、チャ君には幸運だ。オ先生の存在が過去の記憶を取り戻す起爆剤になるかもしれない。」
と、医師は言いました。
オメガ作家が・・・リオンがドヒョンに会うと連絡してきました。ドヒョン一人で来てほしいと。
振り向いた人物がリオンだと分かって、ドヒョン驚きました。
その時、リオンが自分の多重人格にも気付いているとドヒョンは察したのです。
「突然、版権を渡す気になった理由は?正体まで明かして。」
と、ドヒョンは聞きました。
「条件が3つあります。」
と、リオン。
シナリオの執筆と脚色は自分でやる、自分は表向きはオメガの助手ということに、そして3つ目はリジンに会わせるということ・・・。
ドヒョンは、リオンから次回作の話を聞きました。
以前聞いた、『地下室のこども』という話です。
女の子が地下室を怖がるので、男の子は一緒に付いて行ってあげた。でも、男の子も怖がっていた・・・。
そこまで聞いて、ドヒョンは発作が起り、リジンが連れ出したわけで。
「少年が地下室を怖がった理由は?」
と、ドヒョンが聞きました。
「愛です。」
と、リオン。一人でおびえる少女を見るのが辛くて、最初は演技だったのに、いつしか自分も怖いと錯覚を・・・。それが愛だとは気づかずに。少年は成長してから愛だと気付きます。
リオン自身のことですね。
ドヒョンはおそらく彼の失くした記憶と繋がるんでしょう。その話を聞いたら頭痛がするのです。
今回も、やっとのことで自宅まで帰りつきましたが、セギの言葉が甦って来て苦しみ始めました。
その頃、リジンはリオンに捕まってました。
ドヒョンに呼び出された場所に行ってみると、リオンがお怒りで待っていたのです。
今すぐドヒョンの家を出ろと怒るリオン。
必死に説得するリジン。
「3か月だけ。彼がアメリカに発つまで3か月間だけ力になりたい。ダメ?自分の選択が最高の選択だって言ったじゃない。」
渋々リオンは許しました。
「携帯の電源は切るな。」
リオンは自分がドヒョンとリジンを引き合わせてしまったと後悔していました。
偶然を作ったのが最初のミス。偶然を縁にしてしまったのが2番目のミス。そして、下手なアドバイスで縁を運命にしてしまったのが3番目のミス。お前を行かせたのが最後のミスだ・・・と。
リジンが家に戻ると、ドヒョンが苦しんでいました。
夢うつつに、地下室に閉じ込められていた自分の姿、そしてそこにはもう一人誰かがいたことを思い出して苦しんでいました。
リジンが薬を取りに行こうとすると、手を掴み、行かないで・・・と子供のように呟きました。
リジンは傍についてあげたのですが、いつの間にか眠ってしまいました。
次に目覚めた時、横に寝ていたのは、シン・セギでした。
セギは傍にリジンがいる事に激怒。
「何故お前がここに居る。」
そう言ってリジンを押さえ付けました。
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ヒョンは、チョン弁護士がミンではないかと思っていました。
一番そうであってほしくない人物でもありましたが。でも、これまでの言動を思い起こしてみると、やはり疑わしい人物でもありました。
家に帰って、封筒を開けました。
3人の死体無き殺人事件の被害者の共通点は、全員が誰かを捨てたという事でした。
“ミンは自分を捨てた僕の代わりに他の人を殺してる”
そうとしか思えませんでした。そうやって他人を殺しながら、頭の中で繰り返し僕を殺してるんだ・・・と。
入っていた写真が一枚。
チョン弁護士でした。
予想が当たっていたことに、ヒョンはショックを受けました。胸をこぶしで叩きました。
苦しかったんですよね。傍にいたのに気づかなかった、そして、これまで何度も示して来たメッセージにも気付かず、止める事も出来なかった兄の自分・・・。
どうやって詫びたらいいんだ・・・。
その瞬間、今回の事件の両親を思い出しました。彼らもまた養子の息子を捨てた事になる・・・と。
慌てて家に駆け付けたら、留守。玄関には、自分に充てて届いた例のカードと同じモノが落ちてました。
