まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』3話まで

2022-06-24 14:27:58 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

あらすじをまとめるのが、難しい作品です。

特殊な設定なので、セリフの正確な意味、意図を理解するのに、少々時間がかかります。

間違った解釈があるかもしれません。その点、ご了承ください

指摘していただければ幸いです。

 

ドンギョンの両親が突然亡くなったのは、彼女が10才の時でした。

葬式に来た親戚たちは、皆、彼女たち姉弟を引き取る事を拒みました。

施設に入るのが一番幸せだ・・・なんて、勝手なことを話し合っていました。

それを聞きながらも、ドンギョンは泣くことが出来ませんでした。しっかりとソンギョンの手を握り、遺影の前に座っていました。

彼女たちに救いの手を伸べてくれたのは、叔母のスジャでした。

まだ独身であるにもかかわらず、彼女たちを引き取り、育ててくれたのです。

今は、結婚して海外で暮らしています。

時々電話をして、近況を報告し合っています。

 

一緒に暮らそう・・・と、何故口走ってしまったのか、ドンギョンは自分が理解出来ませんでした。

「分かった。」

と、あっさり滅亡が答えた瞬間、我に返った感じ。

取り消そう・・・と思ったのですが、既にドンギョンの部屋のドアを開けると、そこは滅亡の家になってて・・・。

つまり、同居と言っても、ドンギョンの狭い屋根部屋に、滅亡の広い部屋が建て増しでもされたようにくっついてる状態で、それぞれの部屋に住むということです。

説明が難しいですが・・・

全て滅亡の意のままにセッティングされてるわけです。幻影のようではありますが、ドンギョンには触れることが出来る場所なんです。

 

デハンを追いかけて行ったソンギョンが戻って来ました。

心の読める滅亡にとって、ソンギョンを手なずけるのは簡単な事でした。

 

「お前の最愛の人って、あいつだろ?」

ソンギョンが帰った後、滅亡が言いました。

違うと、ドンギョン。

そうでも言わなければ、万が一契約を破った時殺されるのはソンギョンですから。

同居初日から、険悪な雰囲気です。

あー言えば、こー言う・・・の応酬です。

 

「あなたのような存在は人間を哀れむものよ。特に私みたいな者を。ファンタジー小説ではそうよ。」

と、ドンギョン。

「人間の命は短い。皆等しくちっぽけな存在だ。特別な誰かを哀れむ必要は無い。」

と、滅亡。

哀れみは義務ではなく、心よ・・・と、ドンギョン。

「俺は食べないし、眠らない。人間じゃないんだから、心も無い。」

と、滅亡が言うと、嘘つきとドンギョンが言いました。

同じ時に同じことを考えたと滅亡が言いましたからね。

滅亡・・・言葉に詰まりました。

 

ドンギョンは滅亡との契約を整理しました。

『契約内容は、死ぬ前に世界の滅亡を願うこと。契約した100日間は痛みを感じない。ただし、一日に一回充電が必要。死ぬ前に世界の滅亡以外に本当の願いを一つ叶えること。契約を破った場合、その瞬間、ドンギョンの最も愛する人が死ぬ』

ドンギョン気づきました。

これだと、ドンギョンの最も愛する人は、どっちにしても死ぬということになると。

 

滅亡は、ドンギョンの反応が普通の人間と違う事が気になっていました。

普通の人間は、余命3か月だなんて聞かされたら動揺し、或いはおろおろとパニックを起こしてしまいます。

何としてでも助けてほしいと医師に縋り、神に縋ります。

なのに、ドンギョンはまるで他人事のようにそれまでと変わらない生活を送っているのです。

滅亡にとってはお初の謎です。

 

ドンギョンは担当作家の祖父が亡くなったと聞き、お葬式に行きました。

両親のお葬式のことが思い出されました。

ぼんやりと立っていると、誰かとぶつかりました。

少女神です。勿論、ドンギョンが知る筈はありませんが。

その瞬間、両親のお葬式の時、滅亡を見かけていた事を思い出したのです。

 

滅亡は誰かのお葬式に駆け付け、号泣していました。

 

自分の記憶の中に滅亡がいた・・・。

ドンギョンはその意味を考えましたが、分かりません。

ぼんやりとしていたドンギョンに少女神が話しかけて来ました。

その時、滅亡が現れ、少女神から引き離そうとしました。

 

