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余談ですが、この作品で双子を演じてるファン・ジョンウムさんとパク・ソジュンssi。最新のドラマ「彼女は綺麗だった」では恋人同士を演じてるとか。これまたどんな雰囲気になるのか、楽しみです。
どこか視聴可能な局で放送してくれないでしょうかねぇ
リジンがあまりにも力を込めて握ったので、ドヒョンは怒りました。
「痛いじゃないか
」
その姿を見たリジンとアン室長は、声をそろえて聞きました。
「シン・セギ
」
「チャ・ドヒョンです
」
このくだりが笑えました
つまり、これまでドヒョンは感情を表に現さない人だったってことです。辛くても悲しくても、怒りがわいても、嬉しくても・・・。
リジンによって、初めて正直に感情をあらわにする事が出来た・・・ということです。
「心を開かず、情も移さず、偽悪を貫き通す自信はありますか?いつも我慢して自分を抑えて来た副社長が怒る姿を初めて見ました。副社長を素直にした人派11年間で初めてです。だから、彼女を手放さないでください。」
アン室長は、そう言いました。
リジン、契約の条件が家では同居して、会社でも偽の秘書として24時間の監視だと知って、逃げ出そうとしました。
でも、捕まっちゃって
物凄く多額の契約金を提示され、結局、条件を飲む事に。
リジンが秘密の主治医になったことは、アン室長からソ会長に報告されました。
素性を調べるよう言われ、そんな必要は無いと言いかけたけど、ソ会長自ら調べましょうか?・・・なんて言われたら、自分が調べた方がマシですわな。
ところで、チェヨンがドヒョンの見合いを邪魔した話しは、ギジュンの耳にも入りました。
ドヒョンが後継者候補となり、チェヨンはパニックになってる、他の女に渡したく無くて見合いを邪魔したけど、相手にされなかった。ギジュンの婚約者のくせに・・・という噂と一緒に。
激怒して当たり前ですわな。
婚約発表して噂を払拭しようと言うギジュン。
でも、チェヨンはギジュンの言いなりにはならない・・・と言い切りましたよ。
彼女は、ドヒョンの気持ちを掴みかねているのです。自分を初恋の女性としてまだ想っていて、できるならばギジュンから奪いたいと思っているに違いない、なのに恋人って?見合いって?・・・てな感じ
おまけに、ギジュンや彼の両親は自分との縁談を仕事の一部としか考えてないように見えますしね。
リジンはドヒョンから他の人格や関係者についての講義を受けていました。
ソ会長をはじめとしたスンジン財閥関係者には絶対に秘密を知られてはならないと言いました。彼らの前で症状が出た場合は、ケアを頼む・・・と。
中に、チェヨンの情報もありました。
ドヒョンの気持ちをからかったリジン。
ドヒョンが何も言えない状況になった時、突然、そのチェヨンが訪ねて来たのです。ドヒョンの本心を知りたい・・・と言って。
家に入れないドヒョン。
そして、リジンを紹介したのです。これでチェヨンをきっぱりと拒絶して見せたのです。
流石に家からリジンが出て来たのを見ると、チェヨンもショックを受けました。女医の恋人というのを、イマイチ信じてなかったのかもね。
リジン母は、リオンのリジンに対する気持ちに勘付いたようです。
妹の留学を本当は寂しがってるのを知った時、もしかしたらその気持ちは兄としてではなく、異性としてのモノかもしれない・・・と思ったのです。
実際、リオンはずっと一人の女性としてリジンを見て来たようですね。
ただ、家族としての感情も勿論あるわけで。本当に複雑です。切ないです。
ところで、ドヒョンは担当となったオメガとどうにかして接触しようと試みていまして。
今度は、彼の作品の朗読会というのに、参加してみる事にしたのです。顔を知られてないオメガが、こっそりと参加する可能性もあると聞いたからです。
アン室長と、そんな話をするのを聞いたリジンは驚き焦りました。
オメガ=リオンだということは、編集長と家族だけが知る秘密だったからです。
ところが、その朗読会に、アン室長が行けなくなってしまいましてね。万が一の時のために、リジンが同行することに。
マズイじゃん。リオンには自分がアメリカに行ってる事になってますからね。会っちゃったりしたらねぇ・・・
で、会うんですよ。
