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ソヌは、ギチョルの前に立ち、腰の後ろに挟んだ銃に手をやりました。
決めたか?・・・とギチョルに聞かれた時、その手を離しました。
「俺がやる。代わりにに両親の資料は削除してくれ。」
ソヌが言いました。
ソヌのその返事で、実家に忍び込もうとしていたテシクの部下も、そして妹のヨンソを拉致しようとしていたユンジンも、計画を中止しました。
ユンジンは、ほっとして思わず泣いてしまいましたよ。
ヨンソが、ラッキーにも、兄ソヌが何か悲しませるような事をしたと誤解したので不審感を持たれずに済んだけど、スパイにしちゃぁ、どーよって感じ。
家に不審者が侵入しようとした事は、セキュリティをつけてるソヌの携帯にも報告として入りました。
それを見て、彼らが家族の命を担保としている事が改めて分かったソヌでした。
ソヌに出されたのは、脱北した監督官が持ちだしたHDを取り戻せという指示。
ソンチーム長が匿っていて、彼のPCに入っているから、すり替えろと言いました。昼がタイムリミットだと。
ヘリムは、ソヌが全てを知ったのでは?・・・と勘付きました。
自分が書いた自白書の置き場所が違っていた事、そして、ソヌの部屋に隠しておいた盗聴器が無くなっていた事を考え合わせると・・・ね。
覚悟を決めました。
だから、ソヌが帰宅した時、ずっと嫌いだと思い込んでいたカレーを用意していたのです。
母と息子は、初めて本音で話しました。
ソヌがギチョルの要求を飲んだと察せられたヘリム。必死に止めようとしました。
自分が家族を守るから・・・と言うヘリムに、本当にそうしたかったのなら、最初から言うべきだった・・・とソヌ。
でも、ヘリムはこの方法がソヌにとって、ヨンソを含む家族にとって最善の方法だと判断したからの行動だったわけで。
ソヌを授かってからずっと、何が一番良いことか悩み続けた・・・とヘリム。
「いっそ、産まなければ良かった。だったら、平和だったのに。」
と、ソヌ。
そんな言葉を聞いたら、母親としたら、何も言えなくなってしまいますよね。ヘリムは棒立ちになってしまいました。
ソヌはそのまま家を出て行ってしまいました。
ソヌは、父に連絡しました。一部始終をきちんと話したようです。
そして、過ぎた事は考えず、今、何をすべきか、最善の方法が何かを考えたのです。
で、ソンチーム長に全てを話て、父にはHDの中の暗号を解読してもらう事と、ギチョルを渡すことを条件に、母ヘリムのことを見逃して貰おうと考えているようです。
ヘリムは、ソヌに連絡を取ろうとしていました。まだ話せていない事があるからです。
それは、ユンジンのこと。
ユンジンは、ギチョルが送ったスパイだという事を、ソヌに知らせないと、もっと傷つく事になる・・・と思ったからです。
ソヌは、ユンジンに会いに行っていました。
彼女と一緒に居る時が一番本当の自分になれる・・・と抱きしめました。
これから家族を守るために危険な仕事をしなくてはいけない・・・と話しました。真実を報告して悪党を捕まえる・・・と。
一瞬、かたまるユンジン。
ユンジンは、ソヌのことを上に報告しました。ギチョルではなく、テシクに・・・です。
既に、ギチョルは、粛清される存在になってしまったようです。部下たちも、皆、テシクについてます。
テシクは、ユンジンを人質にした体を装い、ソヌを脅しました。とっととHDを持ってこいってね。
ソヌは、ソンチーム長に、“監督官のことで話しが・・・”と言って、さぁ、これからって時に、急用が出来てしまい、ソンチーム長は席を外さなきゃいけない事に。
あっさりとHDを手に入れる事に成功。
ソンチーム長は、用心の為に、ソヌを見張れと部下に命じて行ったんだけど、ソヌは、言葉巧みにHDを持ち出す事が出来ましてね。怪しんだヒョンテに行く手を阻まれかけましたが、なんとか脱出できましたよ。
この時、ヘリムは又もやギチョルを殺そうと銃を突きつけていました。
でもね、そこで既にソヌがHDを手に入れ、国家情報院からも追われる立場になってしまった事を知るんです。
このままでは、ヘリムが身代りになったとしても、家族がスパイだと疑われることは必至。
ギチョルが言いました。
HDを手に入れ、二人で国外に出よう・・・と。ギチョルにも、もう帰る祖国は無いという事です。
ギチョルがヘリムを拉致し、ソヌは脅された・・・ということにすれば、傷つかずに済むと言うのです。
ギチョルは、これまでどんな拷問を受けようと、ヘリムの生存を隠し通して庇って来ました。愛情があったからですね。そしてそれはまだ消えて無いという事なのかも。
死ぬ気だったヘリムは、それも良い手だと思ったのでしょうね。HDさえ手に入れば・・・と思いました。
ソヌは、手に入れたHDに、何やら細工をしています。
そして、それを持ってユンジンの家に行きました。
ユンジンは、縛られ、口にガムテープを貼られた状態で、テシクたちに囲まれていました。
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