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刺されて大出血をしてたチ刑事は、幸い傷が浅く、大騒ぎしてはいましたが、大ごとにならずに済みました。
しかし、頭を殴られたピョン刑事は内出血していたので、緊急手術となりました。
ピョン刑事は、責任を痛感していて、麻酔が効いてくるまで自分の事よりチ刑事の事を心配し続けていました。
ジヒョクたちは、ピョン刑事にトラウマが残るかもしれないと、心配しました。
が、意識が戻ると、ピョン刑事が真っ先に口にしたのは、チ刑事のこと。
チ刑事も、心配でたまらなくて、泣きながらやって来ましてね。
いつも口喧嘩してる2人ですが、本当に信頼し合っている素敵なバディです。
号泣しながらお互いの事を心配しました。
そんな2人を見ながら、強力2チームの面々は、感動するやら笑えるやら。
やっぱり、強力2チームのメンバー、本当に素敵です
広域捜査隊で取り調べを受けているドンジェは、余裕綽々の表情。
そこにやって来たのは、TJ法務チームから依頼されたチェ弁護士。
ごく軽い罪状で片を付けるつもりのようです。
チャンチーム長は、流石に納得できません。
チェ法務チーム課長にドンジェを庇う理由を聞きました。
汚れ仕事を任せているからだと、チェ課長は言いました。上の方々も関与してると。
チャンチーム長は、一応事情を把握しましたが、捜査して事態が深刻だと分かった場合は、きちんとした捜査をしなければならないと、言いました。
チョン会長は、ナナを呼んで離婚理由を聞きました。
ナナは、テホがサンウを逮捕するつもりだったと言いました。
マックイーン本社と裏で取引をしていたようだと。
最近、マックイーン社がテホをTJの後継者として指名するつもりらしいとチョン会長は聞いたところでした。ナナの話が嘘とは思えません。
それでも、ナナを信じ切れないチョン会長。
次期会長のサンウが逮捕されたら、TJの未来は無いわけで。それは自分の未来も無くなると言う事になるからとナナは言いました。自分の未来のために離婚したんだと。
一方、テホには、自分たちへの注目をかわすために、離婚ということでテホに世間の注目が向くようにしたんだと説明しました。
会見は単なる会見であって、法的効力は何も無いんだからとナナは言いました。
前もって言ってくれとテホ。
傷つくとは思わなかったのか?と。
そんな言葉がテホの口から出るとは、ナナも思ってなかったようです。
傷ついたの?と、驚いたように言いました。
ヒジュの事で苦しんでいるとボギョンがテホに話しているのを見た後だったので、嘘くさいとでも思ったのでしょうか。
テホは、ナナの指示通り、記者会見を開きました。
そして、自分は納得していないと、離婚を拒否する旨、発表しました。
チ刑事とピョン刑事の怪我が一段落ついたら、今度はドンジェを奪われたことで激怒し始めたカン刑事。
ジヒョクと一緒に事情を聞きに広域捜査隊に乗り込みました。
捕まえた容疑は何だと聞いても、チャンチーム長は、はぐらかすばかり。
ドンジェは以前、チェ元チーム長を盾に容疑を逃れたことがあるとジヒョクは言いました。
「今回は、その時とそっくりです。」
チャンチーム長は、痛いところを突かれ、何も言葉が出ません。
罪悪感が生まれたようです。
それでも、話をはぐらかそうとするチャンチーム長。
カン刑事は、怒りを抑えきれなくなりました。
チ刑事とピョン刑事の話をしました。決して軽い怪我ではなく入院していると。
刑事同士の仲間意識を揺さぶりました。
チャンチーム長の取り調べが厳しさを増しました。
チャンチーム長は、ドンジェの偉そうな態度がムカつきました。
後ろ盾を頼りに、警察をなめていると感じました。
で、ドンジェを殴ったのです。
これが、問題視されました。
チョン隊長から厳しい叱責を受けました。
しかし、チャンチーム長は引きません。警察官としてのプライドが、ドンジェのような輩を許せなかったのです。
が、結局、自宅待機を言い渡されました。
チャンチーム長は、チェ法務チーム課長から譲られた部屋から出て行きました。
チェ課長から引き留められましたが、こういう好意を受けてはいけないと、改めて感じたのでしょう。
チェ課長との付き合いも、これっきりに・・・と言いました。
きっと、心の重荷も、これで無くなったでしょうね。
ところがですよ。
翌日になったら事態は急変していました。
異動になったのはチョン隊長の方で、チャンチーム長は何事も無かったかのように職場復帰を命じられたのです。
チェ課長の手が回ったのは、確かでした。
