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ジェホン、ああまで面と向かって顔を合わせてしまっては、知らん顔も出来ないし、人違いだと言い逃れする事も出来ません。
周囲を見回して、知り合いがいないのを確認した上で、ヒョジンに言いました。
アルバイトだ・・・と。
この場は、なんとか上手く乗り切る事が出来ました。
セギュは、ジェホンに親しみを感じ始めています。
確かに最初は警戒しました。相続人の一人になることは確かですからね。
しかし、ジェホンは想像したのとは全く違う人間でした。
何も持っていないのに、人に分け与えようとするのですから。
何より、ジェホンが来てから家族に笑顔が増えました。
グムスンが感じているように、セギュは兄妹よりずっと家族のことを見つめ、そして考えています。
だから、グムスン亡きあとの妹・・・セヨンの事が心配でした。
何でもホテル中心の考え方をしているわけで、本当の意味でのセヨンの家族はいなくなるのかもしれないと。
その時、ジェホンにセヨンを支えてほしいと思っているのです。家族として。
そして、自分はグムスン亡きあと、何をして生きて行けばよいか、考え始めました。でも、想像が出来ません。
テジュは、お前を捜している人がいると、リ・ムンソンに言いました。
理由は分からないが・・・と。
探し当てた途端、もういいと言われたので、余計に気になって会いに来たと。
「お前は何者だ?」
ムンソンは、グムスンのニュースを見せました。サンチョルと一緒に写ってる写真が載っていました。
この男が、お前を捜せと言った人物だと、テジュ。
「俺は、この人の孫だ。」
テジュ、流石に驚きました。思ってもみなかった答えですから。
が、一方で、サンチョルの思惑がこの時やっと理解出来たのです。
ジェホンの写真を見せながら、ムンソンに説明しました。
探し当てたリ・ムンソンがあまりにもならず者だったので、役者を雇ってムンソンの代役としたんだと。
グムスンは、孫リ・ムンソンに会えるだけで良いと思い続けて来ました。
生きる事に未練も感じなくなっていました。
なのに、ジェホンと会って一緒に過ごすうちに、もう少し生きていたいと言う欲が出て来ました。
しかし、着実に病魔はグムスンの体を蝕んでいました。
ジェホンとユニは、ふと気づきました。
契約が終わると言う事は、グムスンが死ぬと言う事です。
そう考えると、申し訳なくて、いたたまれない気持ちになりました。
逃げてしまおうか・・・と言う考えが頭を過ったりしました。
しかし、ジェホンはだからこそ最期まで演じたいと言いました。
申し訳ないから、心から申し訳ないと思うから、グムスンが幸せに旅立てるようにしてあげたいと。
セジュンが突然キム常務を解雇しました。
ドンジェから賄賂とも言える様な高価な贈り物を受け取っている事が分かったのです。
実は、ホテルの内部資料を見たいと要望されると、あっさりドンジェに見せたりしたことがありました。
流石に、ドンジェもこんなことをしても良いのかと、指摘しました。その見返りだったのかもしれません。
勤続30年以上のキム常務を、あっさりと切り捨てたのです。
跪いて縋っても、無理でした。
ジェホンは、またランドリー室に戻りたいとセヨンに言いました。
イベントで、ジェホンの評価がかなり上がりました。
セヨンの予想以上です。
だから、企画室に・・・とセヨンは言いましたが、そう言う時だからこそ、ランドリー室に戻るのが良いと思うとジェホンは言いました。
テジュとリ・ムンソンが韓国にやって来ました。
とうとう、ジェホンの正体がばれました。
ホテルにやって来たヒョジンが、セヨンにアルバイトの男性のことを聞いたのです。
あれが北朝鮮から来た従弟だと言うセヨンに、ヒョジンは
“???”
です。
ヒョジンは、そんな馬鹿な・・・と笑ってセヨンが勘違いしていると言いました。
そして、ジェホンの正体を話したのです。
舞台役者だと、写真まで示して。
セヨン、大きなショックを受けました。
画面の男性は、どう見ても“従弟のリ・ムンソン”でしたから。
ばれたね、とうとう・・・。