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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

トヨタの傲慢さと凋落

2012年01月22日 17時42分34秒 | 社会・経済

 2011年の販売台数で、トヨタはGM(903万台)、VW(816万台)に届かず3位に転落。東日本大震災やタイ洪水の影響が出たとはいえ、アメリカでのバッシングなどその予兆はあった。私は25年以上トヨタを乗り継いだがもうトヨタは買わない。トヨタは怖い。

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*写真の「トヨタの闇」はビジネス社出版、「トヨタの正体」は金曜社出版

 トヨタ看板方式の本を購入していた。知人がトヨタ取締役を訪ね、同取締役が「トヨタはお客様に満足を売るのです」と語ったと聞き更に興味を深めた。当時、日産とマツダは技術が売り物でトヨタは笑っていた。中古車市場を買い支える戦略も気に入った。

 最初、中古カムリを購入、その後はマークⅡスーパーチャージャー、マークⅡ3リットル、ランクル80、ランクル100と新車を購入してきた。トヨタに疑問を感じ始めたのは、奥田元会長の「格差が生じてきたと感じるのは貧乏人の僻み」発言から。作りたい車を作るプロダクトアウトの姿勢も支持できない。

 そして、広島トヨタ西風新都店長のやくざ対応が決定的だった。広島トヨタは迷惑をかけておいて謝罪もない。それどころか、自社の不都合を葬るために、一方的に取引停止してきた。

 発端は従業員の車の傷判定。私がドアで傷つけたと言うので、トヨタに専門的な判断を依頼した。傷つけた記憶は無いし自信が有った。私が原因なら、そのまま修理する腹。ところが、トヨタのサービス担当(TS)は美人従業員の発言を全面支持し、私の言い分を全面否定した。

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 傷は横幅約1.2m、高さ幅約0.5mの間に30~40箇所入っていた。(位置、形、方向が不規則)TSは分布の広さについて、前ドアだけでなく後ろドアの可能性を指摘、高さのブレは車の前後関係で生じると主張。

 私の駐車位置は植木の枝に合わるので正確だし、前後ドアの当たるべき傷の、位置・形状・方向が一致しない。車の前後関係でドアの当たる高さが変わるなんて、小学生でもこんな無茶は言わないよ。しかし、みなさんトヨタの言うことを信用する。

 絶体にランクルのドアが当たらない部分(高さと面の角度)にもざっくり凹み傷が有る。(写真:グレーの車体の上部傷)これにはTSも何も言えなかった。(浅い傷を直した後の写真)

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 数十か所も傷を入れ、平然としているなんて私は余程のワル。大きな音に気付くはずと言うと、トヨタサービス(TS)は騒音で聞こえない場合もあると主張。静かな町の裏路地ですよ。

 納得できず、実験した。自社のカローラにランクルのドアを強く当てた(凄い音がする)が傷は入らなかった。(従業員に好意的な取締役が、より強くと要望し合計3回当てた。傷が無い事はトヨタ営業が確認、写真も提供)

 実験で、ランクルの前ドアで膨らみが大きく当たる部分は樹脂なので、相手に傷が入らない事が分かった。若いトヨタ営業は僅かな凹みが出来たと言ったが、私(老眼)は何度見ても分からなかった。

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 電話でトヨタに検証会議を求めたが拒否される。トヨタは終始高飛車。「トヨタは何も迷惑をかけていないし、何もしない。何もできない」と言う。しかし、みんなの前で犯人にされた私の立場はどうなるの。社長に会うと言い、やっと店での打ち合わせに応じた。

 私も現役時代に山ほど技術検討会などやったが、このケースはお粗末すぎてトヨタは反論できず惨敗する。(反論すれば墓穴を掘る) 責任者としてはみじめな立場に追い込まれる。気持ちは分かるがそれが仕事でしょう。

 店長(技術出身)は「トヨタは正しい、何故なら、私は従業員を信用しているから」と言う。これがトヨタ?訳が分からん。トヨタ店長と技術責任者はニコリともせず、壁のような拒否姿勢。「まるでトヨタはお役所ですね」と私は二度言った。