すぐにチョン弁護士の住所を調べ、ジアンには両親の安否確認を指示しました。
ミンの家に駆け付けたヒョン。
あっさりと中に入っちゃってましたけど・・・。簡単に鍵を開けたのねぇ。
ミンが描いた絵がありました。昔、幼い頃描いてた絵と同じパターンでした。
ミンが帰って来ました。
「遅くなってすまない、ミン。」
「うん。遅過ぎたよ。」
このあまりにもあっさりとした応答に、却って悲しさが伝わって来ました。
ミンの手を調べるヒョン。
「血でもついてるかと?」
「怪我が無いか見てる。」
殺す価値も無い奴らだ、そんな人間の為に自分をダメにする必要はない・・・とヒョン。
「もうダメなら?」
と、ミン。
思わず言葉に詰まるヒョン。
「兄さんに捨てられた時からダメなら・・・。どうするつもりだ。」
「違う。僕はお前を捨てて無い。」
ミンは怒りました。
違う?兄さんは僕を捨てた、捜さなかった、僕に気付かなかった、死んでいればいいと?それに、僕をイ・ジュニョンに渡した・・・。
幼い時、イ・ジュニョンと初めて話をした時、ヒョンは、つい話してしまっていたのです。
父は自分を怪物だと思ってるけど、本当の怪物はミンなんだ・・・とね。
だから、車にミンが隠れていた時、イ・ジュニョンはそのまま連れ去ったってわけです。
その時、ジアンから、両親の無事の知らせが入りました。
ミンは殺して無かったのです。
結局、暴行を目撃していながら知らぬフリをした母親は後日逮捕されました。
泣けたわぁ、この兄弟の再会は
どちらも辛い・・・。
ジアンは、ヒョンが何を悩んでいるのか、気になっていました。確かにヒョンは何かに苦しんで言ると彼女は感じていました。
いつかヒョンの方から話してくれるのを、ずっと待っているのです。
その夜、また、ヒョンがミンの夢を見てうなされました。
で、ジアンが、慰めていたのですが、そのまま寝込んでしまって。
気がついたヒョンは、眠り込んだジアンに、ミンを見つけた事を話しました。殺人者かもしれない・・・とも。
でもね、実はジアン、寝ていなかったのです。
翌朝、ジアンは、話を聞いたことをヒョンに打ち明けました。
しらばっくれるつもりのヒョン。
でも、今回は、ジアンは引き下がりませんでした。
警察官ではなく、ヒョンに一番近い人間として聞いてるんだ・・・とジアン。でも、もうすぐ警察の立場で聞く時が来る。
だから、その前に話して・・・と。
「消えた弟が現れたのね?」・・・そうだ。
「イ・ジュニョンが連れ去ったの?」・・・ああ。
「弟が殺人犯に?」・・・かもしれない。
でも、弟が誰なのかは話しませんでした。イ・ジュニョンと思われる人物は、現れたというより、初めからいたと言うべき・・・とヒョン。疑ってはいるけど、証明する方法が無いとヒョンは言いました。
イ・ジュニョンにミンの話をしていなければ、あの時自分がミンの手を離さなかったら、ミンは今の様にはなっていなかった・・・とヒョンは言いました。
悔やんでも悔やんでも取り返しがつかない事でした。
ジアンは、泣きながら、そっとヒョンを抱きしめてあげました。
背中をぽんぽんと優しく叩いてあげました。
その温かさが、ヒョンには嬉しかったでしょう。
多分、初めて寄り添ってくれる人が出来たでしょうから。初めて人に対して心からの愛情を感じる事が出来たでしょうからね。
小さく呟くように言いました、ありがとう、ジアン・・・と。
そして、そっと額にkissしました。
ヒョンに似合わない不器用さと言うか、たどたどしさと言うか・・・。それが又良いです。
ヒョンは、ミンに付きまとい始めました。
戸惑うミンですが、口では煩わしいなんて事を言ったりしますが、本当は嬉しくてたまらないって感じ。
弟の表情です。
ヒョンに脅迫状と殺された遺体の写真が届きました。
どうも父ジュンミンに恨みがあるようで、その息子に復讐しようとしているようですね。
相手が悪い。かなりの凶悪犯なんです。
ヒョンは、この時、ミンの名前が変わってて良かったと思いました。ジュンミンの息子として狙われないと思ったんですが・・・。
