宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ソウルの4日間

2010年07月24日 10時25分32秒 | 思考空間

 韓国のファッション商品調査とネット関連企業との打ち合わせのために、1年ぶりにソウルを訪れた。広島空港からインチョン空港までは僅か1時間10分。10時40分発、離陸するとすぐ朝食が出た。輝く空や羊のような雲を見ながらゆっくり味わっていると、はや陸地が見えてきた。なるほど、日本と韓国は空と海で繋がっているのだ。

 飛行機の中でエントリーカードなどを記入。機内で寝ていてこれを受け取らないと、後でひどい目に合う。飛行機の切符情報、パスポートの番号などは、肩にかける安物のバッグにメモで入れていたので、何かにつけて便利だった。パスポートは腰のベルトにつるしたシザーズバッグに入れてあり、即座に出せる。

 ヘアーリキッドを入れるチャック付の透明ポーチを出発前日、100円ショップで購入していた。20×20cmという基準で探すのはちょっと大変だった。

 インチョン空港は何しろ広い。羽田の数倍はあるように感じた。到着時間の1分前にはトランクを持って出口を出たので、お迎えの李さん(32歳の課長)と金さん(20代の女性)が間に合わない。高いのを承知の上で、ローミング可能な携帯で連絡する。空港では最初、うっというにんにくの匂いを感じたがすぐ慣れてしまう。インチョン空港からIT企業ビル群があるドクサンまではできたばかりの海のハイウエイを通って1直線。

 とりあえず、ノボテルにチェックイン。金さんと調査に出かけた。1万ウオンのプリペイドカードを持って、金さんの後を追う。地下鉄に乗り、ソウルステーションで乗り換え、東に走る電車は南大門、明洞、東大門と続く。昔は、地下鉄の表示がハングルのみで、とても一人では乗れなかったが、今では、英語の表示があり、ソウルステーション付近では日本語のアナウンスが流れる。乗り換えはTransfarの矢印を追う。

 地下鉄はとにかくめちゃくちゃ安い。1時間の行程を2往復して、5000ウオン(約385円)。タクシーは初乗り2400ウオン(約185円)安いのは交通費だけじゃない。ガソリン代が日本と同じなのを除くと、すべて安い。

 ソウルのビル群の歩道をミニスカートやホットパンツの若い女性が、ヒールのない靴でペタペタと歩く。正座しないせいか脚の形は総じてスマート。ただ、脚がきれいでも美人とは限らない。肌は白い人が多い。ビルの入口の端で立っていると、広い入り口で何故か、若い女性が鞄に当たって通り過ぎる。日本では考えらないことで何故、よけないのか金さんに聞くと、韓国人は自分が進みたいところだけを考えて、そこに誰かがいるとかはあまり考えないという。

 ファッションそのものはまだ日本、例えば銀座、原宿などが進んでいるかもしれない。しかし、積極的なデザインや色合いなどが目立つし、何と言っても安いので、これに勝るものはない。

 中心部の店では日本語を喋る店員が多い。焼肉屋では日本語の表示は当たり前。しかし、ディスカウントを求めても日本人向けにはレートが高くなる場合が多い。20%程度高いかな。金さんが店員の会話を聞いていて、後で教えてくれる。

 ノボテルは建設後時間が経過したが今でも外観は斬新だし、内部設備はリニューアルされている。3人が寝れるようなベッドで、心地よく、最初の日はアルコールの勢いもあって熟睡。テレビでは30チャンネル以上の各国の番組24時間流され、日本ではNHKなど3チャンネル、NHK番組に加えニュースなどを繰り返し放送するチャンネルなどがある。

 食事には3回誘われ、1回目はサンゲタンを食べた。7月19日はサンゲタンの日だったらしい。鶏のボディーの中にコメや野菜を詰め込み、スープで煮ている。味がついていないので塩をつけて食べる。2回目は中華料理店で肉野菜や中華丼などを食べた美味しかった。3回目は焼肉で、豚肉中心に食べたが、たれがあいこれも大変おいしかった。東大門では飲茶などを食べた。お勧めの味であった。

 正直なところ、韓国で料理の印象は悪かった。最高級の焼肉は甘いたれだったし、庶民が普通に食べる食事はとにかく辛い。唐辛子がこれでもかというほ入っていて、二口目からはただ辛いだけ。味噌汁にも唐辛子。

 4日間、ソウルの中を歩き続けて足が痛くなった。印象として、ソウルは交通費が安い。昔、タクシーは目的地と価格を交渉しなければならず、うっとうしかったが、今は手をあげれば止まってくれる。地図やホテルマンに書いてもらった住所を見せれば、GPSなどできちんと目的地に行ける。1時間タクシーに乗って、16000ウオン。(役1230円)信じられない話。

 朝食は中国もそうだがバイキング形式が多い。ご飯や日本風の味噌汁もあった。ノボテルに泊まる日本人は少ないがそれでもホテルのスタッフの何人かは日本語が喋れる。お勧めは、ノボテルが南大門などを回るバスを1日2回走らせること。バス専用レーンなどもあり結構速い。

 ソウルは上海よりははるかに安全だし、人間は中国人より信頼できるし、ホテルは親切。何を食べても安く快適でした。

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