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意識が戻ったヒソン。悪の部分もしっかりと目覚めてしまったようです。
ヒソンは、元々“悪”を持って生まれて来たのでしょうか。
それを一目で見抜いたのが、他でもないト・ミンソクだったようです。
何故なら、2人は他の人には理解できない“悪”を持っていると言う共通点があったからです。
ヒョンスとジウォンがヒソンの実家を突然訪ねて来た時、流石にヒソンの両親は驚き動揺しました。
しかし、そんな二人に計画を授けたのはヒソンでした。
ヒョンスがヒソン父を疑って罠にはめようとしていると、敏感に察し、反対に罠にかけることを企んだのです。
全てを知ったとジウォンが言うと、ヒソンの両親は仕方なく眠ったままのヒソンの姿を見せました。
まだ意識が戻っていないと信じさせました。
今後、意識が戻る可能性は低く、いつ死が訪れても不思議はないと説明しました。
ジウォンは勿論、ヒョンスもそれを信じ切っています。
だから、ヒソンは密かに影のように動くことが出来たのです。
ヨム・サンチョルにヒョンスを殺せと指示したのは、ヒソン父しか考えられないとヒョンスは言いました。
だから、連続殺人事件の共犯者はヒソン父だと。
ヨム・サンチョルが今夜別荘に現れたら、それが確たる証拠となると。
既にチェ刑事たちが別荘で待ち構えていました。
しかし、現れたのはヨム・サンチョルではなく、別荘の管理人。息子が行くから、世話をしてくれとヒソン父から頼まれたと言いました。
ヒョンスの読みは外れたのです。
いえ、裏をかかれたと言う方が正解ですね。
しかし、ヒョンスはヒソン父への疑いを解くことは出来ません。自分が甘く見過ぎていたと思いました。
電気が消えました。
ブレーカーを見てくるとヒソン父が席を外しました。
その間、ヒソン母がヒョンスとジウォンの気を引きつけておきました。
時間がかかりそうだから、ろうそくを・・・とヒソン母が席を立ちました。
ろうそくの準備をしようとしたヒソン母が、箱を落として中身を床にばら撒いてしまいました。
ヒョンスが駆け寄り、片付けてあげたのですが、その時、何故かテープもあったんですよね。巻いてる・・・。
そのテープをヒョンスに拾わせることが、ヒソンの目的だったのです。
必要だったのは、ヒョンスの指紋でした。
ジウォンは何かが気になっていました。
それが何なのか、ジウォン本人もちゃんと分かっていないのですが・・・。
そして、暗闇の中、そっと家からでたヒソンが何をしていたかというと、自分が殺した家政婦の毛髪をヒョンスの車のトランクにばら撒いていたのです。
犯人に仕立て上げるつもりだったのです。
飛んで火にいる夏の虫って感じ
何者かが、ト・ヘスを監視していたようです。
物音がしたので、外を確認すると、タバコの吸い殻が窓の近くに落ちているじゃありませんか。
オマケに、そこの窓に、手の痕が
怖い~っ
この話を聞いたヒョンスは、ヘスが共犯者の顔を見た唯一の人物だと気付きました。
危険だと。
だから、キム記者に保護を頼みました。
ヒソン父が共犯者だと言う疑いをヒョンスは捨てきれません。その読みが間違っていたとしても、連続殺人の共犯者が自分の近くにいると言う事は間違いありません。
だとすると、ジウォンやウナに魔の手が伸びるのではと考えただけで耐えられないのです。
一刻も早く共犯者を捕まえて、事件を解決したいと焦りました。
ヨム・サンチョルはある精神療養院に向かっていました。
そこに入院させられていたのは、何と死んだ筈のチョン・ミスク。
記憶を失っています。
職員はお金で違法な事も請け負っているようで、ヨム・サンチョルの要求に応じ、チョン・ミスクを彼に引き渡しました。
ヨム・サンチョルは、チョン・ミスクを空き家になっているト・ミンソクの家に連れて行きました。
家族に会わせてやると言って。
深夜、ヒョンスに電話が入りました。
ヒョンスの作る金属工芸作品のファンだと名乗りました。でも、あれ、ヒソンですよね。
ジウォンとウナの話をわざとらしく口にしました。何でも知ってると言いたげに。
公衆電話からでした。
ヒョンスはすぐにその場所に向かいました。
当然、既に誰もいません。丁度公衆電話が映る位置に停まっていた車がありました。車載カメラが搭載されていたので確認しようとしたのですが、生憎車の持ち主は遠方にいると言う事で、叶いませんでした。
公衆電話ボックスにヒョンスをあざ笑うかのように文が書かれていました。
“俺にはお前が見えるが、お前は俺が見えない”
家政婦の遺体が発見されました。
左手の爪がありませんでした。連続殺人と同じです。
遺体を縛っていたテープについていた指紋には、該当者がいませんでした。
指紋から素性が判明することが無いと分かっているからこそ、残しておいたと考えられました。
ジウォンは嫌な予感がしました。
深夜にヒョンスが出かけたことをウナから聞いていましたから。
1人で自宅に戻り、ヒョンスの指紋と突き合わせてみました。
この作業を黙々とするジウォンを見るのが辛いです。
家政婦がヒソンの実家に勤めていたことが判明したことから、一気にヒョンスが容疑者として浮上。
ヒソン母に事情を聞きに行ったチェ刑事。
そこで、ヒソン母は、容疑者としてヒョンスの名前を挙げたようです。
チェ刑事、ここに至って、もう捜査チームに秘密にしておくことは無理だと判断。
イチーム長に、ジウォンの夫がト・ヒョンスだと打ち明けたのです。
その頃、ジウォンは、ヒョンスを逮捕しようとしていました。
全ての証拠がヒョンスが犯人だと指していました。
涙をためて、手錠をかけようとしました。ヒョンスも素直に両手を差し出しました。
その時、久しぶりにヒョンスの耳に亡き父ト・ミンソクの声が聞こえました。
“ヒョンス、覚えておけ。人生で誰かを信じたくなったら、それは意志が弱くなってる証拠だ”
ヒョンスの表情が変わりました。目が違います。
「俺を信じてるか?あるいは、ほんの少しでも俺を殺人犯だと疑ってるか?」
と、ジウォンに聞きました。
ジウォンは答えられませんでした。
「君も信じないのに、誰が俺を信じてくれる?」
ジウォン、言葉が出ません。
チェ刑事から電話が入りました。自分がヒョンスを連行すると言いかけた時、携帯をヒョンスが払い落しました。
そして、ジウォンを羽交い絞めにし、首筋にナイフを突きつけたのです。
今から俺は誰も信じない・・・とヒョンスは言いました。
チェ刑事たちが駆け付けた時、既にヒョンスとジウォンの姿はありませんでした。
監視カメラの映像に、ジウォンがナイフを突きつけられている姿が写っていました。
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