どうも、犯人はチョン弁護士=ミンだと知ってるようですよ。
同じような封筒がミンのところにも届いてますもん。ミンが気がついてないだけで。
夜が危ないと、チーム長とソン刑事がヒョンの家にやって来ました。警護をするというんです。
でもね、そこにはジアンもいるじゃありませんか。
マズイってんで、ジアンは窓から逃げ出しました。
そしたら、偶然イ法医官と会いまして、話の流れで近所のイ法医官の家でお茶を飲む事に。
その時、ジアンは、ヒョンの話を思い出しました。イ・ジュニョンについてです。
条件を考えると、イ法医官こそ、イ・ジュニョンなのでは?・・・と初めて疑いを持ったのです。
で、カマをかけるように自分の父親の話をしました。この時は、ジャブって感じで終わりましたが、ジアンは確実に疑い始めましたね。
自宅に戻ったジアンは、そこでヒョンのストーカーをしてた頃の写真等の資料を見直しました。
そしたら気付いたのです。
チョン弁護士が写り込んでいるのに。
「特定の人に関心を持ったのは2人目です。」
と以前話していたチョン弁護士。それはまさしく弟としてのヒョンに対する気持ちだったんじゃ?・・・と思ったのです。
ヒョンに対する脅迫事件を話しあっていたイ法医官とミン。
本人を殺すより、その人が大切な人が死んでいくのを見せる方が、より苦しむのでは?・・・と意見が一致。
だとしたら、一番危ないのはジアン。
ヒョンも同じことを考えていました。
一番大切な人・・・ジアンと考えるあたり、ヒョンの気持ちも明らかですわな。
で、慌ててジアンに連絡を取りました。
その時点ではジアン、無事でしたが、誰かが後ろから来たようですよ
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思わずヒョンにkissしてしまったジアン。
ヒョン、流石に驚いたようですが、そのままじっとしちゃってて・・・。
ジアン、我にかえってヒョンから離れました。気まずくて気まずくて、マシンガントーク始めちゃった
死にかけた所為よ、深い意味は無いの、種族保存本能よ・・・
「動物は死の機器に接すると子孫を残そうと・・・。」
あ~、言えば言うほど墓穴を掘ってく・・・
ま、ヒョンが大人な対応をとってくれたので、それ以上気まずくならずに済みました。
机の上に置かれた手帳にヒョンが気付いたのは、この時でした。
それは以前の事件で被害者となったヤン刑事のモノでした。ずっとイ・ジュニョンを追っていたというヤン刑事の捜査記録が書かれてて、現場から無くなっていたのです。
釣り情報誌に載せた自分の広告の返事がこれだ・・・とヒョンは思いました。
イ・ジュニョンがとうとう姿を現したという事です。
手帳に一件の事件が書かれていました。
1993年、一家とその家で働く人を含む13人が、ある日忽然と姿を消してしまったという事件でした。
現場を訪ねたヒョンとジアン。
そこで、一体の遺骨を発見。
出産経験のある女性で自殺したと思われるモノでした。
そして、その家で、一人の女性と出会ったのです。失踪した一家と関わりがある女性でした。
一家の末娘が、ある日暴行されて妊娠。生まれたのが、イ・ジュニョンでした。
家族は、その事を世間からひた隠し、生まれた子を屋敷の中に幽閉し続けていたのです。
ある時、ジュニョンを産んだ母が自殺。
その遺体も、屋敷の中に埋葬されたってことでしょうかね。それが今回発見された遺骨でした。
その後、完璧にその子は監禁状態となってしまったのです。家族も使用人たちも、その子に何か恐怖を感じてて、近寄らなかったようです。
話をした女性は、その子に食事を運ぶアルバイトをしていたのです。
その子に会う唯一の人間だったようです。
ある時、女性がその子、ジュニョンを解放したんだそうです。直後に後頭部を殴られて失神。
気がついた時、周囲には殺された人たちがいたということです。
その後、その遺体をどうしたのか、そこまで女性は話したのかな?逃げ出したのかな?
