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苦しみを忘れようとして踊るソンア。
その姿を見つけ、そっと背後に立ったヒョンスン。
気付いたガヨンに、ヒョンスンはソンアには内緒に・・・と手で示しました。
曲調とライトが変わった時、辺りを見回したソンア。その時、初めてヒョンスンがすぐそばに立っている事に気づきました。
そのシーンが、上のDVDのタイトルです。
こういう、小さなエピソードを重ねて、ソンアの心がほぐれていくのと同時に、ヒョンスンを理解し、受け入れていくようですね。
クラール化粧品では、欧州への進出を計画しています。
ジェシンが中心となって進めている計画で、イ会長の賛同も得ています。
まず、パリに出店する予定なのですが、ソンアもメンバーの候補となっていると、ジェウンが言いました。
ソンアは勿論初耳です。
戸惑うソンア。
ジェシンは、自分から説明するとジェウンの言葉を遮りました。
自分にとって良い機会だと言われても、ソンアは素直に受け取ることは出来ませんでした。
結婚の事も話さず、そのままパリに連れて行く気だったのかとジェシンを詰りました。
ますますジェシンに失望してしまったソンアでした。
パリには行かないと言いました。
ジェシンが突然担当替えを指示しました。
これまでソンアの下に就いていたヒョンスンを、カン代理の下に就けると言いました。
ソンアとヒョンスンにはその意図が見え見えですが、他のチーム員は突然の事に戸惑うばかりでした。
ソンアは傍にヒョンスンがいないことになかなか慣れません。
カン代理と行動しているのを見ると、少し寂しさも感じてしまうようです。
ヒョンスンも、寂しい思いをしていました。
仕事が違うと、顔を合わすこともなくなってしまいますから。
ヒョンスンはヒョジュにジスンの店のウェディングドレスを着せたくありませんでした。
だから、ジスンに口実を設けてキャンセルしてほしいと、無理を頼んでいたのです。
ジスンは店の評判を落とす事になるわけですから、流石に躊躇しました。でも、結局は弟の願いを聞き入れたのです。
突然キャンセルしたいと言われたヒョジュは激怒しました。
当然です。結婚式までもう1か月しか無いのですから。
ヒョジュは、そのことをジェシンに報告しました。
急いでドレスを決めたいと焦るヒョジュなんですが、ジェシンは他人事のような態度です。
ヒョジュは分かっています、自分が想っているほどにはジェシンは自分を想ってはいないと。
だからと言って、卑屈になることは無いと思っているのです。
しかしある日、ヒョジュは見てしまったのです。
ジェシンがソンアと話しているのを。
ヒョジュが知るジェシンではありませんでした。不安と疑心が生まれました。
ある日、営業担当部署に行ったっきり、夜遅くなってもヒョンスンが帰社しません。
ソンアはふと心配になりました。
連絡を入れても、既読もつきません。
その頃、ヒョンスンは営業の人たちに無理やり誘われて、梯子酒をしていました。
ぐでんぐでんに酔っぱらってしまったヒョンスン。
頭の中では、ジェシンから聞かされたソンアの欧州勤務の話がまわっていました。
ジェウンはジェシンが推薦したと言っていましたが、本当は実力で選ばれた話でした。
ジェシンは、ソンアのためにも、行かせてやりたいと思っています。だから、ヒョンスンにも、そうしろと言ったのです。
どうすればよいのか、ヒョンスンは混乱しました。
で、余計にお酒を飲んでしまったのです。
店を出た時、ソンアがいるのに気が付いたヒョンスン。
ソンアはヒョンスンを心配して、営業が良く利用する店の近くに来ていたのです。
ヒョンスンはふらふらとソンアに近づきました。
そして、頭をソンアの肩に乗せました。
会いたかったです・・・とヒョンスンが呟きました。
ソンア、ドキッとしたかな。