 絶壁に何度話しても姿勢は変わらない。私は苦悩した末にこのままでは裁判になりますよと伝えた。

 その後、何故か私が落としどころを模索する。店長は忙しいと途中で勝手に出て行く。そして後日、トヨタ営業が車検の見積もりを提案した直後、店長から私個人の携帯(かけて欲しくない)に電話があり、強引な語りで、裁判を口にしたから取引停止と宣言してきた。

 彼より営業経験のある私から見て、このケースでの顧客に対する取引停止宣言は、完全な営業的敗北であり、自滅行為だ。これが通るのだからトヨタは凄い。鍵の取り換えも正式に受注しておいて勝手に拒否された。これは契約違反。

 トヨタ車の品質は良い方だ。営業も親切で個人的付き合いも有った。しかし、やくざのような店長が出てきて、ごく普通のトラブル対応を、都合が悪いと見るや取引中止するのは怖い。二度とトヨタは買わない。

 メーカー(親トヨタ)に事情を話したが、広島トヨタに伝えただけ。会社が異なるので指示できないとの説明。唯一の救いは、メーカーの担当が一言謝罪したこと。

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 広島トヨペット(隣接)によると店長は課長クラス。私は顧客であり、年も上で、ビジネスの経験も圧倒的に多い私に対して、敬意も払わず、失敬な対応で終始した事に、憤りが収まらない。裁判したいが今は忙しい。待ってて欲しい。

 例えば、トヨタ店長が最初の挨拶で「日頃はいろいろお世話になっています」ぐらいでも言えば、ちょと展開は変わっていたかもしれない。怒鳴りたいような気持を抑えて、事実の検証を申し入れているのだから、まずは頭を下げるのが筋ではないですか。

 私の現役時代(製造事業立上げ)は部下や業者のトラブルで飛んでゆき、米つきバッタのように頭を下げた。営業マンも育成し、こんな管理職がいたら叱り飛ばした。広島トヨタの社長が本当のビジネスを知らない世間知らずということでもある。

 広島トヨタはテレビでハートフルタッチを宣伝している。名刺にもHT(多分ハートフルタッチの頭文字)を名刺の頭に大きくつけている。何がハートフルタッチか。やくざショップだから、YSをつけるべきだ。

 広島の車業者の間でも広島トヨタの評判は悪かった。例えば、技術的なことを聞こうとすると、「どこを通して物を言っとるんや」、「車を持ってきたら直してやる」(それでは商売にならない)と言われ、広島トヨタだけは取引が無いと聞いた。

 私はこのブログでもトヨタを高く評価してきた。だから、敢えてトヨタに多額の税金が研究費として注ぎ込まれている事、政府などの優遇を受けている事などには目を瞑ってきた。

 トヨタディーラーの営業力が無い事も気にならなかった。(かつてはトヨタの営業は優れていた。しかし、いつしかトヨタは営業の原点を忘れたようだ)

  トヨタは、実は多くの闇が有った。(著書トヨタの闇など)さもありなんと思い今回ブログのきっかけとなった。

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 アメリカがトヨタをバッシングした一番の目的はGM,フォード、クライスラーの救済だが、自分さえ良ければよいとの姿勢に加えて、トヨタの問題点を指摘した多くの著書も有力な背景になっただろう。勿論、盗聴などで、トヨタの傲慢さは十分分析できている

 トヨタがアメリカやアメリカ国民への貢献を考え、フェアーなビジネスを追及していたなら、絶対にバッシングされることは無かった。グローバル10(世界中でトヨタ10%シェア)の目標は良いとして、それを満たして何を実現するの?手前勝手な目標は理解されない。

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 韓国の車メーカーが、「お客様の望むものを作る」姿勢を明確に打ち出し、日本勢(顧客ニーズに関心が薄い)を凌駕しようとしている。

コメント (1)
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