遺骨の鑑定をしたイ法医官は、久しぶりに・・・と言うか、正確には、生まれた瞬間以来、初めての母親との対面となりました。
遺骨を前に、ヒョンはイ法医官と偶然会ったミンに意見を求めました。
会いたい人がいて、メッセージを送った返事がこれでした・・・とヒョン。
「遺骨を発見させ、この女性の話を利かせた理由は何だと思いますか?」
「会いたいというその人に関係のある女性では?だとしたら、‘話を聞いてほしい’‘理解してほしい’或いは‘同情してほしい’とか?」
と、ミンは答えました。
「話は分かります。でも、僕は理解も同情もしたくない。」
と、ヒョンは言いました。
男子高校生の遺体が発見されました。
暴行を受けて死んだようです。
常々、同級生からの暴行を受けていたとの情報もあり、その線で調べ、容疑者3人も逮捕されました。
監視カメラにも、被害者を暴行している様子が写ってて、言い逃れは出来ない状況です。
でも、ヒョンは被害者の両親に疑惑の目を向けました。
様子に不審なモノを感じたのです。
被害者は養子でした。外見上は充分な世話をしているように見せかけていたものの、家庭内では違ったようで。
精神的な虐待を受けていたと思われる状況でした。
一方で、ヒョンは自分が帰国した時と死体処分の報酬が振り込まれた時とが重なってることに気づきました。
で、その時自分が何のために帰国したのか?・・・と思っても、覚えて無くて。
もしかしたら・・・とジアンに聞いてみると、流石元ストーカー。きっちりとヒョンの行動を把握してましたよ。
どこに行っても人気で、たくさんプレゼントをもらってた・・・と言う事まで確認してたジアン。
貰ったモノの中身を確認して無かったのを思い出し、人に確認を頼んだようです。
そしたら、不審なものが3つ見つかりました。
部長検事が失踪した時に残されていたカードと同じモノでした。図柄は違いますが・・・。
ヒョンは、これはミンからのメッセージだと思いました。
ずっと自分にメッセージを送り続けていたんだ・・・と。
自分を探してくれ、自分を止めてくれ・・・という気持ちで。
同封されていたクロスワードパズルの意味も解き、3つの番号を導き出しました。あれは、個人の住民登録番号?
その番号を、ナ社長に渡して、それぞれの人物の事情調査を依頼したのです。3人に共通する事情が無いか、以前渡した殺人犯かもしれないという面々と関連があるかどうかも調べるよう言ったのです。
今回は、指示・・・ではなく、頼みでした。
その態度に、ナ社長は、いつものヒョンとは違う雰囲気を感じ、ちょっと変な感じをしたみたいですね。
ヒョンが、学生殺人事件の被害者の両親を参考人として召喚しました。
そしたら、よりによってミンを弁護士として選任し、同行して来たんです。
ミン同席の上、両親に事情聴取しました。
被害者の死に関係無いとは思えない・・・と疑惑をぶつけるヒョン。
でも、両親は、証拠がない・・・と開き直りました。
話を聞いていたミンは、万が一そうだとしたら、虐待に当たるけど、証拠がないから証明しようがない・・・と言いました。
「どちらにしても殺してはいません。捨てたとしてもね。」
と、ミン。
捨てたとしても・・・という言葉。ミンにとっては心に刺さるモノなんです。
ミンは、ヒョンに捨てられた、イ・ジュニョンに引き渡された、捜してもくれなかった・・・と思っています。
それがどれほど残酷で辛いものなのか、ヒョンに分からせたいと思い続けているのです。
“捨てられた者の気持ち、記憶されず、忘れられるのがどんなものか、自分が消えゆく気分がどんなものか、兄さんにも分からせたい。捨てられた僕がどうなったのか、見せてやりたい”
その思いだけだったのです。
それは、ヒョンを求め続けていることでもあります。
ミンは、弁護士には真実を話してくれなくては弁護の仕様が無い・・・と両親に言いました。
で、両親は、真実を告げたようです。
やはり家庭内で精神的な虐待を行っていたようです。邪魔にし、居なくなって欲しいと願っていたようです。
