君を憶えてる 韓国ドラマOST (KBS) (韓国盤) | |
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「まずは、ジアンから。イ・ヒョンは僕が直接手を下します。」
チョン弁護士が誰かと話をしていました。相手はヤン・スンフンか
ジアンに男が襲いかかりました。殺すつもりはない・・・と言ってますが、本気モードに見えます。
ジアン、負けてません。
男相手なので、力では負けますが、結構張り合ってます。でも、徐々に劣勢になっていって、危ない・・・と言う時、チョン弁護士が加勢に。
これも計算ずくでした。
組み合った時、
「逃げろ。」
と、呟きまして、ちょっとした隙に、男は逃走。
ヒョンは、自宅に届いたカードが、部長検事が行方不明になった現場にもあったことを考えると、誰かが同じ目に遭うのでは・・・と推測。そして、それはジアンじゃないか?・・・と。
遊園地で何者かが、様子を窺っていたのを思い出しました。
で、ジアンに連絡するも、電話に出ない。チーム長に連絡しても、特に事件じゃ無い・・・。
何かあった・・・とすぐさま駆け付けてきました。
丁度、男がジアンの家から飛び出してくるところでした。
追おうと思ったけど、先にジアンの確認・・・と家に入ったら、そこに傷だらけのジアンとチョン弁護士がいたってわけ。
偶然スーパーで会って、偶然車か故障して・・・と聞いたヒョン。
以前、“偶然なんて信じない”とチョン弁護士が言っていたのに…と突っ込みました。
「偶然じゃないとしたら、意図、もしくは計画?」
「必然でしょう。チャ刑事と親しくしたい僕にはいい機会だったとも言えます。」
あー言えばこー言う
「僕はチャ刑事とイ教授と仲良くなりたいのです。」
ヒョンは、これがヤン・スンフンの指示だと推測しています。流石だね
「ここまで殴られたのは初めて。」
と、ジアン。自分の顔を鏡に映してちょっとショックを受けていました。
ヒョンはジアンが目覚めるまで傍についていました。気がついたジアンが、元気そうなのを見て、ほっとした感じです。
チョン弁護士にお礼を言って無い・・・とジアンが言ったら、
「さっき家で言ってた。」
まだ足りない・・・と言うと、
「もう充分だ。」
ヤン・スンフンの事もあって、ヒョンがチョン弁護士にあまり良い感情を抱いてないのはジアンも知ってます。だけど、今回助けに来てくれた時自分を見る目は、真剣だった・・・と思いました。本当に心配してくれていたと。
でも、その言葉をヒョンは素直に受け取れません。これが彼の計画だと思えるのです。
ジアンの家は、現場保存しておかなきゃいけないってんで、結局ヒョンの家に数日泊まる事に。
最初、警察の会議室あたりに・・・とジアンは言っていたのです。
実は、自分の家に・・・と言い出しそうになってたヒョンなんですが、他人と一緒に暮らすというのが嫌な彼は、言葉を飲み込んだんです。
でも、警察に送って行った時、やっぱり危険だと思ったのか、罪悪感なのか何なのか、自分の家に・・・と。
まぁ、ちょいと前に、ヒョンが指名手配されてた時、数日ジアンの家に泊まった事もありましたからね。お返しです。
「僕が許可した物と場所だけを使えよ。」
と、ヒョン。“OK”とジアンは言いましたが、無理だよね。
初めての夜、夜中にジアンはヒョンの声で目が覚めました。
うなされていました。
「ミン・・・。ダメだ。行くな・・・。」
弟の夢を見てるとジアンにも分かりました。ここいら辺り、長年ストーカーしてたジアンには、様々な事情とか家のツクリとか既に承知なのが、話が早くて良いです
朝起きた時、ヒョンはジアンの手を握り締めて寝ていました。
すぐ近くにジアンの顔
あはは~っですよ。
ジアンに怒ってるけど、ジアンにしてみれば、手を離さなかったのはヒョンですからね。自分が悪いんじゃないと思いますよね。
ジアンとヒョンが無事だった事を誰かに報告したチョン弁護士。
「適当にもてあそんで、僕が直接消してやります。」
なんて言ってる~っ
そして、チョン弁護士=ミンだということが、ここで明らかにされました。
ジアンがチョン弁護士を訪ねて来ました。お礼をきちんと言いたかったのと、指図したのがヤン・スンフンでは?ということを確かめたかったのです。
勿論、しらばっくれるチョン弁護士です。
「もしかしたら、私に関心でも?」
「はい。」
あっさりと答えたチョン弁護士。
「特定の人に特別な関心を持ったのは、二人目です。」
一人目は初恋の人?・・・と聞かれたチョン弁護士。そうかも・・・と答えました。
昔、幼い時誰かに聞かれた事がありました。世界で一番好きなのは誰?・・・と。
「お兄ちゃん。お兄ちゃんみたいになる。」
なのに、父親によって兄と隔離されてしまった・・・。
そして、あの日事件が起った。父ジュンミンがイ・ジュニョンに殺された日です。
ミンは窓から逃げ出し、停まってた車の中に隠れました。それが、ジュニョンの車だったんです。そのまま拉致されてしまったわけです。
ヒョンンが気づいて追いかけたけど、無理でした。
ミンは・・・チョン弁護士は、兄が自分を捨てたと思ったのです。イ・ジュニョンに渡した・・・と。
どちらも本当に幼い時です。事情が理解できないのは仕方ないけど・・・。
黙り込んだ様子を見て、よほど初恋の人が好きだったんですね・・・とジアンは言いました。
「実は、その人に、時々会います。でも、その人は僕に気づきもしない。」
と、チョン弁護士。
「それなら、自分から声をかければいいわ。自分の事を憶えているか、聞くんです。」
「いいえ。ゲームなんです。」
と、チョン弁護士。きっと憶えている・・・と思っていました。思い出す切っ掛けをつくっても、ヒョンは冷淡でした。
では、次はどー出る?
