僕の所へ電力関係者がやくざがを差し向けたバックグラウンドが見えてきたか

　体格の良いA氏は立派な上場企業の管理者だが、仕事柄、やくざや暴走族とは接触があったらしい。昔はある種の職業ではやくざが労働者の手配を取り仕切ったという。彼が入社できた根拠もその体格の良さだ。まともな仕事をしていても、接触は避けられなかった。暴走族の社員もいたらしい。

　そのA氏が地元の電力会社関連にはやくざと関係する部門があったという。迷惑をかけないよう詳しくは聞かなかった。聞けば書きたくなる。実は、地元・中国電力の立地に関して運動を起こしていた反対派に対して右翼が押しかけたというニュースがあった。NHKでも報道された。

　誰もが電力から金が右翼に流れたと思ったことだろう。そのことと重ね合わせるとA氏の話はうなずけるのだ。A氏は信頼できるし勘違いでも嘘でもないだろう。それで、僕の所へやくざがやってきた裏の動きが、何となく読めたような気がしてきた。

　電力会社は総会屋を通じて、やくざとはつながっている。それにしても、電力関係者が他の地域のやくざを動かすのはただ事ではない。ましてやここは広島だ。ある日、そのやくざは、会社に電話してきた。会社経営していると、金集めなどで　やくざや右翼からは電話がくる。

　その時も、「忙しい」と言って一旦は切ったが、また何度もかけてきた。いつものやくざや右翼とは異なり、ちょっと腰の入った脅しをやりそうな印象を受けた。僕は「ここがどこか知っとるのか」と聞くと、「共政会か？そんなもんが怖くてやっとれるか」みたいな言い方をした。

　僕は脅しには屈しないが、ピストルや刃物を持ってこられたら困る。来るなら丸腰で来いとブログに書いたら、なんとバッティングセンターまでやってきた。その時は、他地域のやくざがわざわざ来たのかと思った。家の壁などへの大きな落書きもその流れか。

　A氏の話で、地元のやくざだったのかと思うに至り、納得できた。電力会社で総会屋と接触するのは総務部で特に総務課長だろう。取締役であれば総務課長を通じてやくざのルートもできる。そうか、電力どうしの総会屋つながりか・・と思った。

　幸い、僕も地元に戻った。僕はやくざには何の恨みもないが、同窓に元や現役の警察官もいるので、情報を流して安全性を高めるよう頼んでおこう。