ドンギョンが言いました。昔、お葬式で泣いてるあなたを見た・・・と。

滅亡は自分ではないと言い張りました。

でも、ドンギョンが誰のお葬式だったのかと聞いたら、答えました。

「母親だ。」

難しいわ。つまり、神ということですよね。今は少女の姿だけど、当時は別の女性で、その人が人間世界での滅亡の母親だということですよね。

少女神は、人間の希望として世界を滅びさせないために滅亡を導いているように思えます。滅亡に人間としての感情を植え付けようとしているようです。

そして、一方で、少女神の肉体は滅びようとしているようです。

 

ところで、ドンギョンが担当している作家で親友のジナとチーム長のジュイクとは、何やら訳ありな感じです。

昔、ジュイクがジナにkissしてました。

が、ジナが好きなのは高校時代からヒョンギュのようで・・・。

ヒョンギュとジュイクは、兄弟でも無いのに、なぜか同居しています。

ややこしい関係ですわ

 

偶然仕事で再会したジュイクとジナ。

実際に顔を合わせるまで、お互いの存在を知らなかったようですね。

でも、昔の事を忘れたわけでもなさそうですし。

ジュイクはジナがヒョンギュを好きだったことも知ってるようですし・・・。

そのうち事情はおいおい分かっていくのでしょうね。

 

葬儀場で泣いてる滅亡を見た記憶が突然蘇ったのは、葬儀場で少女神にぶつかった瞬間だとドンギョン。

ドンギョンも突然思い出したことが不思議だったのです。

それを聞いた滅亡は、少女神が何かを企んでいると察しました。

 

憐憫の情が何か分かった?と、少女神は滅亡に言いました。滅亡が来ることを察していたようです。

目を背けてるだけよ・・・と言いました。

「時に笑い、時に哀れむ、今後そうなるわ。あの子を見捨てられる?」

最初から死ぬ運命だったと、滅亡。

「その運命をあなたなら変えられる。」

俺は誰も哀れんだりしないと言う滅亡。あんたこそわかってるのか?憐憫の情を・・・と。

「私もあの子の代わりに死ぬ誰かが哀れよ。」

 

難解だわ・・・

 

俺もお前を覚えてる・・・と滅亡がドンギョンに言いました。

周囲の皆が泣いている中で、一人だけ笑ってたのを見て、悲しかったから覚えてる・・・と。

そして、充電はしないと言いました。親切にし過ぎたと。

その瞬間、猛烈な痛みがドンギョンを襲いました。本来感じる筈の痛みなんでしょう。

 

痛みを止めてほしいと必死に手を伸ばすドンギョン。

願い事かと、滅亡。冷たい目です。

願え・・・と言われ、手を止めたドンギョン。

必死に痛みを耐えようとしました。大切な願い事を、このために使いたくはない、そんな気持ちなんでしょう。

滅亡はしばらく見ていましたが、見続けることは出来ませんでした。

そっと、ドンギョンの手に自分の手を重ねました。痛みが引いて行きました。

これは、憐憫の情・・・ですよね。感情が無いと言う滅亡の中にもある感情なのか、それとも、生まれた感情なのか・・・。

でも、滅亡は言いました。

「俺は人間じゃない。食べず眠らず、泣きもせず、憐憫も愛なんて心も無い。ずっと昔に、そう決めたんだ。」

決めた・・・。見ないフリ、感じないフリをしようと決めたということ

 

あなたって可哀想・・・とドンギョン。

「可哀想なのはお前だ。俺のせいで泣き、世界を滅ぼしたくなるはずだ。それでこそ、俺を殺せるから。」

という滅亡の言葉を聞いて、どうして滅亡が自分に固執するのか分かったドンギョン。

滅亡は自分の願いを聞き、世界を滅亡させ、自分も滅亡しようと考えているんだと。

なら、私はこうする・・・と言ったかと思うと、ドンギョンは屋上の手すりの上に立ち、そこから身を投げようとしました。

が、滅亡がその手を掴んだ

ドンギョンは、滅亡が手を掴んでくれると分かっていたようです。感情が無いと言うけれど・・・。

 

「あなたを愛してみる。そうすれば、私は何も失わず、生きられるから。」

契約を守らない場合、その時の最愛の人が死ぬから・・・ですね。

ドンギョンの意図することを理解した滅亡。

「だったらちゃんとしよう。俺のため滅ぼしたくなるように。」

と言いました。

う~ん・・・。やっぱり難解だわ、私には


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