Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

始神峠

2010-03-11 | その他

今日は車で “ 熊野古道 ” へ

伊勢神宮を起点として熊野へ向かう参詣道=伊勢路=の、三重県紀北町海山区の古道、始神峠へ行ってきた


香芝から西名阪に乗ろうと思ったが、工事中でほとんど動いていない

下道を橿原~桜井~R369号で榛原から東へ向かう

山の上を見れば雪が!、そのうち道路の脇に雪が増えてくる

弁財天トンネルに向かう上り坂に入る手前から、道路にもかな~りの雪で、タイヤの跡だけ溶けてアスファルトが見えるが、それ以外は雪!雪!雪!で車の底をこすりそうだ!!

トロトロ走る、石楠花トンネル~栂坂トンネルを過ぎるて曽爾村に入ると道は乾いてる、今までの雪がウソのよう!


仁柿峠~相津峠を越えて~道の駅「奥伊勢おおだい」で少し休んで高速に乗って~紀伊長島道の駅から約10Km南へ




途中 R42号・荷坂峠のパーキングから熊野灘を望む


さらにR42号を南へ
国道沿いの駐車場へ車をとめて、古道を始神峠へ向かう




ここにも木の根道、杉林の中 ガラガラの石道や階段、途中 『 始神坂 十二曲り 』と書いた石の道標があった、標識どおりクネクネの上り坂を登ってゆく





 杉林の中を40分程登ると頂上に着いた
             
              頂上にはこんなのがあった



頂上は冷たい風がピューピュー吹いている
汗をカキカキ登ってきたが、止まると急に冷えて寒くなってくる


しかし、ここからの眺めは 『 絶景 』 である

始神峠は標高約147m、紀伊長島町と海山町の堺にあり東熊野街道の峠の中でも松本峠と並んで景勝の峠として知られていた・・・・と、峠の説明にあつた。

ここには江戸時代から明治にかけて茶屋があったそうだ。その土台の石積みの一部が残っていた




峠から東北を望む
  
  大小の島々が浮かぶ 「紀伊の松島」 です
  絶景絶景
  この熊野灘のはるか遠くに、ホントに補陀落浄土があるような気がします



北方の山麓にはJR紀勢本線とR42号線、右上方には三浦の海が一望


なぜ 昔の巡礼者たちは、熊野三山を目指して山あり谷ありの険しい道を苦労して歩いたのであろうか?

興味尽きない熊野古道でした



コメント
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