だから、息子が酷い暴行を受けているのを目撃しても、助ける事もせず、通報する事もせず、そのまま見ないフリをして通り過ぎていたのです。
その様子が、監視カメラに写っているのですが、その時点では暗くて顔もはっきりとは見えない状況。でも、すぐにそれは判明しそうです。
そして、ナ社長に早急に・・・と頼んでいた件の結果が出て来ました。
封筒の中身を確かめようとするヒョンですが、なかなか勇気が出ません。見たくないし、知りたくない情報でしょうからね。
ミンは、被害者の両親を殺すつもりのようです。
又罪を重ねるの~っ
ヒョンとミンを考えると、切なくて胸が痛いです。
高慢と偏見 OST (MBC TVドラマ)(韓国盤) | |
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ドンチはチェ検事に話を聞きました。
財閥ジェゴングループの特別捜査チームの中に彼の写真があったからです。
でも、詳細を聞いてみると、チェ検事は本来チーム員ではなく、上司が突然倒れた為、数日間雑用をして写真の収まったって状況だったんです。で、その上司というのが、オ次長。
元々ジェゴン側だったらしいです、オ次長は。
そして、チャンギの証拠に関連があったのは、イ局長かムン部長・・・とチェ検事。
その頃、ムン部長は、例のカン・ス拉致犯の男と会ってました。
ムン部長は、ドンチが現場に捜査にいくのを見越してました。でも、男を見て、ドンチが逃げたと聞いて、その理由までは思い付かなかったようです。
ドンチは、当時の状況そのままに、同じ男が現れた瞬間、思わず身体が反応して逃げ出してしまったんです。だから、我にかえって追いかけるのが遅くなり、男を取り逃がしてしまったってわけ。
怖かったんです、当時、まだ少年だったドンチは。
男も、その時の少年がドンチだとは気づいていません、まだ。
「ク・ドンチを止めてください。」
ムン部長は男に指示しました。
それにしても、ムン部長の考えがますます分からなくなってきましたよ、あたしゃ
流石に落ち込むヨルムを、ドンチとカン・スが元気づけてくれました。
下宿のハルモニの存在は、有難いですね。温かい食事と温かい雰囲気を作ってくれますもんね。癒されます、この普通さが。
ドンチは、辞表をムン部長に差し出し、辞令を取り消してほしいと頼みました。
その直後にオ次長がやってきて、辞令撤回の報告をしました。ムン部長は既に知ってましたからね、この事を。
まんまとドンチの辞表を手に入れたってわけですよ。ムン部長の好きな時に、それを受理する事が出来る事態になってしまったというわけです。
ドンチ、ムン部長にしてやられましたね。
ビョルの事件は、今後自分が担当するとムン部長は言いました。つまり、ドンチは手を引けって事です。
でも、その言葉に従うドンチじゃありません。
こっそりと調べる・・・なんて言ってます。ま、ドンチの性格を知るムン部長もそうすることはお見通しですけどね。
ドンチは、手始めに例の拉致犯の男の似顔絵を出して来ました。15年前と、現在の両方の顔です。
廃工場の周辺の監視カメラに男と車が写っていました。携帯で通話してる姿も。
現場付近の通話記録から、該当するナンバーが割れました。もち、架空名義です。
その携帯の電源が入りました。すぐ近くです。
で、ドンチとカン・スがそこに向かいました。
でもね、それは彼らをおびき出す為だったようです。
男が現れ、ドンチに通帳を渡して去って行きました。取り押さえようとしたカン・スも、あっけなくやられちゃって・・・。
カン・スに通帳を調べるよう言って、ドンチが別行動しようとした時でした。
カン・スの乗った車が突然制御不能になり、事故を起こしてしまったのです。
幸い、軽傷ですみましたが、これは明らかにドンチの命を狙ったモノです。
ヨルムは通話記録を調べていました。
そして、中にムン部長の番号があるのを発見したのです。
