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へジョンは、幼い時実母と父親の争いを何度となく見て来ました。
男女の愛は戦いだとしか感じられなかったのです。だから今、ジフンから愛情を受けても、どうやって愛すれば良いのか分からないのです。愛され方も分からないのです。
ジフンが“今からある行動をとる~”と言った時、“kissだ”と、流石に察しました。
避けなきゃ・・・と思ったんだけど、出来ませんでした。
そして、思わず逃げ出してしまったのです。
今度はジフン、後を追いました。
「お前は動くな。俺が歩み寄る。愛を先に知った方が動くべきだ。愛が何か分かるまで動くな。」
ソウは混乱していました。
死んだ食堂のアジュンマが、あまりにも哀れな人生だったと思ったのです。悔しかったのです。
ユンドは、ソウにしては珍しいと言いました。
「愛してる。」
突然ソウが言いました。
でも、ユンドはその想いを受け取る事は出来ませんでした。これまでも、ソウは後輩としか見て来なかったのです。
そして今、ユンドはへジョンを愛し始めています。
ソウは敏感に察しました。
「何故よりによって彼女なの?」
思わず呟いたソウ。またか・・・ですよね。ジフンも、スンヒも、そしてユンドまで・・・。
ユンドはレジデントのヨングクを呼んでいました。
ヨングクはソウの友達で、同い年のようです。でも、大学で何年も留年したようで、医師としては後輩になっているのです。
ソウの気持ちを一番分かっているのが、ヨングクでした。
だから、ユンドも、彼を呼んで、ソウを慰めてもらおうと考えたのでしょう。
ヨングクは、ソウをお酒を飲みに誘いました。
スンヒの店です。
スンヒの店に、商品を配達しているのはスチョル。
スンヒも一目でスチョルが分かったし、ソウもそうでした。でも、スチョルは全く気づかない感じ。
だけどそれはスチョルの気遣いだったのです。
昔とは違って、すっかり出世したへジョン。自分が昔馴染みだと振る舞うのは、やはり躊躇するものがありました。
そして、へジョンが昔と同じように自分と接してくれるかどうかも不安だったのです。
マスコミが、病院の利益追求の体質について報道しました。
勿論、ミョンフンたちの仕業です。
ジフンは勿論、ユンドも情けなく思いました。
キム外科長も、流石に病院の権力の行方を考えなくてはいけなくなりました。このままでは利益追求を目的とした病院経営に変わってしまいますから。
で、ジフンの医者としての能力を使う方法を思い付きました。
アーチェリーの金メダリストであるイ選手は、手が震えると言う症状が出ていて、いろんな医者に当たってはいるものの、完治していない状況でした。
そのイ選手を治療する事で、ジフンの名前を挙げようと考えたのです。
それは病院の集客につながり、ひいては、神経外科の収益アップにもつながるだろうとね。なにせ、厄介者扱いされているんですよ、神経外科は。他の科に比べて、利益が少ないんです。
ユンドは、へジョンに継母の手術を引き受けると言いました。
それに対する返事が、あまりにも簡単だったので、ユンドはすねるんですよ。へジョン・・・気付いてあげてよ。
ジフンはへジョンの祖母の手術記録を外科のチョン医師に見てもらいました。彼は、ユンドの叔父であり、ジフンの古くからの友人です。
チョン医師は、記録があまりにも簡単過ぎると言いました。
手術室で何があったのか、全く分からないということです。
それを知るには、麻酔記録が必要だとか。ところが、この件の場合、その麻酔記録も無いんだそうです。
お手上げです。
その時、へジョンが気付きました。
手書きの麻酔記録は、手術を行った分院にある筈・・・と。
へジョンはそれを調べに行く事にしました。
一方で、イ選手の治療及び手術の方針が決まりました。
ジフンが決めた手術法はへジョンがずっと経験したかった方法でして、それに助手として携われると分かると、へジョンはもう天にも昇る心地でした。
それを知ったソウは、自分が助手として入るとジフンに直談判。
ユンドの助手となると言ったのはソウ本人です。それをジフンが言うと、気持ちが変わっただの言うわけですよ。
仕方が無いので、ジフンとへジョン、ソウ、ユンドの4人で助手の件について話し合いました。
結局、今回だけはソウも一緒に助手として手術に携わることになり、その他の場合は、その都度必要に応じて助手を使う事になりました。
なんか下心満載って感じですが。
病院にスチョルがやって来ました。
職員たちは皆、スチョルがガラが悪く不良っぽいので、怪しんで見ました。
でもね、へジョンは違いました。昔のままです。
自分が出世したからと言って、昔の友達を見下したような態度を取る事はありませんでした。
本当に嬉しそうに話ました。
スチョルもほっとしたようです。
そんな二人を、ジフンとユンドが嫉妬の眼で見てましたけどね。
スチョルは結婚して息子もいました。でも離婚しちゃったんだとか。
今回、仕事で失敗して、家族のいるところに帰る事になったんだそうです。で、挨拶に来た・・・と言いました。
へジョンに実父から電話が入りました。何年振りかに会って話をしました。
祖母のお墓を移したと父は言いました。
そして、食堂をやっていると。
父はへジョンに歩み寄ろうとしていました。
でも、へジョンはまだ無理でした。
「家族は要らない。恨んでないから安心して。父親が必要な時期は過ぎて一人に慣れたの。各自で生きましょう。」
「結婚式で入場する時、父親が必要だろ?」
と、父は言いました。
「必要になると困るから結婚しないわ。」
取りつく島もありません。
継母の手術は成功しました。
ユンドはへジョンから感謝のしるしに食事でも・・・くらい言ってくれるかと期待したけど、そこまで感謝してない・・・とへジョンは言います。
まるでかみ合わない会話でした。
スチョルが翌日に出発すると連絡して来ました。
その前に一度バイクに乗ってる姿が見たいとへジョンが言ってたのです。
懐かしい甘酸っぱい思い出でしょうね、スチョルにとって。
出勤するへジョンの車の前をスチョルがバイクで走りました。カッコ良いです。
へジョンも嬉しそうに見ていました。
その時です。交差点で信号無視して来た乗用車と衝突したんです。
スチョルの身体が宙を舞いました。
流石のへジョンも、すぐに動けないくらいのショックを受けました。
スチョルーっ
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