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ウギョンは、カン刑事に『ミン・ハジョンさんからの招待状』というメールが届いたことを伝えました。
あのホラー映画のサイトなんですが、一番最初に届いたときはパスワードの入力画面だったとウギョンは言いました。今はすでにその画面には入れません。
「今夜11時にその画面が現れます。」
と、カン刑事は言いました。これを利用しない手はないと思ったのです。
このサイトの話をウギョンに説明しました。
そして、パスワードを考えてほしいとウギョンに言いました。
ウギョンはカン刑事たちと連絡を取りながら、時間になったとき、秘密サイトにログインしました。
パスワード入力画面が出ました。
でも、なかなかパスワードが思い浮かびません。
散々試した挙句、やっと当たりました。
“赤い月青い太陽”・・・童話の題名でした。ミン・ハジョンが最初に会ったとき、ウギョンが読み聞かせしていた童話でした。
でも、クォン刑事のPCからはそのパスワードでは入れません。
ウギョンがログインできた画面を送信し、その画面からクォン刑事も内容を見ることが出来ました。
招待を受けた人だけが登録されるようです。
ホラー映画のサイトに会員登録をしても、その秘密サイトには入れないようになっているようです。だから、ホラー映画のサイトの運営者にも、秘密サイトに関する情報は知られていないんだとか。
ウギョンは会員登録しました。
チャットルームでした。
様々な児童虐待の事例が話題に上がっていて、その中から選ばれた事例が裁きの部屋に挙げられていました。
そこで、どう裁きを下すかが話し合われていました。
既に裁きが下されたのは7件。未決が1件。
そのうち、3件がハヌルセンター関連の事例だと判明しました。
犯人はハヌルセンターに関心があると推察できます。
カン刑事たちは、ウギョンの協力のもと、架空の事例をチャットルームに挙げてみる作戦に出ました。
おとり作戦ですな。
ウギョンはシワンの例を使うことにしました。
階段からわざと落ちた事実だけを引用し、父親による虐待があると訴えたのです。
母親とその子が被害に遭っていると。
反応がありました。
チャットルームにではなく、直接ウギョンにメッセージが届いたのです。
詳細を質問して来ました。
そして、この話が事実だと確認する方法はあるかと聞いて来ました。
母親が暴力の記録を取っていると、ウギョンは答えました。写真と日記帳、死亡診断書だと。
“資料を見て判断します。12月21日20時デパート前の広場、黄色い封筒に入れてツリーの下に”
という指示が届きました。
いつものようにセギョンの付き添いに来た継母。
熱がありそうに見えたので、額に触ろうとした瞬間、セギョンが避けたように頭を横にしました。
そして次の瞬間、突然発作が起こったのです。そのまま集中治療室に運ばれました。
慌てて駆け付けたウギョンに、継母がその話をしました。
元々、セギョンは継母を嫌っていたようです。植物状態になってもその意識はあるんだと、継母は少なからずショックを受けました。
ウギョンが気のせいだと言いましたが、その感覚は消すことが出来ない継母でした。
カン刑事たちは準備を整えて、“赤い涙”の出現を待ちました。
クリスマス直前とて、人出は物凄く多く、ライブまで開かれていました。
たくさんの刑事が封筒や辺りを警戒していました。
なのに、一瞬のすきに取られてしまったのです。
慌てて辺りを見回すと、遠くにそれらしき封筒を持った男が去って行く後姿が見えました。
全員、駆け出しました。が、刑事の一人が車にはねられちゃって。
結局、追ったのは、カン刑事のみ。
あるビルに追い詰めたものの、隙をついて殴られてしまいました。倒れちゃった・・・。
集中治療室に入ったウギョン。
セギョンが突然手をぐっと握って来ました。見ると、目も開いてます。
でも、警報音が鳴り響きました。また発作が起こったのです。