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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ランクル100の魅力

2007年04月12日 22時08分52秒 | 

 ランクル100ディーゼルを購入したその夜、初めてハンドルを握り、ドライブした時はしびれた。ディーゼルなのに何という、スムーズさ、軽やかさ。それまで、ハチマル(ランクル80)の振動とノイズには悩まされていたので、ほとんど同じ風貌ながら、その変貌には驚かされた。

 ハチマルもディーゼルの割には速い車だった。スカイラインを追いかけてギブアップさせたこともあった。ランクル100は、更にパワーアップした。ロケットスタートこそないものの、軽くアクセルを踏み込むだけで、高速までグングン湧き出るような加速を示す。フィーリングはガソリン車に近い。私はハチマルでは珍しいオンロード派だったかもしれない。100ではすっかりでっかい四駆のシティーカーになった。

 今や、13万kmを超えた我ランクル100だが、新車の時と大きな違いは感じられない。わずかに振動とノイズが大きくなったかどうかという程度のものだ。パワーは相変わらず、ちょっとアクセルを踏み込めば3トン近い巨体ながら、西風新都のタフな坂をガソリン車ぶっちぎりで駆け上がる。皆さんの四駆ディーゼルに対するイメージは、もたもたのパジェロが作ったものらしく、鈍足のはずが速いので驚かれる。

 マツダの中古車を乗り継ぎ、最初に新車を購入したのはスーパーチャージャー搭載のマークⅡだった。静粛でしなやかな直6エンジン。こんな高級車に自分が乗っても良いのだろうかと思った。次の3リットルマークⅡはどこからでも加速できるパンチがあり、濡れたアスファルトでは後輪が滑った。ポルシェとのシグナルグランプリでは2勝1敗と勝ち越した。しかし、速く走るだけでは神経が尖り、飽きてきた。そんな時に出会ったのがハチマル(ランクル)だった。

 魅力は何と言っても、一般の乗用車を見下ろすポジションの高さ、クルージングという名前の通り、滑るように走る快適さ、足回りとエンジンの良さ、車の性格が持つ運転者中心ドライビングである。高さでは三菱のワンボックスが少し優る。しかし、走りは遠く及ばないし、何と言ってもトラクターのような音と振動はNO GOOD。レクサスは高級感いっぱいだが、ただ走るだけの自己満足になってしまう。スポーツカーには実用性が無く、ケチな私には合いにくい。

 ランクル100が出る前に、ディーラーを通じて要望点を出した。その半分以上は満たされた。例えば、静粛さ(音、振動)、オンロードの性能、200馬力オーバー、オンロードの走り、アンテナの自動上下等々、実現しなかったのは、ディーゼルの8人乗り、5リッター・8気筒・コモンレール、4WS・小回り等々だった。ディーラーによると次のモデルはランクル200、ガソリン車は300馬力超のモンスターになるらしいのだが、私はその1年以上前にトヨタへ直接要望を出してある。何とトヨタからお礼状が届いた。ディーラーが驚いていた。

 ハチマルと100(ディーゼルどうし)はどう違うのか。何と言っても、静粛性である。振動も音も驚くほど軽減された。信号待ちでドライブに入れたままブレーキを踏んでいると多少の振動を感じる。ハチマルでは何とかしてよと思うほど振動する場合があった。高速での走行は快適そのもの。元々安定性が良かったことに加えて、ダブルウィッシュボーン、TEMSなどのせいか滑るように走る。かれこれ高級車にも乗る機会があったが、100を超える車はない。カーブでのポジショニングはきちんと決まるようになった。ハチマルでは何となく遠心力で膨らむようなところがあった。

 パワーアップした分は加速と最高速度に表れている。一旦、走り始めると十分ガソリン車に対抗できる加速を示す。2リッター以下のガソリン車では置いてゆかれるだろう。最高速度はハチマルのディーゼルが167km程度、100が190~200km程度と推定される。

 私はランクルの進化し続けるディーゼル車に興味がある。是非、5リットル8気筒エンジン、4WS、8人乗り、高さ調整・プラス15cmを実現していただきたい。

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