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ジェシンとヒョジュの結婚式まであと数日となったある日、事件が起こりました。
ジェシン父が死んでしまったのです。
詐欺未遂の手配中、刑事に追われ、逃げる途中に車に跳ねられてしまったのです。
連絡を受けたジェシン、病院に駆け付けました。
しかし、もう手の施しようが無く、ジェシンの目の前で父は息を引き取りました。
二度と目の前に現れないでくれ・・・と父に投げつけた言葉が、最期となりました。
ジェシンは一人でお葬式を執り行いました。
手伝うと言うヒョジュを拒否しました。
今は、ヒョジュに気を使う余裕はありませんでした。ジェウンはそれを理解しました。
遅くなってソンアとヒョンスンがやって来ました。
ヒョンスンは、ソンア一人で行かせました。
ジェシンにとって、ソンアしか落ち着ける相手はいませんでした。
心の内を話しました。
父にかけた最期の言葉を後悔する気持ち、そして、ほっとする気持ちがあるのも事実だったでしょう。
ソンアの母が手術のために入院しました。
ヒョンスンは定時に退社しました。
そして、お見舞いの品とお弁当を持って病院に駆け付けました。
こういう事の全てがヒョンスンには嬉しくてたまりません。
2人が一緒のところを、ソンア母に見られてしまいました。
恋人かと疑う母に、会社の後輩だと説明したソンア。ヒョンスンもそれに合わせ、代表でお見舞いに来たと言いました。
ぎこちなく下手な演技の2人です。見え見えでしょうね。
ヒョンスン、突然ソチーム長に呼び出されました。
呼ばれたのは、高級クラブ。
チョ次長もいました。
親睦を深めたいとソチーム長は言いますが、裏に何かあるのはヒョンスンにも察せられました。
ソチーム長はヒョンスンのチーム員たちをけなし始めました。
ヒョンスンはむっとしました。
黙って取り込まれるヒョンスンではありません。自分がいる場ではないようだときっぱりと言い、席を立ったのです。法人カードを使うべきじゃないと思う・・・と言うセリフも忘れませんでした。
ヒョンスン、凄いすっきりしました
父の一連の弔い行事が終わり、ジェシンはヒョジュと共に帰宅しました。
そこに、警察が父の遺品を届けに来ました。
「捨てろ。」
と、一言ジェシンが言いました。
中を確認しなくちゃ、私が開けるね・・・とヒョジュ。
「さっさと捨てろ」
と、珍しく怒鳴ったジェシン。そして、ヒョジュに帰れと言いました。一人になりたいからと。
その剣幕に、ヒョジュは呆然としました。
ところで、ソンアとヒョンスンの交際に、課の面々はクォン次長を除いて皆気づいています。
2人が必死に隠そうとするのを、ユ課長も、アン代理、カン代理は微笑ましそうに見ています。気づかないフリをしてあげているのです。
ヒョンスンの同期セリムも気づいています。
セリムは、以前からヒョンスンを想って来たようです。だけど、打ち明ける切っ掛けも無く、そのうちにヒョンスンのソンアに対する想いを知り、そっと見守って来たのです。
ソンア母の手術は無事終わりました。
詳細な結果は後日ですが、今のところガンの可能性は無いと言われました。
退院した母は、ソンアの家ではなく、自分の家に帰りました。そっちの方が気が楽だと。
ソンアが如何に自分の言動でプレッシャーを感じてきたかを思い知らされた今、やはりこれ以上世話にはなれませんでした。
帰宅したソンア母は、まず、夫の写真を捨てました。
ずっと大切に取って置いた手紙も破りました。
ソンアとヒョンスンは二人でキャンプに行きました。
ソンアは、母と自分の話をしました。
母の様にはなりたくないとずっと思って来た・・・と。
だから、愛に全てを懸けたくないの・・・と。
「それでもいいですよ。全てを俺が懸けます。」
な~んて奴だ、ヒョンスンって奴は最高の年下男子じゃありませんか