チャンチーム長、逃げられないと悟ったような暗い表情になりました。
ヒジュ殺人事件の捜査を続けている強力2チーム。
ドンジェの犯行を裏付ける証拠・・・間接証拠ではありますが、次々に発見しました。
ヒジュを殺害後、運んだと思われる車が池の中から発見されました。殆ど証拠と言えるものは残っていませんでしたが、ヒジュの口に塗ってあった口紅のキャップが残されていました。
だいたいの犯行の流れは把握できました。
しかし、これだけでは検察は逮捕令状を出さないだろうと予想されます。
殺人を教唆した人物を見つけなければ・・・。
教唆した人物を、ジヒョクはサンウかテホのどちらかだと考えています。
ムン署長は、あまりにも大物の名前を聞き、ビビりました。
娘のボギョンの勤務先であり、テホは上司です。
が、ジヒョクが、自分がボギョンについては責任を取ると言い出したことで、ムン署長はすぐに気を変えました
ジヒョクが並の金持ちじゃなく、同期が江南で法律事務所をしてるとか、その事務所が入居してるビルはジヒョク名義だとか聞いたら、
“お”
と思っても当たり前ですよね
「容疑者が財閥企業の家族であれ何であれ、関係無い。早く検察に証拠を提出して、追加起訴させろ。」
と、来たよ
打って変わったようにジヒョクを見つめる目が、なんか、婿を見つめてるように見えちゃった
強力2チームが検察に証拠を提出した事を、テホは知りました。
その中で、サンウと自分に殺人教唆の疑いが掛けられていると分かりました。
それを聞いたナナは、だったら、事実にしてしまえば?と、テホに言いました。
サンウに罪を着せれば、テホは疑いが晴れるし・・・と。
テホは、徐々に追い詰められていく気がしているようです。
検察に提出された証拠を調べてみると、自分とヒジュの写真があったり、捕まっているドンジェに指示した者がチェ法務チーム課長と思われるようなIDを使っていた事も分かりました。
チェ課長のPCを調べると、ドンジェに送ったのと同じ白衣連続殺人事件の被害者や現場写真が保存されている事も分かりました。
それを模倣しろと言う指示があったことは確実です。
元刑事と言う事を考えると、自分が次に狙われてもおかしくは無いとも思えました。
充分用心しなくてはいけないと思ったようです。
執務室に新しく金庫を据えました。
中に、USBメモリを入れました。
そして、あれはボギョンのメモ帳?何かをメモしました。
ナナは、刑務所にいるオ・ジョンテに会いに行きました。
ジヒョクの従兄です。
「模範刑事」で、無期懲役を言い渡され、服役しています。その経緯を、ちょいと忘れてしまってます
とにかく、ジヒョクの事を恨んでいる事は確かですね。
自分を刑務所に入れた張本人だということで。
「私が代わりに彼を苦しめてあげます。」
と、ナナ。何が効果的なのか教えてほしいと。
命がけで苦しめる自信はありますか?と、ジョンテが尋ねました。
「ジヒョクの腹を探ってください。誰かが見える筈です。母親。愚かな息子のせいで死んだヤツの母親だ。」
ナナはすぐにジヒョクを呼び出しました。
そして、何気ない風を装って、死んだ自分の母親の話をしました。
平気なフリをしていましたが、ジヒョクもトラウマを持っているようです。両親の死の現場を見たことで。
テホはミンジを訪ねていました。
ヒジュがあの映像を見せたことを、テホは知っていました。
子供を取り戻せるよう、僕が代わりに手伝いますと、テホは言いました。
何をすれば?と、ミンジ。
「あなたとヒジュ、サンウの3人だけの秘密を教えてください。」
この様子を、尾行したチェ法務チーム課長が見ていました。
テホは、ナナにサンウが近々ヒジュの殺人教唆容疑で逮捕されると思うと伝えました。
その後、ドンジェに会いに行きました。
ドンジェは、ヒジュを殺したのは自分ではないと、主張したままです。
テホは、言葉巧みに交渉し、動揺させ、真犯人の名前を白状させたの
もしかしたら、ナナ
ナナの実母が住んでいた家に居ると言ったら、ナナはやって来ました。
そして、何らかの話の後、テホはジヒョクに電話しました。
これから、仁川西部署に行くと。ヒジュ殺人事件の事で話があるからと言いました。
しかし、その道中、ナナが事故を起こしたのです、わざと
テホのシートベルトを外し、ハンドルを切りました。
対向するトラックに突っ込んでいきました。
テホ・・・ナナを警察に突き出すつもりではなかったようです。
自分の言うとおりにしてくれとナナに言いました。ナナは何も知らなかったことにしろと。
恐らく、自分が罪を被るつもりだったのでしょう。
なのに、ナナはその言葉を信じられなかったのです。
テホ・・・死んでしまいました。