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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

新国立競技場のA案採用は森喜朗・五輪組織委員長に対する明らかなあてつけ

2015年12月23日 09時55分14秒 | スポーツ
 発表によるとA案が610点、B案が608点で僅か8点の差。森喜朗氏の発言が有ってこの僅差はB案のほうが良かった事を如実に語っている。実は憎まれ役の森喜朗氏が「外側だけ見るとB案の方がいい」と発言した瞬間からA案に決まったようなものだった。これは日本人の国民性。

 もし、B案にしたかったら、もう一人芸能界あたりから悪役が出て「森のもうろくジジイは何言ってんだ、B案は中身が無い。A案の方がいいに決まっている」とか発言するしかなかった。A案は竹で編んだざるのようで、ごくごく常識的。デザインというほどのものでもない。

 あれだけ揉めたデザイン案だから、何で投票者の氏名入りで細かい点数まで発表しなかったのかが分からない。しっかりしろ!恐らく、投票者はB案の良さには気付いていたが、森喜朗氏が癪だから工期などでA案を点数水増したのであろう。してやったりだが、後味が悪い。

 そうかと言って、B案にしてもザハ・ハディド氏のオリジナルティーに匹敵するものでもない。ザハ・ハディド案を白紙にしたのは世論を気にした安倍首相の英断だった。ただ、世の中が不満を持っていたのは膨張しすぎた予算に対してだった。白紙撤回の別の案に、原案で工事予算の再見積もり競争の手も有った。

 最後に混乱させるようだが、僕の個人的な意見を言えば屋根付きで安くて早くて快適なプランは出来なかったのかね。なんか日本の最高水準の技術を集めたようなそういうドームが欲しかったね。
コメント
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