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グムはミン吏曹判書から取引を持ちかけられました。
老論派は、ミルプン君を見限り、ヨルリョン君につくと決めました。そのためには、グムが証言したミルプン君の悪行を取り消せと言うのです。ハン・ジョンソクに頼まれたものだとし、罪を彼一人に背負わせろと。
信頼しているハン・ジョンソクを陥れることなど、グムに出来る筈ありません。
権力を持たない良心は、このように弱いものなのです・・・と、ミン吏曹判書は言いました。
それは分かるけど、ヨルリョン君に乗り換えるのに、何故ミルプン君を放免しなくちゃいけないの?何故ジョンソクを失脚させなければいけないわけ?
そこんところが分からないわ、私には。
苦悩の末、グムは証言を撤回する道を選ぶしか出来ませんでした。
一方、粛宗からグムを次期王に・・・と本心を明かされた大司憲イ・イギョムは驚き戸惑いました。
グムの名前が出てくるとは思ってもみなかったのです。
おまけに自分は老論派で、ヨルリョン君を推すと決めた直後です。ま、粛宗はまだその事を知りませんが。
粛宗は、グムにもその資格はあると言いました。そして、イ・イギョムがグムを王にすれば、老論派の中での立場も今とは変わって、老論派の長となれると。
それはイ・イギョムの功名心をくすぐったようです。
それでも、グムの母親の身分が低いことを考えると、とても王になれるとは思えません。イ・イギョムはまだ動く勇気が出ません。
そこに飛び込んで来たのが、グムの証言撤回の書状でした。ハン・ジョンソクに偽証を頼まれたと言う内容でした。
それと同時に、ハン・ジョンソクの収賄疑惑が突然浮上。
やはり、家に届けられたのは、被災民や貧民への施しにする寄付などではなく、収賄の証拠とするためのモノだったのです。
ハン・ジョンソクは、妻子の目の前で同僚の司憲府の役人に引っ立てられて行きました。抗いませんでした。
駆けつけたパク・ムンスが抵抗しようとするのを、ジョンソクは止めました。
「司憲府に逆らうな。お前はいずれ堂々たる司憲府の役人になる筈だ。力ではなく法で勝つ者にならなければならぬ。力にものを言わせる者たちに、勝てるのは法だと世間に知らしめるのだ。」
引っ立てる役人も、ハン・ジョンソクの事を信頼していました。だから、半信半疑だったようです。
イ・イギョムは、ミン吏曹判書に抗議しました。
司憲府の大司憲である自分には何も知らせないまま勝手に事を運び、司憲府の威信を傷つけるような事までしたわけですからね。プライドずたずたでしょう。
こうなると、ミン吏曹判書に代わって自分が老論派の長となって見返してやりたいと思っても不思議はありません。
粛宗がイ・イギョムを呼びました。
何やら書類のような包みを渡し、グムに渡せと言いました。
それがあれば現状を打開出来る筈だ、グムなら・・・と、粛宗。
その頃、グムは妓楼でどんちゃん騒ぎの真っ最中。私財を投じてお酒を用意し、民にも振る舞っていたのです。
ぐでんぐでんに酔っぱらって帰宅し、泥のように眠り込んでしまいました。
情けなくて死にたい気持ちだったのでしょう。
ヨジとパク・ムンスが訪ねて来たけど、会うことは出来ませんでした。
彼らは、翌日に予定されているジョンソクとグムの尋問の時、真実を話してほしいと頼みに来たのです。
ミルプン君が釈放されました。
すぐさま、老論派の重鎮に会いに行き、謝罪とお礼を言おうとしました。
以前では考えられないほどの低姿勢です。
それでも、散々バカにされ、王座への道は完全に閉ざされたと突っぱねられたのです。
手のひらを返すようにとはこういう事でしょうね。
挙げ句の果てに、帰国する清の使節団に同行してくださいと言われる始末。
取りつく島もありません。
絶望で泣き崩れるミルプン君。
そんなミルプン君を叱咤したのは、愛人のユニョン。
彼女は、全てをミルプン君に賭けているのです。自分を王妃にしてくれると信じているのです。
彼女のおかげで、ミルプン君は立ち上がりました。決して改心したからじゃありません。自分をこんな目に遭わせた者たちに復讐し、いつの日か、必ず王座に座ってみせると考えたのでしょう。
粛宗がヨルリョン君を呼びました。
グムを次期王にと考えていることを打ち明けるためでした。
流石に驚いたヨルリョン君。
でも、冷静で公正な人物です。混乱が収まると、粛宗の考えが理解できました。
粛宗に少し時間をくださいと言いました。
自分を支えてくれる少論派を説得したいので・・・と。
翌朝目が覚めたグムは、枕元にある包みに気がつき、中身を確かめました。
それはミルプン君の悪行の数々が記されていたようです。“計屍録”の存在も記されていたようです。
グムは、誰かは分からないけど、自分と同じ考えを持った人物がいると察しました。
そして決心しました、巻き返しを計ろうと。
ハン・ジョンソクと一緒に尋問の場に出たグムは、それとなく計屍録のことを持ち出しました。
ジョンソクも、グムの意図を察し、計屍録の存在を信じていると発言。
それを探し出せば、グムの証言の真偽を問うまでも無く、ミルプン君の悪行は証明されると言いました。
グムとヨジ、パク・ムンスたちは一刻も早く探し出そうと動き始めました。
グムは、自分の噂を広めたのがタルムンだと知りました。
ミン吏曹判書と手を組んでいると察し、財産を渡すから自分につかないかと持ちかけました。すると、タルムンは即断りました。
俺たちを守ってくれるのは権力です・・・と、タルムン。
力無き者を守れるのは力です・・・とね。
「そのために他人が犠牲になっても本当に構わぬのか?仲間でなければ死んでもよいと?」
思わず叫んでしまったグム。でも、言っても無駄だと出ていこうとしました。
タルムンが言いました。ヨルリョン君が危険だと。早く行った方がよいと。
なんと、ミルプン君が密かに引き返したという情報を手に入れていたのです。そして、ヨルリョン君の屋敷の方向に行ったと。
グムは駆け出しました。
でもね、間に合いませんでした。
グムが駆けつけた時、既にミルプン君によって無惨に斬られてしまっていたのです。
ヨルリョン君は、グムの腕の中で息を引き取りました。
そして、ハン・ジョンソクも!
知り合いの牢番が気を利かせて外に出してくれたので、気分転換にと歩いているとき、ウィ・ビョンジュがミン吏曹判書の部下と話しているのを聞いてしまいました。
ビョンジュの部屋には、ミン吏曹判書の手紙が届けられていました。
それを読んだのです、ジョンソク。
ビョンジュがミン吏曹判書と組んで自分を陥れたと知りました。
激怒したジョンソクは、おろおろとすがるビョンジュを突き放し、役人を呼ぼうとしました。
ビョンジュ、思わずそばにあったモノでジョンソクを殴打!
あっけなくジョンソクは亡くなってしまいました。
そして、ヨジたちが必死に探していた計屍録は結局見つけることができなかったのです。
なんと、ミルプン君が持ち出していました。ユニョンが預かっています。
ヨルリョン君の訃報を聞いた粛宗は、ショックのあまり、倒れてしまいました。
そして、そのまま亡くなってしまったのです。
ということは、自動的に世子が次の王となるのですよね。あの頼りない世子が。
一気に3人もの重要人物が亡くなってしまいました。
グムは、ショックのあまり、雨に打たれながら道端に座り込んでしまいました。
泣くしか出来ませんでした。

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