一旦は、リジンが会場から逃げ出したんですが、ドヒョンが見つかっちゃって。フェリー・パクなんて呼びかけられちゃった・・・
リオンがオメガだなんて思いもよらないドヒョンは、彼からオメガに付いての情報を仕入れようとしました。
新作の話になった時、突然ドヒョンが体調を崩して倒れかかってしまいました。
内容が、自分の幼い頃の記憶と被るモノだったようです。
気を失いそうになるドヒョンを見て、リオンは慌てて水をとりに行きました。
その隙に、リジンがドヒョンを抱えて車に。
その姿をリオンが目撃したんです。見間違えようないくらいにはっきりと顔を見ちゃったね。
車の中で、必死に呼びかけるリジン。
「チャ・ドヒョンssi
返事をして
」
最初は、返事をしていたドヒョン。でも、そのうち、眠り込んだようになって・・・。
次に目覚めた時、彼は“ヨナ”になっていました
「超うるさい
何なのよ
」
あはは~っ

何度見ても、ヨナの姿は笑えます。話し方、動きが本当に17歳のミーハーな女子高生
それも、とびっきりマイペースでトラブルメーカー的な
目つきも、声も、そして勿論動きもお見事
チソンssi、素晴らしい
一番笑えたのが、走り方

車を停めさせ、走り出たかと思うと、たまたまやってたアイドルのイベント会場に乗り込んじゃった
どこから見てもきちんとした身なりの30代のアジョッシが、お姉ぇのような振る舞いで登場し、それを追っかけて来たリジンとの間で掴み合いの喧嘩になっちゃったら、そりゃぁ、注目も的にならないわけがない。
手に手に携帯で写メする女子高生たち。
撮らないで
訴えるわよ
・・・と制止しながら、必死にヨナを捕まえるリジン。
でも、逃げられちゃって。
だけど、逃げ出したヨナが電柱に衝突してそのまま意識を失っちゃった。
ドヒョンが目覚めたのは、地下鉄の改札近くのベンチ。リジンと二人とも、鼻血を止めるために鼻に栓をするという散々な格好。
「私が傍にいるから大丈夫。」
そう言うリジン。何でもない事のように言うリジンに、ドヒョンは泣きたくなるほど嬉しかったでしょう。初めて、一人で耐えなくて良いと思えたかも。
ヨナに変身した理由を聞いたリジン。
酷い苦痛を吸収してもらう時、ヨナが現れる・・・と聞いていたからです。
だから、リオンと一緒の時、何があったのか?・・・と、一体どんな苦痛が?・・・。
「酒が飲みたい。」
と、ドヒョンが言いました。1日1時間のカウンセリングを受けてと、リジンが申し入れていました。それを受けると言うのです。
ドヒョンは、まずチェヨンの事を正直に話しました。初恋の人だった・・・と。
自分に優しかったのは、ギジュンの親戚だからだと気付いた時、その想いを諦めた・・・と。
多重人格の症状が現れてからは、誰も好きになったりはしなかった。相手が危険になるからと言うドヒョン。
ただ、チェヨンに会うと、人を好きに慣れたころを思い出す。
「僕が愛したのは、チェヨンではなく、人を愛する事ができた自分自身なのかもしれません。」
「覚えていてください。2015年1月29日、夜の10時。初診スタート。」
リジンの腕時計を見ながら言うドヒョン。それは、セギと初めて会った時のセリフと被りました。
「シン・セギ?」
と聞くリジンに、気分を害したようにドヒョンが答えました。
「チャ・ドヒョンです。」
何故僕の傍に残る事にしたのですか?・・・とドヒョンは問いました。
同情ですか?僕を通してセギに会うため?
「強いて言うなら、ヨソプのせいです。」
彼は人に救いを求める時、‘ヘルプミー’ではなく‘キルミー’と。それが助けてという叫びに聞こえた・・・とリジン。
そして、この手を取ったら、もう引き返せないととドヒョンが言った時、本当にドヒョンが自分を必要としてくれていると感じた・・・と。
「他の人格たちに、これからはキルミーではなく、ヒールミーと言って・・・と。そう言っても、あなたたちは消えない。永遠にこの中で生きるの・・・と言ってあげたい。ばらばらなパズルの欠片ではなく、完成したパズルのように素敵な絵になるわ。チャ・ドヒョンという名のカッコイイ人間になるの。」
そう言って、ドヒョンの胸を指差しました。
突然ドヒョンがkissしました。
セギ?・・・という驚いた目で見つめるリジンに、優しく言いました。
「チャ・ドヒョンです。」
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