まったり まぎぃ

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』16話まで

2025-01-16 13:54:49 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ギルチェは、ジャンヒョンがこれまで自分に与えてくれた恩を知り、このまま清に残る事を選びました。

すくなくとも、ジャンヒョンに恩のいくばくかを返せるまでは。

リャンウムは、ギルチェがすぐにでもジャンヒョンから離れると思っていました。

側にいると、ジャンヒョンに悪いことが起こると言われたのですから。

「私は出て行かない。ジャンヒョンさまにとって、私は呪いではないと証明する。」

と、リャンウムにきっぱりと言いました。

 

皇帝ホンタイジの体調はますます悪化していました。

一刻も早く、自分がそして清と言うこの国が天命を受けたものだということを世に知らしめねばならないと焦っていました。

皇族に朝鮮の捕虜を虐げたりしてはならぬと下した命を守っているか・・・とカクファに確認しました。

ホンタイジはカクファを一番信頼しています。

カクファは、自分に朝鮮の捕虜についての権限を与えてほしいと頼みました。

ホンタイジは、カクファが逃げた捕虜を殺していることを、ちゃんと知っていました。民心を失わないためにも、やり過ぎるなと注意し、権限を与えました。

 

ホンタイジの体調が悪化している事は、朝鮮にも報告されていました。

仁祖は、どんな報告もマイナスに考えてしまう傾向があります。その根底には、自分が清の皇帝の前で何度も頭を下げさせられた屈辱と恐怖があるからです。

体調が悪くなったら、今度はどんな命令が下されるか分からないと、また不安におののきました。

で、チャン・チョルを相談役として迎えたいと言い出したのです。

少し前まで重用していたチェ・ミョンギルは既に謀叛の罪で断罪されていました。

ころころ変わる仁祖のやり方について行けず、いつ自分も危なくなるか分からないことを思うと、とうてい仁祖に仕える事は出来ないと思い、朝廷を離れる大臣も出て来ています。

 

チャン・チョルも仁祖のあり様に不安を抱いているようです。

自分ではとうてい役に立たないと考え、弟子を出仕させることにしました。

ヨンジュンたちです。

仁祖の目や耳になれと言って送り出しました。

これって、責任回避してるとしか思えないんですけど・・・あたくし

 

ジャンヒョンは、ギルチェに、夫への義理立ては無用だと言いました。

だから、自分と一緒にいてくれないかと。ここじゃなくて、どこでも良い・・・と。

しかし、ギルチェは拒みました。

夫から直接事情を聞いてから・・・と。

 

ホンタイジが亡くなりました。

6歳の息子が皇位を継ぎました。そして、ドルゴンという人物が摂政王となったのです。

これまでも、何度か名前を聞きましたが・・・。どういう立場の人物だったか、忘れてしまいましたよ

ただ、ホンタイジが皇位についた時、ドルゴンの母を殉死させたということですから、ホンタイジの政権や思想をそのまま引き継ぐとは思えません。

朝鮮はどうなる・・・と、仁祖も世子も不安になりました。

 

ジャンヒョンは、ヨンゴルテにこれまで以上に働きかけ、朝鮮の立場を守ってくれるよう頼みました。

 

ドルゴンは、カクファを取り込みたいと考えました。

カクファは手を組むにあたり、2つの条件を出しました。

1つ目は、モンゴルには嫁がないということ。2つ目は捕虜を捕らえる権限がほしいということ。

 

ジャンヒョンは、ヨンゴルテからその話を聞き、カクファに直接真意を尋ねました。

「私が欲しいのはお前だ。」

と、カクファは言いました。

ジャンヒョンが拒むなら、ギルチェを含めた朝鮮の捕虜たちを皆殺しにすると言いました。

 

ジャンヒョンは悩みました。

ギルチェを取ると言う事は、捕虜たち全員の命が奪われるということになります。

ドルゴンは、清の国土を広げるために邁進していて、今、朝鮮の捕虜など全く興味が無い状態でした。

カクファに権限が渡った今、カクファの一存でどうにでもなると言う事です。

 

ドルゴンが、世子を朝鮮行きを許しました。

この時点で、ジャンヒョンはギルチェを手放す覚悟をしたようです。

世子が朝鮮に行くとき、ギルチェも一緒に帰ればよいと、言いました。

もう少し残ると言うギルチェを、ジャンヒョンは冷たく突き放したのです。

愛想が尽きた・・・と。

拒んだら?とギルチェが言うと、

「夫がいる身で恥を知りなさい。」

とまで・・・。

 

ギルチェは朝鮮に帰る決意をしました。

今、ジャンヒョンが望んでいることだから・・・と。望み通りにしてあげたいと思ったのです。

 

「朝鮮に帰ったら、ここでのことは全て忘れて幸せになりなさい。騒々しく、華やかに、ギルチェらしく・・・。」

と、ジャンヒョンは言って、ギルチェを送り出しました。

見送りには行けないとジャンヒョンは言いました。

しかし、行列が見えなくなるまで、見えなくなった後も、ジャンヒョンは立ち尽くしたままでした。

 

世子一行が朝鮮に到着しました。

仁祖は、またも根拠のない疑念に囚われていて、世子に会おうとしません。

王宮では、仁祖を呪っている者がいるとの噂が飛び交っていて、それを信じたようです。

チャン・チョルは、その事態を憂いました。

 

ギルチェも到着しました。

ウネも妹や弟も大喜びで迎えました。父も、ギルチェのことを思いだしたような表情です。

ヨンジュンも、心から喜びました。

 

ク武官自身はギルチェを受け入れたい気持ちではいました。

が、既に別の女性と住んでいて、女性のお腹には命が宿っていました。

そして、世間もそう簡単に受け入れてはくれませんでした。

捕虜として連れていかれた=清で体を汚されたと、世間では見るのが普通でした。

ク武官がこだわるのも、その一点でした。

 

ギルチェの父は苦しみました。

何もしてあげられない自分を責めました。

そして、とうとう、ギルチェが恥辱にまみれて生きるよりは・・・とギルチェの首を絞めようとしたのです。

 

ギルチェは決心しました。

ク武官に自分から離縁を申し入れました。

清で耐えがたい屈辱を受けたが、ジャンヒョンが助けてくれたと言いました。

辱めを受けたことは自分のせいではない、離縁を申し入れる理由はそれではないと。

「ジャンヒョン様に心を捧げました。申し訳ありません。それゆえ、離縁します。」

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