宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

緒方広島カープは強くなった!昭和55年頃の黄金期を彷彿させる 日本一の栄冠を得られるか?

2016年06月30日 14時00分50秒 | スポーツ
 勢いを増したのは巨人戦3連勝からかな。トップで交流戦に入ると、毎年撃沈するパリーグ交流試合を、パリーグ王者のソフトバンク(1勝1敗1分け)とタイとして実力を見せつけ勝ち抜いた。昨年の反省に立ち、情報を集め分析し、作戦を立てていた緒方監督のクレバーさが光る。

 メジャーリーグで活躍していたあの黒田が投げ(我が家の隣に黒田が家を建てるとの噂はデマだった)、広島を捨てたはずの新井が阪神時代以上に活躍し、オールドパワーが吠える。前田の穴を埋めたジョンソン、エルドレッドの長距離砲は破壊力が有り、ルナは繋ぎで安定している。



 何といっても鈴木誠也は交流戦で3試合連続ホームランを打ち、大器ぶりを日本中に見せつけた。驚く事に21歳の若さ。これからの広島を長きにわたり牽引する主力選手として活躍が期待される。

 振り返って、広島カープが最も輝かしく強かった時代は昭和55年頃。6点、7点は平気でひっくり返した。山本浩二、衣笠、水谷の強力トリオが爆発した。ピッチャーも外木場、池谷、川口らがいた。何と言っても山本浩二という天才バッターを擁したことが広島黄金時代の柱になった。

 古葉監督の采配は光っていた。当時は珍しかった「投手の打席にピンチヒッターを送り打順を調整する攻撃的な攻め」が成功した。日本シリーズでは2回にわたり近鉄を破った。その立役者は江夏だった。闘魂の津田投手、曲者の立川(捕手)とか、足の速い高橋とか役者がそろっていた。

 黄金期前には、安仁屋宗八が忘れられない。強烈な巨人キラーで、ある日のダブルヘッダー(1日2試合)の初戦で巨人を抑え、2試合目も登板し巨人を倒した。一人で連続2試合を投げ抜き、驚異的な体力と精神力で巨人を圧倒したのだった。

 さて、緒方広島が、セリーグ優勝する可能性が高くなったものの安心はできない。三村監督の時、自由野球で前半独走し、優勝は間違いないとの見方がされていたのに、オールスターで野村監督の暴露発言でやられ、三村監督も後半戦で欲を出したため優勝を逃した。

 緒方監督は僕のブログを見てくれたのかなと思うほど、上手な戦いをしている(前監督は明らかに読んでいない)。プロ野球の肝は甲子園野球(全試合必勝)ではないという事。強いて逆説的に書いたが、いかに上手に負けるかが肝要。ピッチャーの疲労度は細かく科学的に管理する必要が有る。

 日本シリーズで勝つには、絶対的な投手が二人欲しい。打つ方は現状で問題無いから、特に主力選手の怪我だけは気を付ける。綿密な情報収集と分析は勝敗を分ける。試合の布陣を考えたら後は選手に任せたら良い。

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする