不滅の恋人 (韓国ドラマ・ガイド) | |
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ジャヒョンはオクニョじゃないんだ・・・と思ってしまいましたよ。
オクニョなら、絶対にガンに一太刀浴びせることが出来たと思いますが、ジャヒョンはお転婆な両班の娘でしかありません。
ガン自ら自分の首に傷をつけて見せられた挙句、払いのけられてしまいました。
そして、宮中の密宮に閉じ込められてしまったのです。
ナギョムは、即位したその日に呼んだのがジャヒョンだと知ると、嫉妬に狂いました。勿論、嫉妬だとは自分も認めてはいませんが。
ガンが、ジャヒョンの盛った薬の所為で倒れてしまったため、事は余計に大きくなってしまいました。
ま、ガン自身の体調は大したことはありませんでした。
それを確認したナギョムは、すぐにジャヒョンの元に。
そして、怒りをジャヒョンにぶつけました。
一方、島に残ったルシゲは、ギトゥクを探しました。
フィに忠誠を誓っているギトゥクの遺体が無かったということは、必ず生きていると思ったのです。
もしかしたら、フィも・・・と。
そして、やっと再会を果たしたのです。
やっぱり、フィの人となりを知ったト・ジョングクと共に、ガンの手下たちを欺いて一芝居打っていたのです。
ナギョムは、ガンを詰りました。
それが嫉妬だとは、まだナギョムは考えていません。大義を成すために協力した自分をさし置いて・・・といいます。
ガンは、ジャヒョンの始末は自分が決定するから手を出すなとナギョムにキツク言いましたが、ナギョムは命令に従いません。
ジャヒョンを拷問にかけたのです。
両班の娘には王族と言えど拷問する事はご法度とされていました。
背後にガンの反対勢力がいるのではないかと言うのですが、それはまた無実の罪を着せる相手を否応なしに作り上げようとしているとしかジャヒョンには思えません。
勿論、そんな人物がいる筈も無く。ジャヒョンの独断行動ですからね。
口をつぐむジャヒョンに、どんどん拷問は酷くなって行きました。
でも、そうなるとやはり人の口に戸は立てられないモノ。
ジャヒョンが宮中に呼ばれたことは大王大妃の耳にも入りましたし、拷問のことも、ガンの耳に入ったのです。
激怒したガンが拷問場所に乗り込んで来ました。
すぐさまジャヒョンは解放され、手当てされました。
まだ王妃に冊封されてもいないナギョム。まだ国母の器かどうかわからない・・・とガンは言い放ちました。
歯ぎしりをかんだナギョムですが、上手く大王大妃に取り入り、冊封の準備を始める許可を得ましたよ。
ジャヒョンは密宮で密かに治療を受けていました。
ガンは、殺されそうになったというのに、ジャヒョンを罰する気持ちにはなれませんでした。
それどころか、まだ手に入れたいという想いが強いのです。ガンも可哀相な人です。
フィが都に戻って来ました。
ト・ジョングクがフィを始末した一件で出世し、都に戻ることになったので、使用人の一人として同行したのです。
フィは、ガンが即位したことを知りました。
そして、心配でならなかったジャヒョンが側室として宮中に上がったという話も耳にしたのです。
ショックでした。信じられませんでした。
でも、ジャヒョンが実家にいないことは確かでした。
ジャヒョンの始末が決まりました。
フィとの縁談が壊れてしまったのですから、もう今後誰かに嫁ぐことは出来ませんし、今回、ガンとの醜聞が立ったことを考えると、尼寺に入るのが最善の策だと大王大妃は言いました。
それではあまりにも可哀相だとジャヒョン父が抗議しましたが、どうにもなりませんでした。
ジャヒョンの状況を探る一方、フィたちは濡れ衣を着せられた謀反の一件についても調べ始めました。
賊たちが口をそろえてフィが主だと言ったこと、賊が捕まったのに、刺客を集めた女性が捕まっていないことも謎でした。
ト・ジョングクは、ガンの周辺に居る女性の中では、チョ・ヨギョンが怪しいと思っていました。それだけの度胸と才覚があるのは、ヨギョンしかいないと思ったのです。
で、妓房でヨギョンにそれとなく当たってみました。
確信を持ちました、ヨギョンだ・・・と。
でも、ヨギョンもト・ジョングクに不審を抱きました。
ジャヒョンが宮中を出ました。行き先は、尼寺です。
ガンは、途中で連れ去るようウルンに命じました。
ウルンは、尼寺の尼僧にお金を渡し、ジャヒョンを渡すよう話をつけました。表向きは、その寺にジャヒョンがいるよう取り繕え・・・と。
この情報を掴んだフィは、仲間と共に、ジャヒョンの輿を追いました。
そして、連れ去られそうになった時、襲いかかったのです。
相手の手勢が少なかったのが、ラッキーでした。
無事、ジャヒョンを輿ごと奪う事に成功しました。
差し出された手を見たジャヒョンは、何か予感するモノがあったのでしょうか。
目の前に立っている人物を、しっかり見つめました。
覆面を取ったフィ。
自分が死んだのかと思いました。死んであの世に行き、そこでフィの姿を見ているのか・・・と。
でも、しがみついたのは、紛れもなくフィでした。