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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

拉致問題の行方

2008年10月19日 19時51分20秒 | 思考空間

 横田早紀江さんがブッシュ大統領に直接訴えたテレビ報道は印象的で、アメリカが何とかしてくれるとの期待が持たれた。しかしながら、状況も変わった。アメリカと日本の利害も一致しない。ブッシュ大統領が功を焦り北朝鮮をテロ支援国家指定解除したことで、当面の解決手段が失われた。

 一つ気になるのは、麻生首相が国連の演説でアメリカに行きながら、ブッシュ大統領に表敬訪問しなかったことだ。漫画麻生の「オレオレ」はしょうがないとして、ブッシュ大統領から見れば、退任前のレイムダック状況を見透かしたようで、超大国のトップとしてのプライドを大いに損ねたことであろう。軽率としか言いようが無い。

 実は拉致の問題は、元小泉首相が北朝鮮へのシャトル訪問を止めた時から、日本が行使できる解決策を逸している。私の意見が極めて少数意見であることを承知で述べれば、拉致家族は約束通り北朝鮮に戻すべきだった。拉致した北朝鮮が悪いのだから返す必要が無いとは一方的な意見だ。首相や拉致家族が北朝鮮との間を行ったり来たりする中で、少しづつ双方が歩み寄るよう努力すべきだった。しかし、済んだことで、解決は日本にとって遠い問題になってしまった。

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