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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ダーウィン進化論の論理的欠陥

2009年03月20日 19時27分27秒 | 生命

 ご存知のとおり、進化論は諸説あり、その中でもチャールズ・ダーウィンの自然淘汰説は初めて科学的に進化論を唱えた原点としてあまりにも有名である。その後も自然淘汰説を基本にして応用した説が多く出されている。そのほかに、リン・マーギュリスの共生説も説得力が有る。

 ただ、従来の進化論は表面的な現象を説明しているに過ぎない。例えは悪いかもしれないが、高専のロボット大会でパワーが有り機能の高いロボットが優勝するでしょうみたいな話である。そもそも、ロボットのメカニズムがどうなっているのかなどの本質的な議論が無い。

 ダーウィン他の進化論の欠陥は、生命体そのものの議論を無視している。私が指摘したいのは2点。一つは、進化することが自体が大前提になっていることである。生命は有機的なシステムとみなすこともできるが、通常、システムは劣化し破損することはあっても、自動的に進化することはありえない。何故、進化するメカニズムを持ち得たか、それ以前に何故、生命は現状を維持できるのかが説明されていない。

 次に、従来の進化論では何故、物質が生命体になったかが説明できていない。私は、生命体はある物質的なシステムが生命体に進化したとする説を電気学会に発表した。そのシステムとは自己保存を目的とする評価システムが有機システム(物質)に等価的に形成され、それが生命体に進化したと考えたのである。現在の科学では傷などの修復を説明できない。評価システムが有れば、破損を検知し修復できるのである。

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