Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

天誅組義士の足跡を巡ってきました

2021-06-14 | 奈良県南部
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   血路を求め
   足の郷道より銃口の待つ  鷲家口めがけて切り込み
   散っていった義士たち
   万斛の想いを胸に 燃ゆる紅葉を血に染めながら
   彼等の脳裏によぎったのは
   新しい世の中への確信か そぼ降る時雨の心細さか
        
        ・・・・ 吉村寅太郎墓前の案内板より



奈良県吉野郡東吉野村へ行ってきました。

若い命を燃やして散った、すぐそこまで来ていた明治の夜明けを見ることなく、この山中で天誅組の義士たちは命尽きたのでした。




道の駅すぐ隣の 竜泉寺 にて





辞世の歌、 歌碑は鮮やかな緑のモミジに飾られている



寺の境内を見せてもらってたら、お茶菓子つきのお茶をごちそうしていただきました、ありがとうございます。
それに、戦死した幕府側の武士と天誅組の位牌を見せてくれました
左は、幕府側の的場喜三郎、 右は天誅組の6名
浄土へ行けば敵も味方も無くなるのだろう




竜泉寺の庭園






天誅組史跡公園、国道沿いにあります
 個人で自分の土地に史跡公園を整備したらしい



当時の人は、常に辞世の歌を用意していたのでしょうか?




木津トンネル東口より高見山を望む
天誅義士の怨念か? 青空に佇む高見山を見せてくれません





天誅組総裁 松木奎堂戦死の地 へ向かう


木津トンネル東口から林道へ入り ~ トンネルの上を山の中へ向かう



鮮やかな柿の新緑の向こうに山の中の集落が見える




急坂の狭い林道なので車を停めて歩く


振り返れば、左に廃屋 右に高見山 が見える



ブルーシートまで朽ちてしまった廃屋
家屋保護のためにブルーシートを掛けたのだろうが、それも朽ちてしまったのだろう




松本先生の墓まで まだ600mもある、
平坦地なら行けるだろうが、かなりの坂道だ、私の体力では行き倒れになるかも? 今日は諦めよう、と引き返す





山を下って 吉村寅太郎の墓へ向かう


りっぱな石碑が建っています



天誅組総裁 吉村寅太郎辞世の歌なのでしょう

   吉野山 風にみだるるもみじ葉は
           我が打つ太刀の血煙と見よ



吉村寅太郎の墓、大きな岩の前に自然石の墓石がある



すぐ傍には墓石と同じくらいの石碑、私の脳ミソでは読めません









天誅組終焉の山里には、こあじさいと黄色い花、
  若くして散った天誅組の義士たちの無念の涙花なのだろうか?





丹生川上神社へお参りして帰路につきました。




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