ハルプは世界NO1というから、どの程度の差が有るか、どんな強いサーブを打つのか、どんなストロークになるのかと思っていたが、全体を通して実力は互角との印象を受けた。それ程大坂なおみは強かったし、落ち着きが有り、安定していた。
つまり、勝っていてもおかしくない試合だった。勝つ可能性はあると最後まで感じさせた。しかし、ちょっとした事で結果が異なってしまった。そのちょっとの差は、大坂がぎりぎりのエリアを狙い過ぎたところから生じた。肝心なところで際どくライン(左右とバック)を外している。
ショットを録画画面で数えたところ、大坂から見て右側のラインから20cm以内が7球、左側が6球、バックが8球となっている。なお、このうち4球はラインに乗っていると感じられ、チャレンジしたら大坂の点数になっていたはず。更に30cmぐらい外れが2球、大きく外れたのは7球だ。
因みにネットが13球ぐらい、セーフは240球ぐらい。つまり、20cm以内の外れが全体の7.8%程度(ネット除き)を占めている。これから言える事は、ラインぎりぎりを狙うのではなく、更に40cm内側あたりを狙えば30cm外れの球も含めて23球がセーフになった可能性が有る。
得意のサーブも僅かに外れるケースが多く、第2戦や第3戦のような決定的なポイントになれなかった。大坂のコントロールが非常に良かっただけに、これらの僅かな差の積み重ねが大きい。
大阪は試合後、ハレプの届かないところに打ちたかったと述べている。そうかもしれないが、ちょっと内側を狙えば余裕を持って打てるところから強い球となり易く、ハルプも振り回されるので失敗するか、イージーボールを返してくる可能性が高い。
ハルプの流石と思わせたのは、すこし浮いた球は前へ出て強振し、鋭い球を打ち込み悉く決めた事だ。精神的な強さも有る。大坂は結構ハルプを追い込んで、ブレークチャンスが有った。しかし、ハルプは耐えて、大坂の僅かなコントロールミスで救われている。
次の大会までに大坂が修正し、パワーアップしたら、世界一のハルプと言えども、現在でも力の差は無いから、十分勝てる相手だ。大坂は世界トップクラスに通用する事を示しており、これからの活躍が楽しみ。
つまり、勝っていてもおかしくない試合だった。勝つ可能性はあると最後まで感じさせた。しかし、ちょっとした事で結果が異なってしまった。そのちょっとの差は、大坂がぎりぎりのエリアを狙い過ぎたところから生じた。肝心なところで際どくライン(左右とバック)を外している。
ショットを録画画面で数えたところ、大坂から見て右側のラインから20cm以内が7球、左側が6球、バックが8球となっている。なお、このうち4球はラインに乗っていると感じられ、チャレンジしたら大坂の点数になっていたはず。更に30cmぐらい外れが2球、大きく外れたのは7球だ。
因みにネットが13球ぐらい、セーフは240球ぐらい。つまり、20cm以内の外れが全体の7.8%程度(ネット除き)を占めている。これから言える事は、ラインぎりぎりを狙うのではなく、更に40cm内側あたりを狙えば30cm外れの球も含めて23球がセーフになった可能性が有る。
得意のサーブも僅かに外れるケースが多く、第2戦や第3戦のような決定的なポイントになれなかった。大坂のコントロールが非常に良かっただけに、これらの僅かな差の積み重ねが大きい。
大阪は試合後、ハレプの届かないところに打ちたかったと述べている。そうかもしれないが、ちょっと内側を狙えば余裕を持って打てるところから強い球となり易く、ハルプも振り回されるので失敗するか、イージーボールを返してくる可能性が高い。
ハルプの流石と思わせたのは、すこし浮いた球は前へ出て強振し、鋭い球を打ち込み悉く決めた事だ。精神的な強さも有る。大坂は結構ハルプを追い込んで、ブレークチャンスが有った。しかし、ハルプは耐えて、大坂の僅かなコントロールミスで救われている。
次の大会までに大坂が修正し、パワーアップしたら、世界一のハルプと言えども、現在でも力の差は無いから、十分勝てる相手だ。大坂は世界トップクラスに通用する事を示しており、これからの活躍が楽しみ。