ヒョンはイ法医官に、死体なき殺人の方法を問いに行きました。
部長検事は、ジュニョンは無数の死体なき殺人の容疑者だった・・・と言っていました。
どうして死体が発見されないのか?・・・とヒョンは考えていたのです。
「連続殺人犯が死体なき殺人をするなら、死体をなくす自分なりの方法があるはず。」
と、イ法医官。
ナ社長から連絡が入りました。
以前、ヒョンが事件現場に残されていたかなり変わった絵の作者等を調べてほしいと頼んでいたのです。
この絵、チョン弁護士が書いてますけど~っ
美術品の輸出入をしてる知人の、そのまた知人が、絵を見た事があると言ったそうな。
曖昧な情報ですが、とにかく知人の知人というのは、インチョンの方のファコ物流の社員らしいということです。
ヒョンはすぐさま、ファコ物流にアルバイトに入りました。
そこで、荷物の積み荷作業をし始めたんですが、荷物を調べてて、あっという間に怪しい荷物を発見。
崩してみると、何と中から女性の死体が
この事件捜査は特別捜査チームが指名されました。
ジアンたちが行ってみると、そこに居たのはヒョン。
被害者はファコ物流の女性社員でした。
社員に事情聴取し、あっという間に容疑者逮捕ですよ。
ヒョンは、死体なき殺人の方法がこれでは?・・・と考えていました。
つまり、犯人から指示された運搬担当の者が、死体を荷物として船に乗せ、荷札等に印のついた荷物を海の真ん中に捨てる・・・。それが、死体を隠す方法だと。
ジアンは、ヒョンがイ・ジュニョンの手がかりを得るために、この会社に来たと思っていました。
「僕が捜しているモノが何か分からない。」
と、ヒョン。知らない方が良いのかも・・・とも。
「パートナーよね?いつ正直に話すの?」
と、ジアン。
「僕も聞きたい。イ・ジュニョンを捕まえたらどうするつもりだ?」
ジアン、つい最近テヨンからも同じことを聞かれたのを思い出しました。
報復殺人をした気持ちは誰よりもよく分かる・・・とジアンはテヨンに言いました。同じような境遇だったからです。殺人犯の子供として生きて来たということです。
「だから、そんな方法を選んでほしくなかった。」
そう言ったジアンに、テヨンは言いました。
まだ、自分をそう言う境遇に陥れた本人、イ・ジュニョンにあった事がないと聞き
「そいつに会うまでは決めつけないでください。どの選択をするかはその瞬間まで分からない。」
確かに・・・。犯人と会った時の気持ちは、やはり同じ状況になった者でしか分かりませんよね。
ジアンも、何も答えなかったようです。
捕まった犯人チャン・イルジュは、あっさりと殺人を自白。
ほっとしたチーム長たちが取調室を出た時、ヒョンが入って内側から鍵をかけました。
モニターの電源を落とし、録音も録画も出来ない状態にして、イルジュに尋問しました。
全て知ってるから話せ・・・とヒョン。
ためらうイルジュに、調書に記録される事は無く、刑務所少しでも楽になるよう手を貸す・・・と言いました。
「お前は運搬係だろ?死体を運んでいたら女性社員にばれて偶発的に殺したんだろ?」
そうです・・・とイルジュ。
イルジュは、何が入っているか知らずに、荷物を他の美術品に紛れて運び込むのが彼の仕事。そして他の者が海の真ん中で箱を捨てる。そういう運びとなっていたのです。
ある時、その中に死体が入っているのを知ったイルジュ。死体にある印が書かれているのも知っていました。
最近の死体が部長検事だったことも覚えていました。
イルジュは指示された電話の声しか相手を知りませんでした。
そして、ですよ。
警察署でチョン弁護士とすれ違って、声を聞いた時、思わず振り返ったんです。
チョン弁護士も、気づいて振り返っていました。
きゃぁ~っ
パク・ポゴムくんが結構お気に入りの私。これまで冷静で感情をあらわにしないけど、良い人、真面目な人を演じて来てたポゴムくんが、今回は、不気味な役です。これまた良いです