ヨルムはすぐにムン部長の所に行きました。捜査の担当を降りて欲しいと言いに行ったのです。
「断るなら、担当検事の交代を正式に要請します。修習生ではなく被害者の家族として。」
やってみれば?・・・と強気のムン部長。ムカついているのも、事実です。
「重大な理由がある場合は可能です。」
そして、ビョル事件の容疑者の通話記録にムン部長の番号があったことを示したのです。
通帳にはお金が振り込まれていました。それは拉致事件が起った時と被る日付でした。
振り込んだ人物を特定するために、捜査令状を申請しなくてはいけないんだけど、通話記録の事でムン部長に詰め寄った直後に決裁を貰いにくいヨルムは、たまたま通りかかったオ次長に決裁を貰おうとしました。
ヨルムはオ次長が事件にかかわってる可能性がある事を知りません。
オ次長、サインをしてくれた上に、送金者を知ってる・・・と言いました。
当時、ファヨン財団パク・マングンの運転手だった男だと言うのです。
特捜には資金源があって、ジェゴングループのお金はオ次長が、ファヨン財団のお金はイ局長とムン部長が管理していたとオ次長。
だから、名義は運転手キム・ナクチョンであっても実際に送金したのはイ局長とムン部長だ・・・とね。
通帳に書かれていたのは、他に4桁の番号。これは、イ局長の当時の特捜の内線番号でした。
あまりにもとんとん拍子に進む捜査に、ドンチは疑問を抱きました。
何者かが協力してくれているのか、はたまた利用されているのか?・・・と。
そんな時、カン・スの見舞いにパク・スンべが来たと連絡が入りました。
同時に、ヨルムには花かごまで。
これは脅迫だとドンチ。
ムン部長に、パク・スンべの逮捕状を要請したのでえす。
でも、ムン部長はそれを拒否。
「命が惜しければ、今のうちに手を引け。」
イ局長の命令がありますからね、やっぱりドンチを助けたいと言うのが本心なんじゃないでしょうかね、ムン部長は。
そんな事、知らないドンチは、直球でした。
「15年前、カンを誘拐した理由は?特捜部を守るため?誰が指示を?引き逃げを隠したかったムン部長か或いは暴露したかったオ次長とジェゴン側?」
それには答えないで、ムン部長は言いました。
「巨悪に立ち向かいたいんだろう?気持ちは分かる。しかし、太刀打ちできる相手じゃない。上手く逃げろ。」
「検事が逃げたら、誰が犯人を捕まえるんですか?部長はジェゴンを捕まえたじゃないですか!」
激するドンチに、冷たい口調でムン部長が言いました。
「捕まえたのはファヨンだ。検察を利用してライバルをおとしめた。」
「今までお前が捕まえた悪党はお前より弱い奴らだ。本当の悪党を捕まえるために必要なのは別の強力な人間たちの力だ。それが無ければ、いくら必死にもがいても捕まえられない。」
「そんな力、必要ないと言ったら?」
・・・と、ドンチ。
「死ぬか、痛い目に遭う。それが、繰り返されて来たここの歴史だ。」
流石にすぐに決断は出来なかったドンチ。
でも、決心しました。
なんと、イ局長、ムン部長、そしてファヨンのパク・マングン理事をビョル事件の参考人として召喚したのです。
ムン部長は、それを止めに来ました。
そして、オ次長は、ドンチをアルム&ジェシクの一件、チュ院長に対する偽の令状による違法な証拠物採取で監察を受けるよう通達して来たのです。
ドンチはその場で監察室に連行されてしまいました。
ムン部長は、もしかしたら、これを避けたかったのかしら?
チュ院長の事件の捜査資料をカン・スに持ってくるよう指示しました。
ところがですよ、それを探してる時、偶然カン・スは聞いてしまったのです。母のひき逃げ事故を通報するムン部長の声の録音を。
おまけに、そこには、当時の新聞記事、それにドンチが書き込んだチャンギの名前も・・・。
上着を取りに戻ってきたドンチに、カン・スは聞きました。
「ひき逃げ犯はムン部長?それとも、チャンギ?」
ドンチが凍りついてしまったその時、部屋に入って来たのがチャンギ。
「ファヨン財団から来ました。弁護士チョン・チャンギです。」
あいやぁ~っ